事前情報からもGoogleは今年の8月頃に「Google Pixel 11」シリーズを正式発表する可能性があります。何よりGoogleのPixelにおける目標の一つとしてはブランドロイヤリティの改善で、そのためには「電池持ち」と「発熱抑制」の改善が急務となっています。
だからこそGoogleは莫大なコストをかけてまででも、効率化を優先してGoogle TensorのサプライヤーをSamsungからTSMCへ移行させたとも言われています。少なくともGoogle Pixel 10シリーズではスマホとしてだいぶ落ち着いた印象を受ける一方で、今回Android Authorityによると我慢の限界に感じる部分もあるとしています。
通信が信用出来ない。

Google Tensorに移行としてからコストカットのためか通信モデムもTSMCからSamsungに移行しており、これがGoogle Pixelの最大のネックとなっています。特に移行したばかりのGoogle Pixel 6シリーズはひどく通信関連の不具合が多発していた印象です。
とはいえ世代を重ねるごとに改善してきており、以前ほど通信関連の不具合報告はきかなくなりました。
しかも最近始まった話ではありません。何か月も前から悩まされ続けています。電話が突然切れたり、着信そのものが届かなかったりすることがあり、特にWhatsAppでの通話はほとんど信用できなくなりました。重要な通話をする時は、接続が途切れないようにWi-Fiルーターのすぐそばに立つのが習慣になってしまいました。
同サイトによると大きな原因としてはGoogle Pixel自体がWi-Fiとモバイルデータ接続の切り替えを頻繁に行うからだとしており、「アダプティブ接続」をオフにしても根本的な改善につながることはなったとしています。
常に発熱しているようなスマホ。

同サイトによると「Google Pixel 10 Pro」を約10ヶ月使ってきて不満に感じる一つ目が「通信の不安定さ」。そして2つ目が発熱で常に発熱をしているような印象を受けることだとしています。
ゲームを長時間した後や、炎天下で4K動画を撮影した後なら理解できます。しかしPixel 10 Proでは、「なんでこんなに熱いの?」と思うことが何度もありました。充電中だけでなく、自宅でInstagramを眺めたり、メッセージを返信しているだけでも熱くなります。時には熱くなり過ぎて、一度机に置いて冷ますことさえありました。私はインドに住んでおり、暑い気候であることは理解しています。
何より嫌だった部分としては発熱の原因がよく分からないことだとしています。ただこの発熱の原因として先ほどの通信の不安定さもあるのかなと思います。特にモバイルデータ接続時の消費電力が大きいので、言い換えれば発熱しやすいことになります。
信頼出来ない充電速度。

また充電中にPixel 10 Proはかなり発熱することからも充電しながらの使用は出来るだけ避けるようにしたとしています。
ある日、発熱していたPixelを充電すると、「満充電まで約4時間」と表示されたのです。4時間です。画面を見ながら、「一体何をしているんだ?」と思いました。
単純に端末が充電を推奨する温度ではなかったことからも、発熱を可能な限り抑制するために充電速度を制限したのかなと思います。何より「インド」の外気温をやばいと言われており、屋内においてもエアコンがあるかないかで状況が変わってくるのかなと思います。
とはいえ現地のユーザーからすれば自分の普段の使い方で支障が出るのであれば不満がたまっていくのも理解できます。
十分に付き合った。

最後に同サイトは以下のようにまとめています。
スマートフォンを楽しむ時間より、不具合を回避する時間の方が長くなっていました。優れたスマートフォンとは、存在を意識させないものです。電波、充電速度、バッテリー残量、発熱──そういったことを気にさせることなく、当たり前のように仕事をこなしてくれる存在です。約10か月使った今、私はPixel 10 Proから離れる決断をしました。
Pixelの弱点と言われる部分がもろに悪い方向に転んだ結果なのかなと思います。何よりGoogle Pixel 11シリーズでは5Gモデムの刷新やGoogle Tensor G6による電力効率の改善で通信や発熱は改善する可能性があるからこそ、どうなるのか気になるところです。