先日にはXperia 1 VIIIの国内イベントに参加して実機をみてきましたが、質感はめっちゃ良さげです。他社がiPhone 17 Proシリーズを意識したデザインだけではなく、命名規則などもパクリ始めている中でSonyは完全に独自路線だからこそ評価できるかなと思います。
一方でデザインに関しては賛否両論があります。リーク段階から言われていたことでもありますが、特にカメラの搭載位置です。
デザインの拘り。

まずXperia 1 VIIIでは原石からインスパイアされた「OREテクスチャ」を採用しています。つまりデザイン言語が変更されていることになりますが、上記の画像からも「板」から「塊」へとデザイン設計の拘りも変わっています。
そして、その一つとしてカメラ部分を出来るだけコンパクトにまとめられるように設計したとしています。
| 実測値 | |
| Xperia 1 VII | 11.5mm |
| Xperia 1 VIII | 11.8mm |
SonyによるとXperiaはスマホだからこそスタイリッシュであるべきだと考えており、Xperia 1 VIIIでは望遠センサーを大型化したとはいえ、カメラバンプ込みで本体の厚みを会場で実測した感じだと前モデル対比でほとんど変わらないです。

望遠センサーが前モデル対比で4倍かつペリスコープ構造を採用して、この程度の厚みに留まっていることを考えると、「スタイリッシュ」さはデザイン言語が変わっても継承されているのかなと思います。
カメラの搭載位置が中途半端に感じる理由。

そして話題となっているカメラの搭載位置ですが、この搭載位置にした理由として撮影体験の改善です。基本Xperia 1シリーズは本体横持ちで撮影することを前提にしており、例えばカメラキーは本体下部ギリギリに寄せられています。
ちなみにXperia 10 VIIは本体縦向きで撮影することを前提にしているので、同じカメラに使える物理ボタンでも配置が異なります。そしてXperia 1 VIIIで本体上部にカメラが寄せられていない理由の一つは、上記の画像からも横向きで撮影する際に指が邪魔にならないようにするためです。

中華系のサークル型ではあまりないですが、歴代Xperiaや他社の一部機種は横向きで撮影する際に指が干渉することがありました。撮影後に写真を確認したところ、指がちょっと写っていた、みたいな経験があると思います。
それを防ぐためにスペースを確保したみたいです。撮影体験を最大化させるためのデザイン設計を採用するというのはSonyらしさだと思います。
内部スペースの問題。

そしてもう一つは切実な問題でもあるのかなと思いますが内部スペースの問題もあると思います。本体上部はスマホにおいて「ゴールデンゾーン」としており、通信用のアンテナやインカメラに加え、Xperiaの場合はイヤホンジャックや大型のスピーカーユニットを搭載しています。
またベゼルを見て分かる通りデュアルフロントスピーカーを搭載していることからも、Sonyはスピーカーにかなりの拘りを持っています。Sonyの担当の方に聞いたところ、内部デザインはそれこそ0.1mm単位で無駄がないように設計しているとしています。
何よりSonyの拘りと実用性とデザインのバランスをみてカメラの搭載位置が決定されているのかなと思います。

これはGoogleが言っていることですが、内部デザインの合理化が決してデザイン全体で見た時の正解になるとは限らないと指摘しており、Sonyも考え方としては同じ方向性なのかなと思います。
またデザインをどんなに突き詰めたとしても実用性とバランスがとれるわけではありません。少なくともスマホのデザインは主観的要素が強く、正直全てのユーザーに愛されるデザインにすることは無理だと思います。
その中で、Sonyはベゼルが太いや縦長と言われても、Sonyの拘りや実用性を反映させたデザインを継続してきたのは評価できるのかなと思います。Xperia 1 VIIIのデザインもかなり拘りを感じるので、気になる人はぜひ実機をみてほしかったです。