Google Tensor G5のパフォーマンスからもネットではかなり叩かれている印象を受けます。「性能はミドルレンジなのに価格はフラッグシップ」とよく言われますが、あるアナリストによれば、今年成長する可能性があるAndroidメーカーの一つになるとも言われています。
つまり「パフォーマンス」の高さが売上に直結するわけではないと判断することが出来ます。今回Android AuthorityによるとGoogle Pixelの世界シェアは2%程度なのにGalaxyやiPhoneなど世界トップシェアを誇る機種と同程度に話題になることを指摘しています。
Pixelが話題になる理由。

その理由として同サイトは以下のように指摘しています。
まずPixel最大の強みは「Googleが考える理想のAndroid」を体現していることです。かつてのNexusシリーズの後継的な存在として、多くのユーザーから「本物のAndroid」と認識されています。余計なカスタマイズが少なく、最新アップデートを最も早く受けられることも大きな魅力です。
Androidでは今でも「アップデートが遅い」とか「不安定」というイメージをもたれがちですが、Google Pixelはそうしたイメージを覆す存在になりつつあるとしています。
「不安定」の部分はその通りなのかなとは思いますが、アップデートではiPhoneより丁寧に配信されている印象で、何より「iPhone」よりPixelの方が快適に感じるユーザーがいることも事実です。
高性能路線ではない。

Googleの大きな転換期となっているのが「Google Tensor」に切り替えたGoogle Pixel 6シリーズのタイミングで、Googleはこのタイミングで一つのことに言及しています。
「ベンチマークでハイスコアを獲得するためのチューニングを採用していない」
実際にベンチマークで見ればSnapdragonやDimensityを搭載した機種と比較すると世代を重ねるごとに差をつけられている印象を受けます。
初代Tensorは発熱や電力効率に大きな問題がありました。現在のTensor G5では多くの問題が解消されたものの、SnapdragonやDimensityと比較すると純粋な性能では依然として見劣りします。特にゲーム性能はPixel最大の弱点の一つです。ただ実際には、多くの一般ユーザーはゲームよりもSNSやYouTube、地図、Web閲覧が中心であり、その用途では十分な性能を発揮しています。
一方で面白い部分として、Google Pixelの人気上昇がスペック競争とは逆の方向で起きていることだと指摘しています。
「安定性」による安心感。

Googleは以前のように最高のスペックを追求するのではなく、「必要な十分な製品」を目指す方向へ舵を切っていると指摘しています。その分かりやすい例として「カメラ」だとしています。
Pixelは最新の大型センサーを採用しているわけではありませんが、どんな状況でも安定して高品質な写真を撮影できます。スペックでは劣っても、実際の撮影体験では依然として業界トップクラスの評価を維持しています。こうした「確実に動く」「期待を裏切らない」という信頼性は、Pixelシリーズ全体に共通しています。AシリーズからProモデルまで体験が大きく変わらないのも特徴です。
また差別化に繋がっている要因の一つとして「AI」も指摘しています。
- 通話スクリーニング
- 迷惑電話対策
- Hold for Me
- Gemini連携
よく他社とも似たようなことをできるから意味がないと言われますが、そもそも知らず知らずに恩恵を受けている機能があります。何より同サイトによるとGoogle Pixelが急激にグローバル市場でシェアを拡大する可能性は低いとしつつも、AppleとSamsungの二強時代において「第3の選択肢」として確実に存在感を高めていることが、現在のPixel人気の理由だとしています。