Sony Storeにおいて「Xperia 1 VIII」の一部カラバリの在庫状況は不安定となっており、少なくともSonyの想定を超える需要が発生している可能性はあります。ただ現状RAMやストレージの供給不足でどのメーカーも歯痒い思いをしているはずで、Sonyも十分な在庫を用意出来ていない可能性もあります。
一方でRAM16GB/ROM512GBと上位構成を中心に売れていることを考えると、アーリーアダプターの心を上手くつかむことができたのかなと思います。先日には「おすすめ」できる人についてまとめてみましたが、今回は逆にあまりおすすめできない人について確認したいと思います。
雑に撮りたい人。

Xperia 1 IIの頃から「Photo Pro」を導入して、マニュアル撮影を主軸に進化させてきた影響もあるのか、Xperiaのオート撮影はちょっと他社と比較すると弱いのかなと思います。
Xperia 1 VIIIで実装されたRAW状態における重ね合わせ技術ですがXiaomiでみれば数年前に実装しており、Sonyの対応は決して早いとは言えません。そしてざっくりと言うとスマホのカメラは雑に撮ってもある程度綺麗に撮れることを求めている人にはあまりおすすめ出来ないです。
もちろんシーンによると思いますが、専用機とスマホで一番違う部分として「撮り方」なのかなと思います。専用機を使う人は「綺麗に撮る」ことが最優先で、上手く撮るために狙って撮ることが多い印象ですが、スマホのカメラに求められていることは日常の切り抜きです。
そのため綺麗に撮ることも重視されていますが、それ以上にいろんなユーザーが使うことからも「打率」の高さを重視されている印象を受けます。
「打率」があまり高くない。

もちろん前モデルと比較して改善しているとはいえ、例えばGalaxy S26 Ultraであれば雑に撮っても8割くらいの確率でどうにかなるシーンでも、Xperia 1 VIIIだと6割から7割の間と地味に低い感じです。
なので他社の機種と比較すると、より丁寧に撮ってあげる必要があるのかなと思います。すごくざっくりと言ってしまえば他社の機種より神経質に感じます。またカメラメーカーであるからこその拘りなのか手ぶれ補正による加工をSonyはあまり好んでいないように感じます。
手ぶれ補正がざっくり言えば「加工」であり、Sonyの場合は特に動画の場合は弱いです。また写真でみても低照度の環境だと弱いです。なのでスマホのカメラは雑に撮ってなんぼと思う人にはあまりおすすめ出来ないです。
分かりやすい写真を撮りたい人。

そして「打率」の話にもつながってきますが、2つ目としては「分かりやすい」写真や動画を撮りたい人にはあまりおすすめ出来ないです。ちなみにSonyは「現実をより忠実に撮影する」というコンセプトを採用しています。
一方で今のスマホカメラに求められるのはSNSなどで「映える」写真や動画という印象で、繊細な描写よりも色彩などがはっきりしている写真の方が好まれやすいです。
これはどっちが正解ということはなくSonyはカメラメーカーだからこそ、クリエイターのニーズを反映させているのかなと思います。なので他の機種であれば白飛びやフレアを抑制できるシーンでも、Xperiaでは発生したりします。
なので撮影する際の構図を考えてあげる必要があり、ぶっちゃけ苦手なシーンはどうしようもない時もあります。
神経質なカメラ。

少なくともXperia 1 VIIIは前モデル対比でカメラはしっかりと進化しており、正直スペックでは想像出来なかったレベルで進化している印象を受けます。なので個人的にはだいぶ取り回しが改善した印象を受けますが、それでも他社と比較すると「神経質」なのかなと思います。
AIカメラアシスタント含めて「撮影体験」を重視するカメラという感じで、ここは好みが分かれるのかなと思います。やはりXperiaを使って思うことは「スマホカメラ」ではなく、専用機に近い考え方を採用していることです。