Xperia 1 VIIIを実際に触ってXperiaがもっと好きになった理由

毎年のように「批判」が多い新型Xperiaですが、今年は「AIカメラアシスタント」でネットのおもちゃにされた感じです。Sonyの説明不足だったことが原因であることに違いはないですが、それだけ多くのユーザーにとって「AI」は補正するというイメージが強いことがはっきりした感じです。

Googleはマジックサジェストで「提案」を進めていますが、今までのイメージを変えるにはかなり大変なのかなと思います。一方で世間の声に関係なくXperia 1 VIIIはSonyらしい端末に仕上がったと思っています。

実用性を重視するデザイン。

前モデルはサイドフレームにスリットを採用することで本体横持ちで撮影する際の指の捩れを解消しつつ、バックパネルに独自コーティングを採用することで撮影する際の光の乱反射の抑制と、撮影体験を最大化するために配慮されたデザインでした。

一方でサイドフレームのスリットは別としてもバックパネルのコーティングにどれだけの恩恵があったのか正直よく分からないです。一方でXperia 1 VIIIのカメラ配置が話題になりましたが、その理由として横持ちで撮影する際に指が映り込まないように配慮した結果との話です。

自分は基本横持ちで撮影するので、指が写り込んでしまったことは多々あります。これは多くのユーザーにとって分かりやすく恩恵を受けることが可能で、さらに独特の質感を採用したことでフィット感がすごいです。

カメラを重視している機種だからこそ、デザインにも配慮している感じで、カメラ特化型の機種でもここまで配慮しているのはXperiaくらいだと思います。

デザインより実用性を重視。

また毎年恒例ですが、Xperiaは上下のベゼルの太さが話題になります。ベゼルの方がスリムな方がカッコいいとは思いますが、それはあくまでも「デザイン」の話であって実用性に直結しているのか自分はよく分からないです。

実際に使っている時にベゼルの太さが気になることはなく、デザインとして優れていたとしても、自分のスマホを他人に自慢するようなこともないです。だからこそ実用性を重視して欲しいと思っており、Xperiaの上下のベゼルが太い理由の一つとしてはデュアルフロントスピーカーを搭載しているからです。

自分は在宅で仕事していることがほとんど、外出も少なめと引きこもりに近い生活を送っています。また自宅にいてイヤホンを使いたいと思っていないので、基本は「スピーカー」を使うことが多いです。

まして子供の面倒を見ながら仕事していることが多いので、両耳を塞ぐなんて論外ということもあります。だからこそXperiaでスピーカーが強化されるのは嬉しいところで、正直Xperiaのスピーカーの良さを知ってしまうと、他社のスピーカーは音量がデカいだけという感じです。

またSonyはスピーカーの進化に積極的だからこそ嬉しいところで、オーディオ性能は市場でもトップクラスだと思います。

iPhoneを真似しない。

そして個人的には「iPhone」をパクらないことが一番ポイントです。中華メーカーが顕著ですが、カラバリにカメラデザインと後追いしまくっており、さらにリキッドガラスを意識したUIに命名規則までと、プロモーションとしては正解なのかもしれませんが、プライドはないのかなと思います。

特に中華系のUltraは唯一無二の存在だと思っているのに、変にiPhoneを意識するからこそ台無しに感じてしまうことがあります。またSamsungでみても中華ほど露骨ではないですが、ラインナップはAppleを意識しており、さらにAppleを意識しすぎた結果開発にまで影響と、三つ折りのような素晴らしい技術を持っているメーカーだからこそ勿体無いという感じです。

その中でもXperiaはトレンドに追従せず独自路線を貫いている印象です。

弱点はファン向け。

ただ一方でデメリットがあるとすれば「ファン向け」で、本体側面の「XPERIA」のロゴや、約10年ぶりに復活となった「ゴールド」など昔からのファンを取り込むのが上手い一方で、新規ユーザーへの訴求は弱いのかなと思います。

なのでマーケティング的に正解なのか不明ですが、ファンを大切にしてくれているのかなと思います。何よりXperia 1 VIIIではSonyらしさをより強化してくれたからこそ、以前よりもっとXperiaが好きになりました。