正式発表直後にXperia 1 VIIIの新機能である「AIカメラアシスタント」はネットのおもちゃというべきか、炎上というべきか早速いじられていた感じになります。
Sonyの公式アカウントのポスト内容が説明不足だったことは否めませんが、逆にあれで「AI」はユーザーにどのように認知されているのかはっきり分かったようにも見えます。
実際にAIカメラアシスタントを使ってみると、ざっくりといえば今まで以上に「フィルター」を使う機会が増えた感じで楽しいです。
AIカメラアシスタントの重要性。

今回YouTubeにおいて以下のようなコメントを頂きました。
AIアシスタントは「調整する面白さ」への導線として 細かくマニュアル調整出来る機種の核へ導くやり方は上手いなと思いますね 。名の通り完全に「生成する」生成AIも勿論それ自体は素晴らしいですが ソニーの強みは何かを誤らずに認識しているからこその機能だなと感心しました。
マジでSonyが「AIカメラアシスタント」を搭載した狙いを的確に捉えたコメントだと思っており、個人的にはこれほど分かりやすいコメントはないのかなと思うくらいです。
Xperiaでは「クリエイティブルック」と言われていますが、他社で言えば「フィルター」機能で、現状フラッグシップモデルの多くは当たり前のようにフィルター機能を搭載しています。
ただ実際に使っている人がどれだけいるのか謎で、機種によっては種類がありすぎて個人的には逆に面倒に感じてしまいます。

別途フィルター機能はあるとはいえ、Xiaomi 17 Ultraで見れば「ライカバイブラントモード」で、Oppo Find X9 Ultraでみればマスターモードの実装など、フィルターを都度切り替えて使うユーザーが限定的だからこそ、各メーカーが拘っている色味でより簡単に撮って欲しいという狙いからも分かりやすく実装させているのかもしれません。
Xperia 1 VIIIのAIカメラアシスタントはこの状況の中で、簡単にいえばフィルターを提案する機能となっており、「フィルターを使う」という撮影の楽しみを知ってほしいからこそ実装したように見えます。
「完璧」よりも「好み」が優先。

先日公開したレビュー動画において、AIカメラアシスタントで撮影したサンプルにおいて「露出オーバーでひどい」というコメントを頂きましたが、当たり前の話フィルターにとって向き/不向きがあります。
だからこそSonyは調整する機能を実装しており、そもそもフィルターを変更するか、それとも調整してより自分好みになるのか選択含めて楽しみことが出来ます。レビューの関係上調節してしまったら逆に分かりにくくなると思っているので調節していないです。
何より個人的にスマホのカメラを楽しむ時に重要なのは「完璧」であることではなく、「好み」の写真が撮れるかどうかだと思います。少なくとも自分がスマホで写真や動画を撮る時は他人に見せることが前提ではなく、自分が満足出来る写真が撮れるかが重要に感じます。
あの話題になった露出オーバーのパターンは多くの人にとって「完璧」ではないのかもしれませんが、「好み」と感じる人はいるのかなと思っています。
カメラは楽しむことが最優先。

Xなどで褒めてもらえるような写真を撮ることに全力をかけている人ももちろんいると思います。ただ個人的にスマホのカメラに興味を持つようになったきっかけは「いい写真が撮れた」と実感できた時です。
それから自分のイメージ通りに撮れるか試行錯誤しつつ楽しんできた感じで、SonyとしてもAIカメラアシスタントがそのきっかけになればいいと考えている可能性が高いのかなと思います。
最初から完璧な写真を撮ることが求められる世界であれば、きっとカメラに興味がない人が、さらに興味を持つ可能性は低いと思います。何よりカメラにあまり興味がない人に楽しんでもらったり、今までフィルターをあまり使ったことがなかった人に興味を持ってもらうためのきっかけとして実装したのかなと思います。