先日正式発表された「Xperia 1 VIII」ですが、発表直後にネットのおもちゃにされたとはいえ、例年と比較すると批判的な声が少ない印象を受けます。もちろん「価格」はネックになっているとはいえ、好きな人がとことん好きになれるようにというコンセプトをしっかり体現している印象を受けます。
ただ繰り返しになりますが、価格の高さはネックであることに違いはなく、逆にどのような人におすすめの機種なのか。
スピーカーを多用する人。

もちろん他社でもスピーカーの改善が見られますが、Sonyほどの温度感を持って進化させているメーカーは他にないと思います。あくまでも自分の今のライフスタイルだと「イヤホン」を使う機会はかなり限定的です。
普段はほとんど移動をしない生活を送っていることもあり、移動中に音楽を聴くとしても限定的です。一方で動画の編集をする時はワイヤレスイヤホンだと「遅延」が気になるので有線接続しており、さらに長時間イヤホンを装着しているのは疲れてしまうのでオーバーヘッドフォンを使っています。

ただそれ以外の場合はイヤホンやヘッドフォンを使うことはほぼないです。その理由としては子供の面倒を見ながら仕事をしていることが多く、外部音取り込み機能が優秀になってきたとはいえ、結局長時間装着していると耳が疲れてしまうのでスピーカーに依存しています。
やはりXperiaのスピーカーを使った後に、他社のスピーカーを聴くと圧倒的に物足りないです。基本他社のスピーカーは言い方を悪くすれば音量がデカいだけのことが多いです。
何より自分のように「イヤホン」より「スピーカー」を優先している人におすすめしやすいです。
AIに疲れた人。

最近スマホ市場において「AI」がトレンドであり、スマホのカメラにおいても積極的に採用されてきています。Sonyに関してもAIカメラワークなど採用していますが、コンセプトの違いもあり「補正」においては最低限という印象を受けます。
特に最近は長距離ズームにおいてAIで補正する機能がトレンドになっていますが、機種によってはバキバキに加工します。それこそ超大型望遠を搭載しているOppo Find X9 Ultraやvivo X300 Ultraもバキバキに補正をかけるため折角の大型センサーがちょっと勿体無いと思っちゃうこともあります。
もちろん撮れる写真はユーザー好みで正解はないと思います。ただ個人的には加工感が強めよりは多少見栄えは悪くても現実寄りに撮れる機種の方が好きです。

Xperia 1 VIIIIの望遠は前モデル対比で大幅に改善したとはいえ、中華系のUltraモデルには及ばない印象を受けます。ただ光学品質を重視しつつAIに過度に依存していないからこそ、Xperiaにしか撮れない写真があるのかなと思っています。
ここ最近の「AIズーム」にちょっと疲れてしまった人や、長距離撮影よりも中距離撮影までがメインの使い方の人にとってXperia 1 VIIIはおすすめしやすいのかなと思います。
Xperia 1 VIIIでは望遠が安定したことで全画角である程度安心して撮れるようになりました、これで後継機種で広角がさらに大型化すればかなり魅力的な仕上がりになるのかなと思います。
動体撮影を重視する人。

また同じくカメラになりますが、風景などよりも「人物」を撮影することが多い人におすすめしやすい印象です。SonyはXperiaを開発する際にクリエイターからのフィードバックを主軸にしています。
そしてαユーザーが特に重視している部分としてはオートフォーカスの速さとバースト撮影と言われています。これは歴代Xperiaにも継承されてきており、大きな特徴の一つとなっています。
自分は子供が走りまわっている時でも背景ボケが欲しいので「ポートレートモード」で撮影することが多いですが、Xperiaのボケモードは動体の撮影に強くないです。だからと言って今までだと望遠が弱すぎて代替として使うのも難しかったです。
ただXperia 1 VIIIでは望遠が大型化したことで、被写体との距離もよりますが光学ボケをある程度維持しつつバースト撮影も出来るのでだいぶ汎用性が高くなったと思います。
まだまだ試し切れていないですが、動体撮影においてより自分の理想に近づいた印象を受けます。