Samsungはプロセスノードが微細化するほど歩留率に悩まされている印象です、Snapdragon 888やSnapdragon 8 Gen 1が爆熱だったのはサプライヤーであるSamsungの製造に問題があったとも言われています。
品質テストではギリギリ合格しているような個体が多く、要は不良品に近いSoCが多かったからこそ発熱しやすかったとも言われています。また歩留率は3nmに移行しても当初は改善せず、Exynos2600でようやくGalaxy Sシリーズで復活しました。
とはいえ今回Android Authorityが以下のように指摘しています。
そこで最も気になるのが「発熱問題は解決したのか?」という点です。ベンチマークでは若干温度が高めという結果が出ていましたが、今回はAsphalt Legends、原神、CoD Mobileといった人気ゲームを使って実際に検証されました。比較対象としてはSnapdragon 8 Elite Gen 5を搭載したXiaomi 17 Ultraも用意されています。
その上で今回ゲームパフォーマンステストをしてみたとしています。
発熱がしやすい。

まずから結論としてかなり厳しいとしています。パフォーマンス自体は一定水準を維持しているとはいえCoD Mobileは60fpsに制限されており、最大の問題点としてはゲーム開始時前から発熱しやすいことだとしています。
Snapdragon搭載機ではホーム画面やメニュー操作程度なら内部温度が30℃以下に収まることが多いのに対し、Galaxy S26 Plusは軽い操作だけでも30℃を超えてきます。
そして3分間のゲームテストの結果が以下のようになります。
| ゲーム(3分間テスト) | Galaxy S26 Plus(Exynos 2600) | Xiaomi 17 Ultra(Snapdragon 8 Elite Gen 5) | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 開始温度(℃) | 最高温度(℃) | 平均FPS | 開始温度(℃) | 最高温度(℃) | 平均FPS | |
| Asphalt Legends | 33.2 | 39.3 | 112.5 | 29.0 | 32.1 | 116.5 |
| CoD Mobile: BR | 32.0 | 36.8 | 59.9 | 34.2 | 36.1 | 118.6 |
| 原神(Genshin Impact) | 33.3 | 36.8 | 59.9 | 32.1 | 35.1 | 59.6 |
特にAsphalt LegendsではGalaxy S26 Plusの温度上昇が非常に大きく、Snapdragon機の約2倍のペースで温度が上がっていると指摘しています。
スロットリングも懸念点。

そしてさらに問題なのが「スロットリング」だとしています。
Asphalt Legendsを13分間プレイしたところ、平均フレームレートは113fpsから80fpsまで低下。わずか10分程度で約29%もの性能低下が発生しました。スマホが40℃を超え始めると性能が急激に抑制されていく様子が確認されており、発熱を抑えるために積極的な制御が行われていることが分かります。もちろんGalaxy S26 Plusは持てなくなるほど熱くなったり、動作不能になったりするわけではありません。ゲーム中も多くの場面で60fpsは維持できています。
その上で懸念点もあるとしており、一つ目として「発熱」するのが異常なほど速いこと。そして2つ目としてはGoogle Tensor G5ですら90fpsが解放されているゲームがGalaxy S26では60fpsに制限されていることだとしています。
地域によって格差。

最後に同サイトは以下のようにまとめています。
結局のところ、Exynos 2600は以前ほど深刻な問題を抱えているわけではないものの、依然としてSnapdragon版より熱くなりやすく、長時間ゲーム時の性能低下も大きいという結果です。MediaTekのDimensity 9500と比較しても発熱面では不利な結果になっています。
つまりGalaxy S26やGalaxy S26 Plusの主にヨーロッパに住んでいるユーザーは異なるゲーム体験に対して$799以上の出費が必要になるとしています。何より「発熱」は長年指摘されれてきたことですが、Galaxy S26シリーズが搭載しているExynos2600でも改善出来ていないことになります。