Oppo Find X9 Ultra 比較。国内最強カメラはXiaomiとどっち?

今年はカメラスマホにとって大きな転換期となっておりOppoやvivoがUltraモデルをついにグローバル展開しておりXiaomiが先行して市場開拓していたからこそだと思います。

今回はXiaomi 17 UltraとOppo Find X9 Ultraの比較レビューを主観的にまとめたいと思います。

デザインを比較。

ディスプレイサイズにも直結する部分となりますがまずデザインを確認していきたいと思います。スペックでみればXiaomi 17 Ultraの方が縦横は僅かに大きいですが実際に持ち比べてみるとOppo Find X9 Ultraの方が持ちにくく感じその理由としては本体の厚みの差だと思います。

デザイン Xiaomi 17 Ultra Find X9 Ultra
本体サイズ 162.9×77.6×8.29mm 163.16×76.97×9.10mm
重さ 219g 236g

手持ちでみればOppo Find X9 Ultraは9.1mmに対してXiaomi 17 Ultraは8.29mmです。1mmにも満たない僅かな違いですが持った時の印象は異なり17gの重さの差も割と顕著です。

もちろんユーザーの手の大きさ次第ですが自分の手だとOppo Find X9 Ultraの方が取り回しが悪い印象でこれがオレンジになったとしてもそこまで変わらないかなと思います。

サイドフレームは両機種ともアルミかつフラット形状のマット仕上げと質感は一緒となっています。ただOppo Find X9 Ultraの方が物理ボタンが多くクイックボタンは正直なくてもいいですがSnap Keyの存在は大きくショートカットボタンはないよりあった方が便利に感じることが多いです。

本体背面を確認するとOppo Find X9 Ultraはフェイクレザーとアルミの組み合わせに対して自分は勘違いしていましたがXiaomi 17 Ultraは繊維強化プラスチックを採用しています。

ただプラスチックといってもフラット形状かつマット仕上げであることから安ぽっさはないです。Oppo Find X9 Ultraのオレンジであれば一緒で今後のトレンドになる可能性もあると思います。

カメラデザインを比較。

そして似ているようで似ていない部分がカメラデザインでカメラ部分の大きさが地味に違います。Oppo Find X9 Ultraはカメラリングこそサークル型ですがガラス部分は六角形と異質です。

ちなみにテーブルに置いた時に両機種ともカメラ部分がデカいからこそ左右にガタガタしないです。

またカメラバンプ込みで本体の厚みを計測してみるとXiaomi 17 Ultraは14.6mmとなっておりOppo Find X9 Ultraは15.4mmですがカメラバンプだけでみれば大して変わらない感じです。

あくまでも主観ですがスマホとしてみた場合Xiaomi 17 Ultraの方がまとまっている印象で取り回しは優秀なのかなと思いますがこのサイズ感になると気になるような差ではないかもです。

ディスプレイを比較。

次にディスプレイを確認していきたいと思いますが筐体サイズが大きい分ディスプレイサイズも僅かな差がありますが意外にもOppo Find X9 Ultraの方がベゼルがスリムに見えます。

個人的にはベゼルのスリムさで優劣はつかないと思っていましたがちょっと意外な結果です。

コンテンツの表示を比較。

一応YouTubeを再生してみるとOppo Find X9 Ultraの方が僅かに赤みが強い印象を受けます。ただこれは両機種ともデフォルトの状態での話でそこまで分かりやすい違いはないと思います。

ちなみに表示解像度でみるとXiaomi 17 Ultraは従来のペンタイル配列でみれば1.5KですがRGBマトリックスを採用することで従来のペンタイル配列でみた場合の2Kに相当した上で消費電力が抑制できるなどディスプレイの消費電力抑制は本体の発熱抑制にも繋がると思います。

ディスプレイ輝度を比較。

またディスプレイの視認性に直結する輝度ですが海外サイトのテスト結果を参考にするとほぼ一緒で実際に屋内で比較しても明確な明るさの違いを確認することは正直難しいです。

また高照度の環境で屋外で比較したところ明るさが調整されればほとんど一緒という印象です。

ただXiaomi 17 Ultraの方が平均輝度が高いのか調節が早いのか常に明るい印象を受けます。Oppo Find X9 Ultraは明るくなれば同程度ですが調節されるまでは明確に暗く感じます。

今回カメラのサンプルを撮りに行った時でみればXiaomi 17 Ultraの方が見やすい印象でした。

ディスプレイ Xiaomi 17 Ultra Find X9 Ultra
ディスプレイサイズ 6.9インチ 6.82インチ
表示解像度 2608×1200 3168×1440
リフレッシュレート 120Hz 144Hz
自動調節/HDR 1132nits 1156nits
耐久性 Xiaomi Shield Glass 3.0 Gorilla Glass Victus 2

その他Oppo Find X9 Ultraは最大144Hzに対応していますがゲームをやらない自分だと日常使いで恩恵を受けることはなく仮に144Hzで表示できたとしても違いが分からないかもです。

設定でみればOppo Find X9 Ultraの方が目を保護するオプションが充実していますが自分は特段使っておらず基礎的な部分ではほとんど一緒と差別化しにくくなっている印象です。

今回比較した感じだとXiaomi 17 Ultraの方が輝度の調節の差からも僅かに見やすい印象です。

基礎スペックを比較。

そして基礎スペックを確認するとAndroid 16をベースにしたカスタムUIの採用は共通です。やはり気になる部分としてはローカライズでOppo Find X9 Ultraの国内発表を待つしかないです。

OS Xiaomi 17 Ultra(国内) Find X9 Ultra(グローバル)
サポート期間 5回(メジャー)/6年(セキュリティ) 5回(メジャー)/6年(セキュリティ)
AirDropとの互換性 ×(現時点)
おサイフケータイ ×
B21/n79 ×/◯

Xiaomi 17 Ultraはおサイフケータイなどローカライズなしでグローバル版に技適をつけた感じですがOppo Find X9 Ultraは現時点でどのような対応をとるのか何ともです。

少なくとも手持ちの香港版でみれば現時点で技適はないですがXiaomi 17 Ultraのように国内の正式発表後にアップデートで追加する可能性もあるので現時点でグローバル版に技適がないからローカライズした国内専用のファームウェアを用意しているとも言えない感じです。

ただ仮にローカライズしているのであればXiaomi 17 Ultraとの明確な差別化に繋がります。とはいえその場合だと本体価格の高価格化やアップデートサポート期間の短縮とトレードオフだと思います。

Apple製品との連携性。

そしてApple製品との連携性に関しては専用アプリのインストールが必要なのは両機種とも一緒です。一方で執筆撮影時点の話になりますがOppo Find X9 UltraはAirDropとの互換性に対応しておりXiaomiに関しては現状一台も対応している機種が残念なことにない状況にあります。

おそらく今後対応すると思いますが現時点だとOppo Find X9 Ultraの方が汎用性が高いです。

またAIに関しても最低限で個人的にはAIマインドスペースがあるColorOSの方が好きです。HyperOSも以前ほど癖が強い感じではないですが自分はColorOSの方が全体的に分かりやすいです。

ストレージ Xiaomi 17 Ultra(国内) Find X9 Ultra(グローバル)
容量構成 RAM16GB/ROM512GB

RAM16GB/ROM1TB

RAM12GB/ROM512GB

RAM16GB/ROM1TB

搭載SoC Snapdragon 8 Elite Gen 5

そして容量構成に関してOppo Find X9 Ultraはグローバル版を参考にするとベースモデルはRAM12GBとなっていますが1TBモデルはRAM16GBと共通でSDカードスロットの非搭載も一緒です。

そして発熱の程度を調べるためにベンチマークを3回連続で回して負荷をかけてみました。

発熱とパフォーマンスの持続性を比較。

先日話題になった通りベンチマークスコアはあくまでも参考程度にするようお願い致します。

その上でトップスコアに関しては同じSoCでも思っていた以上に差が出た印象を受けます。

発熱 Xiaomi 17 Ultra Find X9 Ultra
1回目終了時点 41.4 41.2
2回目終了時点 43.2 50.4
3回目終了時点 45.0 47.5

一方でパフォーマンスが高いことが影響しているのかOppo Find X9 Ultraは発熱がひどいです。まだ最適化も終了していない可能性が高いとはいえ外部温度が50度を超えるのはよろしくないです。

さらにサイドフレームがかなり熱くなるので負荷をかけた状態で長時間持つのは厳しいと思います。Xiaomi 17 Ultraは前モデルの時のように熱落ちしなくなった分制御しているのかもしれません。

次にパフォーマンスの持続性を調べるためにWild Life Stress Testをしてみました。

トップスコアに大きな差がない状態とはいえ安定率でみるとOppo Find X9 Ultraは約半分です。AnTuTuと比較すれば計測終了後の外部温度にそこまで差がないとはいえ発熱体制が低い印象です。

繰り返しになりますがOppo Find X9 Ultraは発熱しても動作させることを優先している印象です。

バッテリー関連を比較。

そしてバッテリー関連を確認するとバッテリー容量でみればOppo Find X9 Ultraの方が多いです。ただバッテリー容量の差を考慮するとXiaomi 17 Ultraの方が電力効率が優れている印象です。

あとは実際に使ってみてどのように感じるかは今後しっかり試していきたいかなと思います。

バッテリー Xiaomi 17 Ultra(国内版) Find X9 Ultra(グローバル版)
バッテリー容量 6000mAh 7050mAh
充電速度 100W(有線)/50W(ワイヤレス) 100W(有線)/50W(ワイヤレス)
バッテリーテスト 19時間9分 20時間10分
充電開始30分 72% 69%
フル充電に要した時間 43分 45分

そして充電速度に関して充電開始30分はXiaomi 17 Ultraの方が僅かに速いですがフル充電に要した時間はほぼ一緒となっており両機種とも充電速度でストレスを感じにくいと思います。

一方でOppo Find X9 Ultraは国内でも純正アクセサリーが発売されていることからもワイヤレス充電かつ最大速度で充電が可能ですがXiaomi 17 Ultraは販売されていないです。

アクセサリーの充実度という部分でみればOppoの方がまだ充実しているのかなと思います。

その他を比較。

その他防水/防塵は一緒で生体認証も2D顔認証に超音波式画面内指紋センサーと一緒となっています。実際に比較してみても特段差はなく自分の指紋であればストレスに感じることは全然ないです。

次に音量を70%に設定した上でスピーカーテストをしてみました。音量は僅かに負けているように感じますが音質は明らかにXiaomi 17 Ultraの方が優秀です。

カメラを比較。

最後にカメラを確認していきたいと思いますが同じUltraでもコンセプトが明確に違います。

カメラ Xiaomi 17 Ultra Oppo Find X9 Ultra
超広角 JN5(50MP 1/2.76) LYT-600 (50MP 1/1.95)
広角 OVX10500(50MP 1インチ) LYT-901(200MP 1/1.12)
望遠 HPE(200MP 1/1.4) OV52A(200MP 1/1.28)
望遠 JNL(50MP 1/2.75)
光学ズーム 3.2〜4.3倍 3/10倍
デジタルズーム 120倍

Xiaomi 17 Ultraは超大型望遠を一つ搭載しつつ3.2倍から4.3倍はシームレスズームです。一方でOppo Find X9 Ultraは超大型望遠に加え内蔵テレコンとして光学10倍望遠もあります。

あとは周辺アクセサリーとしてXiaomi 17 Ultraはカメラキットが用意されていますがテレコンはない感じでOppo Find X9 Ultraはカメラキットとテレコンのセットのみがあります。

とりあえず写真のサンプルを撮影してきたのでご確認下さい。

超広角で撮影。

今回のサンプルはXiaomi 17 Ultra/Oppo Find X9 Ultraの順番になっているので予めご了承下さい。

今回のサンプルでみるとXiaomi 17 Ultraはフリンジが発生しています。

広角で撮影。

今回のサンプルはライカバイブラントモードで撮影していることもあり、Xiaomi 17 Ultraの色味はすごいです。

僅かにXiaomi 17 Ultraの方がセンサーサイズが大きいとはいえ、取り回しに大きな違いがないです。

色味の違いで完全に好みが出ると思っており、Oppo Find X9 Ultraのようにマスターモードと通常モードで分離してもらった方が個人的にはありがたいです。

ポートレートで撮影。

かなり風が強かったこともありXiaomi 17 Ultraはブレちゃいました。

最短撮影距離はほとんど変わらない印象を受けます。

次に2倍で撮影してみました。

フォーカス精度や最短撮影距離にほとんど違いはないですが色味に違いがあります。

次にXiaomi 17 Ultraは3.2倍でOppo Find X9 Ultraは3倍と光学ズームで撮影してみました。

センサーサイズの差もあるのかOppo Find X9 Ultraの方が僅かに寄りやすい印象です。

次にXiaomi 17 Ultraにとって最大となる6倍で撮影してみました。

Xiaomi 17 Ultraはデジタルズームの割にはかなり良さげです。

ちなみにOppo Find X9 Ultraは最大10倍の撮影に対応しています。

望遠で撮影。

次にXiaomi 17 Ultraは3.2倍でOppo Find X9 Ultraは3倍で撮影してみました。

次にOppo Find X9 Ultraにとってインナーズームとなる6倍で撮影してみました。

そして10倍で撮影してみましたが色味にかなりの違いを確認出来ます。

次に30倍で撮影してみました。

50倍になると両機種とも加工感が強いですが、Xiaomi 17 Ultraの方がノイズが強い印象を受けます。

最後に100倍で撮影してみましたが想定していたほど差がない印象です。

望遠で中距離撮影。

次にXiaomi 17 Ultraは3.2倍でOppo Find X9 Ultraは3倍で中距離撮影をしてみました。

色味の違いがはっきりしていることを確認することが出来ます。

次に倍率を変えずに接写をしてみました。

Oppo Find X9 Ultraの方がボケ感が強く臨場感のある写真が撮れやすいです。

次にOppo Find X9 Ultraにとって光学となる10倍で中距離撮影をしてみました。

流石にXiaomi 17 Ultraの方がノイズが多い印象を受けます。

そして倍率を変えずに接写してみました。

またOppo Find X9 Ultraの方が自然な印象を受け、今回試した感じだと10倍を使うかどうかで機種の評価が分かれるのかなと思います。

マクロモードで撮影。

次にマクロモードで撮影してみました。

Oppo Find X9 Ultraの方が被写体に寄りやすい上に最大30倍で撮影出来るので汎用性が高いです。

超広角(低照度)で撮影。

次に低照度の環境で手持ちでサンプルを撮影してみました。

超広角だと比較にならない感じでXiaomi 17 Ultraの方が圧倒的にノイズが多いです。

広角(低照度)で撮影。

Xiaomi 17 Ultraはナイトモードが自動判定の割にはかなり明るく撮れる印象を受けます。

Xiaomi 17 Ultraは色味が照明にかなり影響を受けている印象を受けます。

望遠(低照度)で撮影。

まず2倍で撮影してみました。

次にXiaomi 17 Ultraは3.2倍でOppo Find X9 Ultraは3倍で撮影してみました。Oppo Find X9 Ultraの方がノイズが少ないことを確認出来ます。

そして6倍で撮影してみましたが、明確にOppo Find X9 Ultraの方がノイズが少ないです。

最後に次にXiaomi 17 Ultraはインナーズームとなる8.6倍でOppo Find X9 Ultraは光学となる10倍で撮影してみましたが明確な差を確認出来ます。低照度のズームの使用頻度でも評価が変わるかなと思います。

まとめ。

今回はOppo Find X9 UltraとXiaomi 17 Ultraの比較レビューをまとめてみました。現時点でOppo Find X9 Ultraが国内で正式発表されていないため何ともですが香港版の価格をベースに考えればXiaomi 17 Ultraの方がほぼ間違いなく安いのかなと思っています。

Xiaomi 17 Ultra Oppo Find X9 Ultra
512GB 19万9800円 23〜25万円?
1TB 21万9800円

これにローカライズがあれば価格差がさらに広がる可能性があり25万円は見ておきたいところです。あとはOppo Find X9 Ultraの予約特典がどれだけ充実しているか次第なのかなと思います。

今回比較した感じだとXiaomi 17 Ultraの方がスマホとしてはバランスが良さげに感じます。一方でカメラはあくまでも自分の使い方だとOppo Find X9 Ultraの方が相性が良く感じます。

特に明確に役割分担された2つの望遠の方が光学シームレスズームよりも汎用性が高く感じます。