価格差がなくても。「10」ではなくPixel 10aを選ぶ理由

結局アメリカなどと比較すると国内での発売が遅かったのか不明ですが、先日より「Google Pixel 10a」がキャリアやGoogle Storeから販売が開始しています。一方で日本限定色である「Isai Blue」に関しては5月中旬なのでもうちょい先の話になります。

国内での売れ行きは現時点で不明ですが、日本で最も売れる「Android」になる可能性があるからこそ今後の動向が非常に楽しみです。一方でPixel 10aのバランスが良ければ良いほど上位モデルに影響が出る可能性があります。

デザインの優秀さ。

今回Android Authorityが「Google Pixel 10a」を実際に数週間使った上で、価格差を無視しても「Google Pixel 10」ではなく「Google Pixel 10a」を選ぶべき理由をみつけたとしています。

その理由の一つ目としてはデザインだとしています。

まず大きな魅力は「フラットなプラスチック背面」です。一般的なフラッグシップはガラス背面+大型カメラバンプですが、Pixel 10aはフラット設計で、カメラもほぼ出っ張りがありません。マットな質感で手触りも良く、割れにくい点もメリットです。ポケットへの出し入れや机に置いた時の安定感など、日常使用での快適さが際立ちます。

また「軽さ」もポイントだとしており、Google Pixel 10aは183gに対してGoogle Pixel 10は204gと21gの差は日常使う上でかなり大きいと指摘しています。

電池持ちの良さ。

そして3つ目の理由としては「電池持ち」だとしています。

Pixel 10aは5100mAhを搭載し、Pixel 10(4970mAh)よりわずかに大容量。加えて消費電力が抑えられる構成のため、実際の電池持ちはより良好です。条件次第では半分の充電で6時間以上の画面オン時間を記録することもあります。充電速度も有線30Wに対応しています。

自分の手持ちの個体は3月や4月のアップデートで発生しているバグの影響を受けているのか、そこまで電池持ちが良いとは思えません。少なくとも手持ちでみればPixel 10aよりPixel 10の方が地味に電池持ちがいいかなと思います。

ただこの不具合が改善されるのであればまた印象が変わってくる可能性があります。ちなみにGSM Arenaのバッテリーテストを参考にすると、Pixel 10aは歴代Pixelで最も優秀なスコアを獲得しており、Pixel 10と比較しても2時間近くのスコア差があるのは大きいです。

「実用性」を重視した機種。

また日本だと関係ないですが、アメリカ向けのモデルでみるとGoogle Pixel 10aは「物理SIM」に対応している一方で、Google Pixel 10はeSIM専用モデルとなっており、海外旅行などを含めると物理SIMトレイに対応しているPixel 10aの方が汎用性が高いのかなと思います。

何よりGoogle Pixel 10aの魅力としてベンチマークやフラッグシップ機能ではなく、実用性に優れたスマホに仕上がっていることだと指摘しています。

Pixel 10aは単なる廉価版ではなく、実用性重視の選択肢として非常に完成度の高い1台です。しかもPixel 10より300ドル安いことを考えると、一部の面ではむしろ優れていると言えるでしょう。

Googleもコストバランスを見た上で、Google Pixel 10aは一般ユーザーが求める「実用性」に振り切った機種に仕上げた可能性が高いのかなと思います。コスパをよく見せると逆にバランスが崩れ実用性に欠ける可能性があります。

逆に言えばGoogleがしたいことはaシリーズを起点に考えると分かりやすく、上位モデルはGoogleが拘っているAIなどを付け足ししたものになるのかなと思います。