先日にSonyは新製品発表会を開催してXperia 1 VIIIをついに正式発表しました。公開された動画の尺が5分未満と不安はありましたが内容はしっかりまとまっていた印象です。
今回はXperia 1 VIIIの国内イベントに参加してきたでの実機レポをしてみたいと思います。
物欲が刺激されるデザイン。

当初専用ケースがリークした時は質が低いレンダリング画像が溢れたこともあり新デザインはちょっと不安な部分もありましたが実際に実機を触ってみるとかなり洗練されている印象です。

まず本体上部を確認するとマイクにアンテナスリットにイヤホンジャックと非常にシンプルです。

そして本体右側面はアンテナスリットくらいですがXperiaのロゴがあるのがカッコいいです。

ちょっと記憶が定かではないですがXperia 1シリーズでは初めてなのかなと思います。また最上位モデルでみればXperia PROシリーズ以来でファンの心を刺激する感じだと思います。

次に本体右側面は音量ボタンに指紋認証が統合された電源ボタンにカメラキーを確認出来ます。

ちなみに直販版含めてミリ波に対応した影響か音量ボタンの上にスリットが追加されています。

最後に本体下部はマイクにUSB-CにSIMピンが不要なSIMトレイとお馴染みだと思います。
新たなデザイン言語を採用。

そして何よりデザイン言語刷新されており独自開発のOREテクスチャを新たに採用しています。

撮影環境があまり良くないため分かりにくいと思いますが荒目の凹凸があることを確認でき持った時にしっかりとグリップしてくれることに加え指紋も全然目立たないのはプラスです。

SonyによるとOREテクスチャを採用するにあたってサイドフレームやカメラフレームにはメタルが採用しておりアンテナスリットなどはプラスチックに加えバックパネルはガラスと異なる素材でも同じ質感を採用できるように独自技術の開発を長年進めてきたとしています。

そしてカラバリは4色展開となっておりレッドはXperia 1 VIと比較すると深みのある印象です。

次にプレス画像では正直イマイチに感じていたシルバーですが実機でみるとかなりカッコいいです。

そしてSIMフリー限定となりますがゴールドは個人的にはめちゃくちゃ好みの色味を採用しています。

歴代Xperiaを知っているユーザーこそXperia 1 VIIIのカラバリは悩ましいかなと思います。とりあえず自分は直販版のゴールドを予約していますが個人的には正解だったかなと思います。
カメラデザインも刷新。

そして大きく印象が変わった部分としてカメラデザインでスクエア型に変更されたので歴代と比較しても大きく雰囲気が違いますが実機でみるとかなり洗練されている印象を受けます。

何気に嬉しい部分としてカメラバンプがあるのは仕方ないとはいえ一部機種はカメラリングでさらに出っ張っていることもありXperia 1 VIIIはカメラリングがなくスッキリしています。

ちなみにカメラ部分をもっと左上に寄せることが出来たのではとの声もありますが一つとしては本体上部はゴールデンゾーンとも言われておりアンテナやインカメラにイヤホンジャックに加えSonyの拘りの一つでもあるスピーカーユニットの場所を十分に確保したかったみたいです。

またSonyらしいと思いますが本体横持ちで撮影する際に超広角カメラに指が重ねることが地味にあるかなと思いますが撮影体験を向上するためにスペースを確保したみたいです。

あとカメラバンプ込みで本体の厚みを計測してみるとXperia 1 VIIは11.5mmに対してXperia 1 VIIIは11.8mmと公式プレス画像でみるよりも実際には薄くまとまっている印象です。
何より1/1.56インチの望遠センサーをペリスコープで搭載していることを考えればカメラバンプはかなり抑制されている方でSonyもかなり拘ってデザインしたのかなと思います。
実機でみるとデザインはかなり良さげで従来の良さを継承しつつも新鮮味を感じます。
スペックよりも実用性重視のディスプレイ。

ディスプレイに関しては正直スペックでみれば進化がほとんどない印象ですが他社も同様です。中華系で見ると目の保護を意識した機能を充実させていますが強化というよりはより多くのユーザーのニーズに応えることが出来るという感じでどのメーカーも飽和している印象です。
| ディスプレイ | Xperia 1 VII | Xperia 1 VIII |
| ディスプレイサイズ | 6.5インチ | |
| アスペクト比 | 19.5:9 | |
| 表示解像度 | 2340×1080 | |
| リフレッシュレート | 1〜120Hz(可変式) | |
| 耐久性 | Gorilla Glass Victus 2 | |
| 輝度/GSM Arena | 1475nits(自動調節) | 1510nits |
ちなみに動画再生時などはBRAVIA譲りのチューニングが適用されるためある意味補正されます。一方で撮った写真や動画の色味などを正確に把握したい時にクリエイターモードを使う流れという感じで基本はクリエイターモードの設定を自動適用にしておくのがいい思います。
結局補正された色味でさらに補正をかけると実際と乖離する可能性があるからこその拘りです。

一方で前モデルと同様照度センサーを搭載しており周辺の明るさに合わせてディスプレイの明るさをより適切に調節してくれる感じで前モデルの時点でもシーン問わず見やすい印象でした。
基礎スペックを確認。

またソフト面に関してはAOSPに近い印象で他社と比較すればカスタマイズは最低限の印象です。一方でサイドセンスや片手モードなどより実用的な部分に力を入れているのは変わらずです。
またXperia Intelligenceですが正直前モデルから大きな違いはなかったかなと思います。ただSamsungやGoogleと大きく違う部分としては機能的側面がそこまで強くないことです。
GalaxyやPixelは機能的側面が強いのでAIを使うか使わないかはユーザー次第になります。

一方でXperiaの場合は音楽を聴いたり動画を見たりしている時に自動で適用されます。なのでスマホを使っていればAIがより快適にしてくれるので新たに何か覚える必要はないです。
Googleのような機能的側面を求めている人にとっては物足りない可能性が高く例えばMusic Proが今年の終わりにサポート終了になるからこそレコーダーアプリの実装に期待していましたが実際にはなく他社が実装している基礎的なAIツールはほとんどない感じです。
またGoogle Photoが実装している編集機能であれば使えますが他社が注力している編集機能は実装していない感じでAIをどう使いたいかでユーザーからの評価は大きく変わると思います。
容量構成は強化。

そして意外だった部分としては容量構成で供給不足の中で1TBモデルを追加するとは正直思っておらず容量構成はかなり充実した一方でコスト増加の影響もあり価格も高いです。
| 容量構成 | Xperia 1 VII | Xperia 1 VIII |
| 容量構成 | RAM12GB/ROM256GB
RAM12GB/ROM512GB RAM16GB/ROM512GB
|
RAM12GB/ROM256GB
RAM12GB/ROM256GB RAM16GB/ROM512GB RAM16GB/ROM1TB |
| 搭載SoC | Snapdragon 8 Elite | Snapdragon 8 Elite Gen 5 |
ただそれだけ大容量モデルのニーズが高いからこそXperia 1 VIIIで強化したのかなと思います。
電池持ちの底上げ。

また実際に使ってみないと何ともですが海外サイトのバッテリーテストの結果を参考にすると前モデル対比で2時間以上スコアが改善しておりスコアでみれば歴代で最強になります。
| バッテリー | Xperia 1 VII | Xperia 1 VIII |
| バッテリー容量 | 5000mAh | |
| 充電速度 | 30W(有線)/15W(ワイヤレス) | |
| Qi2 | × | ? |
| バッテリーテスト | 15時間32分 | 17時間47分 |
| 充電開始30分/フル充電に要した時間 | 51%/87分 | 50%/85分 |
電池持ちが優秀と評判のiPhone 17 Pro Maxに僅かに劣る程度なので十分なのかなと思います。よくバッテリー容量だけで電池持ちが判断されがちですが実際にそんなことはないと思います。
少なくともiPhoneをみるとその傾向が顕著でXperia 1 VIIIで改善されたのは嬉しいところです。
発熱はちょっと不安。

一方で今回のイベントで確認することは出来ませんでしたが不安な部分としては発熱です。前モデルと同様にベイパーチャンバーを搭載していますがベンチマークテストにおいてCPUの性能はかなり落ちたとしていることからもパフォーマンスの持続性はあまり良くないとの話です。
ただ急激にスロットルダウンするような感じではないことからもゲームプレイ時にいきなりカクツキが発生する感じではなく徐々にパフォーマンスが下がっていく感じになるみたいです。
個人的にはゲームをほぼやらないので問題ないですが発熱時の消費電力は気になるところです。ここは実機を入手したら自分なりの方法でちょっと試してみたいかなと思っています。
負荷をかけた時に発熱するのは当たり前で重要なのは日常使いにおいてどう感じるかです。
大幅に強化された「望遠」

次に大きな特徴となっているカメラですが望遠が大型化されたのは嬉しいところです。ネットでは早くも古いセンサーを使用しているとか批判的な声が増えていますが画角間でより安定した写真が撮れるだけでも個人的にはこれだけも非常に嬉しい進化かなと思います。
もちろん新しいセンサーを採用した方がスペック的にはいいと思いますがXperiaは瞳オートフォーカスや全画角でのバースト撮影など他社と求めていることが違うからこそ採用するセンサーに関しても求められることが違うと思っており新旧だけでは測れないと思います。

あと最近はズームにAIを組み合わせるのがトレンドということもあり加工感がかなり強めです。折角大型望遠を搭載しているのに補正しすぎで光学品質を台無しにしていると思うこともあるのでXperia 1 VIIIは140mmでどの程度現実により忠実に撮影できるのか気になります。
低照度撮影が改善。

Xperia 1 VIIの3.5倍で撮影。

Xperia 1 VIIIの2.9倍で撮影してみましたが白飛びが抑制された上で被写体のフォーカス精度もしっかりと改善していることを確認できました。
またセンサーサイズが大きくなれば当たり前なのかもしれませんがかなり重要な部分としてXperia 1 VIIIは望遠センサーが大型化したからこそ同じシーンであれば露光時間が短縮されており三脚なしでも手ブレしににくなるのは日常使う上で汎用性がかなり高くなります。

低照度の環境でボケモードでもぶれずにサンプルを撮影できたのはかなり嬉しい進化です。
新機能は面白い。

そして面白い機能としてはAIカメラアシスタントでネットで早くも炎上している感じです。
The new AI Camera Assistant* with Xperia Intelligence brings stories to life. Using subject, scene and weather, it suggests expressive options with adjustments of colour, exposure, bokeh, and lens for breathtaking photos*.https://t.co/zgSQ9MLWFP#SonyXperia #Xperia1VIII pic.twitter.com/1dsBeCNvhE
— Sony | Xperia (@sonyxperia) May 14, 2026
正直サンプルが良くなかったと思う一方で海外のユーザーの多くが勘違いしているように見えるのがAIという単語を使っているからこそAIで補正した結果がひどいと話題になってることです。




前モデルの時点でクリエイティブルックを採用していますがAIカメラアシスタントは簡単に言えばAIが撮影シーンを判断してクリエイティブルックをベースにしたフィルターを提案する機能です。
カメラで綺麗に撮れるようになりたいけどフィルターなどどう使っていいか分からないと思う人にざっくり言えばシーンに合わせてフィルターを提案してあげて好みのパターンを知ってもらうことを手助けする機能でどの機種でもそうですが搭載しているフィルターが全てのシーンにおいてマッチするわけではなくSonyの見せ方が良くなかったと思いますが機能としては面白いです。
繰り返しになりますがAIで補正した結果ではなくこんなパターンで撮れますよと提案する機能です。
進化がとまらないスピーカー。

また個人的にXperiaを使う上で重宝している部分としてはスピーカーでハードで進化しています。前モデルは上下でスピーカーユニットの大きさが違ったのがXperia 1 VIIIでは同じに進化しており前モデルと比較してより音の広がりがあるチューニングが可能になったとしています。
とりあえず会場でサンプルを視聴してきましたが雑音が入る状況だっとはいえXperia 1 VIIIは音の輪郭がよりはっきりしている印象を受けます。あくまでも主観ですが、低音がよりはっきりしたことに加えボーカルの声がよりはっきりした印象を受けます。
まとめ。

今回はXperia 1 VIIIの国内イベントに参加したので実機レポをざっくりとまとめてみました。実機をみるとめちゃくちゃカッコいいと思っており独自路線だからこそ物欲を刺激されます。
もちろん自分の環境で使わないと見えてこない部分もあるので今後実機を入手したらしっかりと確認したいと思っておりここ数年のXperiaが進化が分かるからこそ非常にワクワクさせてくれます。
取材協力:ソニーマーケティング株式会社