今年はRAMやストレージのコスト増加の中で多くのメーカーが販売に苦戦すると言われています。「Apple」に関しては好調を維持すると言われている中で、Androidメーカーで比較的好調になると予測されているのが「Google」と「Nothing」とも言われています。
少なくともGoogleに関しては前年対比20%近くの成長をすると言われています。一方で今回9To5Googleが2026年第1四半期/アメリカ市場におけるGoogle Pixelの出荷台数に言及しています。
地味に苦戦。

上記の調査結果をみるとGoogle Pixelは80万台の出荷でシェア3%を獲得していることを確認することが出来ます。一方で前年でみれば90万台の出荷でシェア率でみれば一緒ですが通年における成長率は-7%となっています。
一方でアメリカ市場全体でみると前年同期比で-3%の成長となっており、どのメーカーも苦戦していることを確認することが出来ます。
Appleは依然として市場シェア60%を維持してトップを独走していますが、出荷台数は1990万台で前年同期比3%減となりました。Samsungも人気のGalaxy S26シリーズを投入したにもかかわらず、出荷台数は5%減少し、790万台となりました。市場シェアは24%です。一方、トップ5ブランドの中で唯一成長したのがMotorolaです。2025年Q1の300万台から、2026年Q1には360万台へと増加し、前年同期比18%増を記録。市場シェアも11%まで拡大しました。
ちなみにMotorolaが好調な理由としては、値上げ前に投入された最新のMoto Gシリーズによるもので、同四半期の出荷の70%を占めていたとしています。
Pixel 10aの存在。

一方で2026年第1四半期でみると「Google Pixel 10a」が正式発表されていますが、マイナスに終わっており調査会社は以下のように指摘しています。
Googleの出荷台数は2026年Q1に前年同期比7%減となった。Pixel 10シリーズは、前年のPixel 9シリーズほどの勢いを再現できなかった。Pixel 10aの前倒し投入によって減少の一部は相殺されたが、Googleは依然として積極的なキャリア向けプロモーションを通じて、プレミアム層以外へPixel需要を広げようとしている。
やはりシェアを維持するには「フラッグシップモデル」の存在が重要で、Google Pixel 10シリーズはそれほど勢いがない可能性があります。
他に市場では好調。

少なくともアメリカでは苦戦しているようにみえるGoogleですが、グローバルで見ると以下のように指摘しています。
一方で、Google Pixelは世界市場全体では2026年に好調なスタートを切っています。そのため、Googleが特に重視しているアメリカ市場で出荷が減少しているのは、興味深いと同時にやや懸念材料とも言えます。
ちなみに調査会社によるとアメリカ市場は他の市場と異なる傾向があるとしており、他の市場ではより良い物を少しでも長く使うためにプレミアムモデルの需要が伸びている中で、アメリカでは$300以下のエントリーモデルのみ成長しているとしています。
一方でフラッグシップ含めたプレミアムモデルは横ばいとなっており、$599程度のミドルレンジモデルは前年同期比で19%の減少と大きなマイナスになっているとしています。
要は安いモデルしか売れていない状況で、エントリーモデルに注力しているメーカーこそ成長できた感じで、Appleに関しては別格という感じになりそうです。何よりGoogle Pixel 11シリーズではどのような動きになるのか非常に気になるところです。