スマホの買い時は「昨日」もしくは「今」。RAMがSoCよりコスト高と異常自体

直近の情報をみる限りRAMやストレージのコスト増加の流れは、当初の予測より早く年末頃にピークを迎える可能性があると言われています。なので単純に考えれば2027年でみれば今年のように短期間でバカみたくコストが増加するとは考えにくいです。

一方で残念なことピークを迎えるからと言って今後ゆっくりとコストが下がっていくという感じではなく、需要と供給がある程度一致してしまうことからも高止まりの状態が続く可能性があると言われています。

つまりこれ以上は高くならないかもしれませんが、安くなることもない可能性があります。そしてこの状況に対してNothingのカール・ペイ氏が新たにポストしていることが判明しました。

今やRAMは最も高価な部品。

今回同氏が以下のようにポストしています。

今やRAMはスマホにおけるコンポーネントの中でも最も高価だとしており、SoCやディスプレイよりも高価で、さらにハード全体で見た時50%以上のシェアを占めることがあるくらい「高い」としています。

またNothing Phone (4a)でみた場合に、製造が決定した時と発売した時でコストは2倍に膨れたとしており、それ以降にさらに2倍になっているとしています。少なくともコスト上昇のペースが尋常ではなく、メーカーが「価格改定」で値上げするしかないのも納得出来ます。

待てば待つほど高くなる。

そして同氏は現状に対して以下のように指摘しています。

メモリ不足が起きると、多くの人は「今のうちに買いだめしておこう」と考えがちです。しかし、実際にはそううまくはいきません。供給不足の状況では、メモリは自由に買い占められるのではなく、メーカーや取引先への割り当てによって配分されます。結局のところ、その時点で提示された価格で、与えられた分しか手に入らないのです。

メーカーとしては少しでも安くRAMを入手したいところですが、そもそも供給が限定されているのでコストが高くても掴むしかない状況にあるとしています。そしてユーザーの買い替えのタイミングは、いかに前倒しにできるかだとしています。

もしデバイスの買い替えを先延ばしにしているのであれば、最適なタイミングは本来「昨日」でした。そして次に良いタイミングは「今」です。

少なくとも今年のホリデーシーズンは、これまでのような大幅な値引きは期待しない方がいいとしています。その理由としては価格上昇や供給制約の影響で、多くの人が慣れ親しんできた割引水準にはなりにくいからとしています。

値上げは当たり前。

少なくとも今年の上半期に登場したフラッグシップモデルでみれば$100近くの値上げは当たり前になりつつあります。国内で見れば「無印」が1万円前後の値上げで「最上位」が2万円前後の値上げという感じです。

これは今年の後半に登場する機種でも同様かなと思っており、Pixel 11シリーズやiPhone 18 Proシリーズも同程度の値上げになる可能性があると思っていた方がいいと思います。

また値上げ幅に違いはあれどミドルレンジモデルも同様に値上げされる可能性があります。何より利益率が低いエントリーモデルを中心として低価格モデルは今後メーカーはより開発しにくくなる可能性があります。