衝撃的な発言。スマホ買い替え。最も最適なタイミングは「昨日」

AIの需要が市場問わず世界全体で高くなっていることもありAI用のデータセンターの建設ラッシュとなっておりその影響として高品質かつ大量のRAMやストレージが必要です。

その結果スマホ向けのRAMやストレージが供給不足となっておりコストが上昇しています。今回はスマホの買い替えについてNothingのCEOであるカール・ペイしが言及していたので主観的にまとめたいと思います。

コスト上昇が止まらない。

NothingのCEOであるカール・ペイ氏はRAMやストレージのコストが急騰している状況に対して以前メーカーが取る選択肢は値上げかスペックダウンの2択になると指摘しています。

少なくとも同氏の発言以降に登場した機種でみれば最新世代でスペックダウンは見栄えがかなり悪いので多くのメーカーが値上げを選んでいる印象ですがエントリーモデルの一部はスペックダウンをしつつ出来るだけ値上げ幅を抑制しており、低価格帯ほど厳しい状況です。

ちなみに今年の第3四半期にはRAMのコストが第2四半期対比で追加100%になるとの予測です。

なので今年の上半期と下半期でもコストが全く違う可能性がありますが一部アナリストによると市場がこれ以上の値上げは耐えられないことからも当初の予測よりもだいぶ早く2026年の年末頃までにはピークを迎える可能性があると言われており、コスト急騰はある程度落ち着くかもしれません。

ただメーカーとサプライヤーのニーズが一致することからもピークを過ぎたしても急激なコスト増加の可能性は低いとしてもコストが高止まりした状態を継続する可能性があります。

なので少なくともピークが過ぎても安くなるとは思わない方がよく高くならないだけです。

今や最も高い「部品」

そして今回同氏によるとスマホにおける最も高価なコンポーネントは今やRAMと指摘しています。もちろん物によると思いますがRAMが今やSoCやディスプレイよりもコストが高い状況でさらにひどいとハードウェア全体におけるコストの約半分をRAMが占めていると指摘しています。

ちなみにNothing Phone (4a)でみると製造を決定した時と発売された時のRAMのコストを比較すると2倍になったとしており現状だとさらに2倍とコストが増えるペースがやばいです。

少なくとも同氏の予測よりもRAMのコスト増加のペースが異常なほど速いとしています。またスマホの価格は今も上昇しており来年になっても上昇を続けると指摘しています。

この状況になってユーザーが一番難しいと思うのはスマホの買い替え時なのかなと思います。

より「良い」ものを、より「長く」

ある調査結果によるとユーザーのニーズは$500以上のプレミアムモデルに徐々に集中との話でその理由としてはちょっとでもいい製品を購入して出来るだけ長く使いたいとのニーズが強くなっているとの話で今までエントリーを買っていた人がミドル以上を購入する感じです。

この需要が増えるのは納得ですが注意点としては単純に価格だけで判断してはいけないことです。

例えば今までは3万円くらいの機種を購入していたのをよりより良い製品が欲しいと思って5万円前後の機種を選ぶと仮定した場合2万円前後の価格差があっても同じエントリーモデルの可能性があるので1〜2万円程度の追加投資ではミドルレンジにランクアップ出来ないかもです。

一概に言えませんが今のスマホの値上がりは進化に対しての値上げというよりは部品のコストが上昇しているからこその値上げで価格と進化がそこまで紐づいていない印象です。

なので3万円と5万円の機種でみれば2万円の価格差があってもほぼ進化していないかもです。なので最初のより良いものが欲しいとなった時今までは3万円くらいだったのを6~8万円前後に格上げするという感じでそれなりの追加投資はどうしても必要になってくると思います。

「インフレ」なんて可愛いレベル。

うちの親とかを見るとスマホ市場の現状を知らないことからもニュースでよく言われているインフレがやばいとか言っていますが要因の一つだとしてもそこまでの影響じゃないです。

インフレという言葉が可愛いくらいのペースで今のスマホは値上がりしている感じで今までと同じ価値観だと厳しく良い物を買いたいのであればより調べる必要があると思います。

ほとんどの人は数年ぶりの買い替えだと思うのでショックを受けると思いますがミドルレンジが10万円を超えそうな時代に突入しそうなのでランクアップを狙うなら+5万円は必要かもです。

値上げ回避が難しい状況。

また同氏によるとRAMを少しでも早く入手ししたいと考えるメーカーが多い中で供給不足なのでそういうわけにはいかないとしており購入するというより割り当てられるとしています。

もちろん契約に基づいてると思いますがメーカーが欲しいタイミングに欲しかった数量が欲しかった価格で供給されるのではなくサプライヤーのタイミングで供給できる数をその時の価格で供給されるとしてメーカーとしても現状を回避しようがないとしています。

Appleのように莫大なコストを払うことで優先的に供給してもらう契約をしている場合は別の話になると思いますが多くの場合はそこまで強気の契約はなかなか出来ないと思います。

「待つ」のは得策ではない。

そして同氏によるとスマホの買い時に必要なこととして本能的に前倒しで購入することです。キャリアで分割払いをしていたとして残債が残り数回部分であれば繰り上げ返済して欲しいと思えるスマホを少しでも買った方が安く購入できる可能性があるとしています。

個人的にはかなり印象的な表現だと思いますが最適な買い時は昨日だったかもしれないと指摘しており次のタイミングは今だったかもしれないと待つことにメリットはないとしています。

また今年のホリデーシーズンにおけるセールはユーザーが待望しているような割引はないと指摘しておりセールを待ってもむしろ価格改定で高くなっている可能性も否定できないです。

もちろん同氏の指摘が絶対正しいとは限らないですがNthing Phoneを開発販売している中で生身で感じることを共有してくれていると思うので大きくずれることもないと思います。

少なくとも同氏の発言を考慮すればNothing Phoneも当面厳しい状況なんだと思います。いくつかコメントを頂きましたが価格が上がりきる前に機種を買い替えてしまって今後5年近く買い替えた機種を使いつつ市場の動向をみたいとしており合理的な判断なのかなと思います。

何より現状でみれば来年になったら安くなっているかもしれないと安直な期待をしていると買い時を逃す可能性がありその場合は単純に割高で機種を買い替えることになるだけです。

ちなみにRAMの主要サプライヤーであるSamsungによると需要に対して2027年に供給が安定することは現時点で厳しいことを明らかにしており当面供給不足は継続するかもです。

繰り返しになりますがこの間は少なくともRAMのコストが高止まりしている可能性が高いです。

「時期」と「価格」のどちらが優先か。

自分のようなオタクであれば価格より機種が優先的になると思うので今ある選択肢の中で自分が欲しいと思える機種がなければ待つのもありで新製品の登場が近いのであればその機種の発表を待つのはありだと思いますが安く買うという意味では妥協が必要になります。

一方で多くのユーザーはキャリアでの分割支払いが終わるタイミングなど機種というよりは自分の買い替えのタイミングである選択肢の中から欲しいと思う機種を選ぶと思うので見方が変わってくるのかなと思っており同氏の指摘は何方かと言えばは後者の場合だと思います。

また自分の記事では何回か言及していますが少しでも安く欲しい場合はメーカーの施策に乗るのが一番で今後セールに期待出来ないからこそより予約/購入特典は重要かなと思います。

メーカーの施策の重要性。

もちろんユーザーによってはメーカーの手のひらの上で踊らされていると感じて嫌だと思うかもしれませんがその場合は徹底的に調べるか価格をある程度妥協することが前提です。

Googleが一番分かりやすい例でPixelとiPhoneユーザーほど実質負担金を抑制出来ます。これはGoogleの目的が明確ともいえ誰にでも安くするのではなくPixelとiPhoneのユーザーに買い替えてほしいからこそ下取り含めて頑張る感じ目的が明確な方が合わせやすいです。

値上げによりリセールのお得感が薄れる。

またリセールに関してiPhoneが強いことに違いはないですが本体価格が高くなっているので今まではほとんど実質負担がない状態で最新世代に買い替えができたのが今後は実質負担金がどんどん増えていく可能性もあるので手放すタイミングはしっかり見た方がいいと思います。

またAIに強い機種の方が市場価値が下がりにくくなってきているとの話でSiri AIに非対応のiPhone 17は市場価値が落ちやすく対応しているiPhone 17 Proシリーズは市場価値を維持しやすくAndroidでみればPixelやGalaxyが強くなるとも言われています。

自分は中古を買わないので調べていないですが新品かつ発売日に欲しいとなった時でみればメーカーの施策をどれだけ最大限活かすことができるかが一番重要なのかなと思います。

まとめ。

今回はスマホの買い替えについて主観的にまとめてみましたが今年は本当に高いです。正直Pixel 11シリーズは全部買いたいですが年末にかけて出る中華系はかなり厳しそうです。

何よりこれから折畳式機種ラッシュの時期で3桁万円は軽く飛びそうなので恐怖しかないです