少なくともリーク段階では「ハード」にほぼ進化がないことからも、売れ行きは厳しくなる可能性があると言われていた「Galaxy S26」シリーズですが、韓国において歴代Galaxy Sシリーズで過去最高の予約件数を獲得するなど初動は順調に見えます。
またアメリカにおいても同様に好調と言われていますが、実際にどうなっているのかは不明でしたが、今回Counter Pointが調査結果を公開していることが判明しました。
初動は順調。

今回同社の調査結果からも、Galaxy S26シリーズの発売後6週間における累計販売台数は、Galaxy S25シリーズ対比で「13%」も増加していることが判明したとしています。ちなみに同期間中においてSamsung全体のスマホ販売台数もグローバル全体で5%の成長となっており、依然として苦戦が続く中華メーカーと比較すると対照的な結果になっているとしています。
地域別では、アメリカ・韓国・欧州の一部先進市場で2桁成長を記録し、初動需要が非常に強かった一方、中国と日本では前世代より需要が弱かったとされています。それでもグローバル全体では、発売初期として非常に堅調な販売を実現しました。
なんだかんだ売れてそうなイメージがありましたが、Galaxy S25シリーズほどの勢いは、少なくとも国内においてはないみたいです。
市場の特性。

一方で同社のAssociate DirectorであるSujeong Lim氏は以下のようにコメントしています。
Galaxy S26シリーズは「高所得層が多い市場」「キャリア販売中心の市場」「AI機能への関心が高い市場」で特に強さを見せたと分析。一方で、「価格重視市場」「SIMフリー中心市場」「ローカルエコシステム依存が強い市場」では比較的苦戦したとしています。
国内でみれば「SIMフリー中心市場」は該当しませんが、それ以外は該当している印象を受けます。またこれはGalaxyに限った話ではないですが、Google Pixelに関しても海外ではAIへの関心度が高いことからも堅調に売れ行きを伸ばしていると言われている中で、国内においてはAIに対する批判的な声が非常に多いです。
今後AIがより強化されていくとGalaxyやPixelに関しては今後どんどん苦戦していくのかもしれません。
勢いを維持できるかは不明。

最後に今後の売れ行きに関して、販売台数で見れば悪くないですが勢いという部分でみると微妙に感じてしまいます。
またLim氏は、「発売6週目に販売が反転したことで、Galaxy S26シリーズがこの初動勢いを維持できるのか疑問が出始めている」ともコメントしています。さらに欧州市場担当のJan Stryjak氏によると、欧州では Samsung Galaxy S26 Ultra が販売を大きく牽引。特に「S25 Ultraから価格据え置き」と「Privacy Display搭載」が高く評価され、Ultra比率は過去最高レベルに達したとのことです。
ただし現在は、中東情勢悪化によるマクロ経済不安の影響が欧州市場にも出始めており、今後2〜3週間でS26 Ultraの人気を維持できるか注目されるとしています。
Samsungとして重要なのは「勢い」を維持できるかどうかで、Galaxy S24シリーズ以降特に売れ行きがいいと言われている理由の一つは、販売がある程度安定していることだと言われています。
なのでGalaxy S26シリーズは今後どこまで維持することができるのか非常に気になるところです。