Xperia 1 VIIIで上手く撮るための「コツ」がYouTubeで公開

SonyがXperia 1から「マニュアル撮影」を強化してきたこともあり、Xperiaはどうしても素人向けではなく玄人向けというイメージが強いのかなと思います。一方でXperia 1 VIからは専用のカメラアプリを廃止して、分かりやすいシンプルなカメラアプリに統合しました。

少なくとも他社は「スマホカメラ」を開発しており、スマホのカメラに求められることを強化している一方で、Xperiaの場合は専用機の流れをそのまま踏襲している印象を受けます。

Xperiaで上手く撮る方法。

今回YouTubeにおいてXperia 1 VIIIと専用機でマニュアル撮影を比較した動画が公開されていることが判明しました。

まずこの動画における検証目的としては以下のようになります。

Xperia 1 Mark VIII の最新センサーと「コンピュテーショナル・フォトグラフィ(計算写真)」が、フルサイズミラーレス(Sony α7 IV + G Master IIレンズ)の物理的優位性にどこまで迫れるか、またiPhoneに搭載されているSony製センサーと比べてどちらが優れているかを検証しています。

専用機にXperia 1 VIIIのカメラの単純な比較という感じではなく、同じSonyが開発したカメラでありながらも、「スマホ」と「専用機」でどのような違いがあるかを検証したという感じです。

上手く撮影するためのコツ。

その上で動画内では上手く撮影するための「コツ」のようなものが紹介されているのでまとめると以下のようになります。

撮影モード 推奨基本設定・機能 高画質化・撮影のコツ
オートモード
(Auto Mode)
  • マニュアルフォーカスの有効化
  • グリッド線の表示
  • Ultra HDRの有効化
  • 顔歪み補正(超広角レンズでの人物撮影時)
  • ディスプレイを「クリエイターモード」に設定し、プロ用マスターモニター基準の正確な色味を確認する。
  • 画面タップで輝度と色温度を微調整。
  • AIカメラアシスタントのカスタムツール(コントラスト・彩度など)で好みの外観(ルック)を作成・保存する。
プロモード:プログラムオート
(Pモード)
  • フォーカスピーキングの有効化(赤などの目立つ色に設定)
  • 水準器キャリブレーションによる構図調整
  • ISO感度の手動制御
  • ホワイトバランス(AWB)プリセットの選択
  • ISO感度は画像が暗くなりすぎない範囲でできる限り低く保ち、ノイズを最小限に抑える。
  • AWBプリセット選択後、さらに詳細な「カラーグリッド」で肉眼に近い色味へ微調整する。
  • 明暗差が激しい環境ではコンピュテーショナル・フォトグラフィをONのままにする。
プロモード:マニュアル
(Mモード)
  • シャッタースピードISO感度の完全手動制御
  • ヒストグラムの活用
  • カスタムホワイトバランス(グレーカードの使用)
  • フォーカス拡大機能(虫眼鏡アイコン)
  • 保存形式:RAWまたはRAW+JPEG
  • 手持ち撮影(好条件)では、シャッタースピード 1/100 秒を基準にISOを調整。
  • 低照度・夜間撮影ではシャッタースピードを最低 1/10 秒まで落とし、ISOはノイズを避けるため1000未満を推奨。
  • グレーカードで正確な白を定義する。
  • RAW形式で撮影することで、センサーが捉えた未圧縮の豊富な光のデータを残し、現像・編集耐性を最大化する(iPhoneのセンサーデータとの比較でも優位性を発揮)。

また動画内では主にPモードとMモードのステップが詳しく解説されていますが、Sモード(シャッター速度優先オート)は、動きの速い被写体をブレずに捉えたい場合や、低照度環境での撮影時に非常に便利であると案内されています。

もちろんですがこれが絶対ではありません。ただマニュアル撮影でどのように撮影していいかわからないと思う人にとっては参考になるのかなと思います。何より肝になっているのは「クリエイターモード」で撮影することで、ディスプレイの色味が忠実じゃないと全てズレることになります。

逆にマニュアル撮影に対応している機種はあっても、ディスプレイの色味まで忠実にやっているメーカーは限定的なのかなと思います。