RAMやストレージのコスト増加に加え、SoC含めたコンポーネントのコスト増加や世界的なインフレに輸送における燃料費の高騰など今や新製品を出すだけでも「値上げ要因」がかなり強めです。
先日より予約を開始しているXperia 1 VIIIに関しても前モデル対比で3万円近くの値上げとなっており、特に数年ぶりの買い替えのユーザーにとっては面をくらってしまうのかもしれません。
例えば日本での平均機種変更サイクルは4.5年で、5世代前のXperia 1 IIIでみれば約15万円だったことからも大幅な値上がりをしているように感じてしまいます。
買い時が難しい。

今回YouTubeにおいて以下のようにコメントを頂きました。
1VIIIも欲しいけど、1Vか1VIを買ってまた暫く我慢するか、1VIIIが半年して投げ売りし始めてから買うか悩んでます。取り敢えず1VIIのリコール問題があったから数ヶ月は様子見しよかな
少しでも価格を抑えようとすると「型落ち機種」や「中古」などの選択肢が増えてくるので余計に悩ましい状況になるのかなと思います。そして今回頂いたコメントで気になる部分としては「1VIIIが半年して投げ売りし始めてから買うか」です。
従来であれば発売から時間が経過するほど安売りされる可能性があり、Xperiaの直販版であれば今回のコメントであるように「半年」前後で価格改定で値下げされることが基本パターンという感じでした。
ただこの「価格改定」は従来のように必ずしも「値下げ」になるとは限らないのが今の現状です。
「値上げ」のリスク。

少なくともXperia 1 VIIはSony Storeにおいてほとんどのモデルが「入荷終了」になっています。つまり在庫がなくなり次第終売になる可能性があり、基本は生産自体も終了していると思うので、このまま価格改定を行わず終売を目指すのかなと思います。
一方でRAMやストレージのコストが異常なペースで上昇していることからも、生産を継続するだけでもコスト増加に直面します。基本値上げはネガティブなことなので、メーカーもサイレントで値上げを行っており、直近でみれば楽天におけるNothing Phone (3a) Liteが値上げされています。
少し前でみればGalaxy Z Fold7の上位構成が値上げされており、結局製造を継続するだけでコストが増加するので、従来と異なり発売から時間が経過すれば「値下げ」されるのではなく「値上げ」されるリスクもあります。
なので実際にどうなるのか不明ですが、値上げされるリスクも考慮しておく必要があります。
メーカーの売りたいときに合わせる。

正直お金がある人は「買い時」なんて気にする必要もなく、欲しいと思うタイミングで欲しい機種を買えばいいと思います。ただ多くのユーザーにとってそれは難しく、Xperia 1 VIIIのような20万円を超える機種であれば尚更です。
なので個人的には少しでもお得に買いたいと思ったなら、「メーカーが売りたいタイミングで買う」が一番分かりやすいのかなと思います。少なくともXperia 1 VIIIはSony Storeにおいて「1万5000円」のキャッシュバックキャンペーンを開催しています。
なので256GBモデルであれば約22万円から購入可能とちょっとは安くなりまし。一方でこのキャッシュバックキャンペーンは購入期間が設定されており、「2026年8月31日」までです。

つまりSonyにとってXperia 1 VIIIをまずは積極的に売りたい時期が8月下旬までということになります。なのでユーザーとしてXperia 1 VIIIを購入するなら8月までに決断した方が分かりやすいのかなと思います。
今後の販促次第ではもっと条件良く購入できる機会があるかもしれません。なのであくまでも自己判断でお願いしたいところですが以前のように「待てば安くなる」という前提は崩壊しつつあります。
むしろ待てば待つほどコストを吸収できずに値上げされる可能性もあります。なので買い時の判断はすごく難しいですが、一番分かりやすいのが「メーカーの売りたいタイミングに合わせる」ことなのかなと思います。