Xperia 1 VIIIは買うべきなのか? 刺さる人には相変わらず「最強」

国内でも予約が開始している「Xperia 1 VIII」ですが、Xのタイムラインを見ていると「デザイン」に関しては割と評価が高めの声が多い印象を受けます。リーク段階では「終わった」との声があったくらいですが、OREテクスチャと組み合わせたからこそ洗練されている印象を受けるのかもしれません。

一方で「価格」に関しては前モデル対比で値上がりしていますが、直近のRAMやストレージのコスト増加を考えると仕方ないと思います。とはいえ数年ぶりの買い替えになる人にとってはびっくりするような価格に感じることに違いはないと思います。

着実な進化。

まずXperia 1 VIIIの進化を「ハード」面を中心にまとめると以下のようになります。

ハードの主な進化点
望遠センサーの大型化(前モデル対比で4倍)
電力効率改善に伴う「電池持ち」の改善
スピーカーの大幅な強化
容量構成の拡充含めた基礎スペックの底上げ

ハードでみれば分かりやすい進化となっているのは「望遠」なのかなと思います。少なくとも中華系には及ばないものPixelやiPhoneやGalaxyが搭載している望遠センサーよりはかなり大きいです。

実用性を重視した進化。

一方でSonyがXperiaに求めていることは「スペック」ではなく「感動」です。このことからもスペックよりも実用性を重視した進化を中心としています。

実用性を重視した進化
本体横持ちで撮影しやすいように配慮されたカメラ配置や本体のデザイン
より一般層が楽しんで撮影できるように「AIカメラアシスタント」を実装
テレマクロがマニュアルフォーカスからオートフォーカスに変更

もちろん実機を使ってみないと分からない部分もあると思っており、歴代Xperiaをみると使ってみないと分からない良さが多めだからこそ期待しています。何より今年の機種はまだ揃っていないとはいえ、Xperia 1 VIIIはコストが急激に増加している中で、割と大胆に大きな変更を加えてきた印象を受けます。

少なくとも個人的には消極的な値上げではなく、進化させた上での積極的な値上げに感じます。

買うべきなのか?

先日の記事でも触れさせて頂きましたが、個人的には「iPhone」や「Galaxy」の方が安いからなと思う人はXperia 1 VIIIを買わない方がいいと思います。その理由としては単純でスペックや使いやすさよりも「価格優先」の思考になっているからです。

そもそもこの価格帯になってくると、購入できる人が限定的になるのかなと思っています。そしてこの価格帯の機種が欲しいと思う人は何かしらの拘りを持っているのかなと思っており、価格や表面的なスペックだけではなく、自分がスマホに何を求めているのかはっきりさせて選んだ方が後悔は少ないのかなと思います。

個人的にXperia 1 VIIIを購入したら割と満足できるかなと思う人は以下のようになります。

買って満足できる可能性が高い人
イヤホンよりスピーカーを使う人が多い人
AIなどでバキバキに補正されるカメラがあまり好きではない人
オート撮影よりもちょっと自分で調整して撮影を楽しみたい人

ここ数世代でスマホとしてだいぶ底上げされた印象で、ディスプレイ輝度で困ることもなければ、クリエイターモードとブラビア譲りのチューニングの使い分けは流石Sonyという感じです。

ソフトは本当最低限という感じで、AI含めて「ツール」的側面を求める人はあまり向かないと思います。一方でエンタメを主軸に考えている人にとっては割とたまらないのかなと思っています。

ぶっちゃけこの価格帯になると、価格への合理性を見極めるのは難しいのかなと思っています。単純に高いと「買えるか買えない」の2択になると思います。だからこそ、個人的には「欲しい」と思わせてくれる何かがあるかどうかだと思います。

デメリットがない機種なんて存在しないと思っているからこそ、メリット部分を気にした方がいいと思います。市場自体が成熟して均質化傾向の中で欲しいと思える端末であれば、価格以上の価値があるのかなと思います。

Xperia 1 VIIIを軽く触った感じですが、かなり魅力的な仕上がりに感じており、実機を入手したらじっくり試したいと思います。