GoogleとSamsungは協力してAIを開発していますが、その結果お互いの売り上げに影響を及ぼすことはないのかと疑問が生じます。ちなみにGoogleの幹部によるとGalaxyの売り上げに影響は出ないと考えていることを明らかにしています。
一方でユーザーはそのような視点でみることはなく、単純にどっちがいいかで選ぶのかなと思います。その中で今回Android AuthorityがPixelを使ってみたいけどGalaxyに留まる理由について言及しています。
「アプリ」の存在。

今回同サイトによるとGalaxyに留まる理由の一つとして「Good Lock」だとしています。数年前までは韓国やアメリカなど一部市場でしか配信されておらず、日本で使いたい場合はVPNで回線を変えてインストールする必要がありましたが、数年前に国内でも開放されており簡単にインストールすることが出来るようになりました。
Good LockはSamsung公式のカスタマイズアプリで、Galaxyの見た目や挙動をかなり深いレベルで変更できます。アプリドロワーの変更、3D壁紙、クイック設定パネルの再設計、カメラ機能の拡張など、多数のモジュールを使って細かく調整できます。
また同サイトによると「Good Lock」がお気に入りの理由の一つとして、全部入りの重いアプリではなく、必要なモジュールだけを追加して使うことが可能と本体の挙動に悪影響を与えにくいことだとしています。
自由なカスタマイズが魅力。

何より「Good Lock」はオプションを追加する専用アプリという感じで、ユーザーはより自由にGalaxyをカスタマイズすることが出来ます。
例えば「Keys Cafe」ではSamsungキーボードを自由自在に変更できます。色変更、エフェクト追加、打鍵音調整、2本指・3本指ジェスチャー、さらにはキーボード配列の自作まで可能です。「QuickStar」ではクイック設定の色やサイズ、余白を調整でき、ステータスバーの不要アイコンも非表示にできます。「Home Up」ではタスク切替画面のレイアウト変更も可能で、自分は一覧性の高いグリッド表示を使っています。
一度この快適さを知ってしまうとGalaxyから離れることが難しくなると指摘しています。
需要はあるのか?

少なくとも「モードとルーチン」などGalaxy独自機能の中でもかなり有名な方で、おそらくGalaxyのフラッグシップモデルを好んで購入しているユーザーは、この豊富な「カスタマイズ」に惹かれて購入しているのかなと思います。
Good Lockの魅力は見た目だけではありません。「Display Assistant」ではアプリごとに画面消灯時間を変更可能で、「Sound Assistant」ではアプリごとの音量調整ができます。「One Hand Operation+」では左右のスワイプ操作を自由に割り当て可能で、アプリ起動、画面オフ、ポップアップ表示、音楽操作などを設定できます。
個人的にはAndroidの特徴をもっとも上手く体現しているのがOneUIなのかなと思いますが、逆にGalaxyのカスタマイズはかなり優秀なのに、他社はここを追従しないのか気になるところです。

またGoogleでみれば「AI」を組み合わせることで「自動調整」に力を入れている印象でほぼ真逆の立ち位置です。単純に考えればGalaxyのカスタマイズはニッチなニーズに応えるもので、上手く差別化に成功しているのかなとは思います。
少なくとも同サイトが指摘するようにカスタマイズにハマってしまうとGalaxy以外を選ぶのは困難になるのかなと思います。これはある意味Appleのエコシステムよりも協力だと思っており、複数のデバイスの連携ではなくGalaxy単体で成立するので強力な訴求力があるのかなと思います。
何よりソフトでみるとGalaxyにハマる人はPixelに絶対はまらないのかなと思います。