先日に「Xperia 1 VIII」の香港版を購入して短期間使ってきた感じですが、例年と比較してもかなり良さげの印象です。「望遠」が刷新されたことはスペックで確認できたのである意味驚きはなかったですが、それ以上にアルゴリズムが強化された印象を受けます。
なので前モデルであればちょっと白飛びしたようなシーンでもXperia 1 VIIIでは白飛びしにくくなったなど、めちゃくちゃ綺麗に撮れるようになったというより、以前よりだいぶ安定して撮れるようになった印象を受けます。
相変わらず弱いこと。

今回は本当短期間使った上で「カメラ」に感じることについてざっくりと確認したいと思いますが、その中でも「ネガティブ」な部分を見たいと思います。一つ目としては手ブレです。
高照度の環境ではほとんど気になることはないですが、「低照度」においては地味に手ぶれしやすい印象です。Xperia 1 VIIと比較すると望遠に限らず超広角や広角も露光時間は短くなった印象ですが、それでも手ブレはしやすい印象です。
よくある脇の下をしっかり締めて撮影する場合であればある程度手ブレを防ぐことが出来ますが、ちょっと見上げる感じで撮影になると撮影が厳しくなる時もあります。

Xperia 1 VIIIでもナイトモードは自動判定で真っ暗な公園でも被写体自体がライトアップなどで明るい場合だと露光時間は短めなので手ブレしにくいです。なので街中を撮影する場合は気にならないのかなと思いますが、暗い場所だとちょっと苦労するかもです。
結局手ぶれ補正も「加工」の一つとSonyが認識している可能性があるからこそ、手ぶれ補正にそこまで積極的ではないのかもしれません。
動画も一緒。

そして「動画撮影」に関してはより顕著で前モデルと比較しても手ぶれ補正が強化された印象はなく、他社と比較すると手ぶれ補正はかなり弱い印象を受けます。自分は詳細な知識を持ち合わせていませんが、高照度の環境であれば解像度関係なく「30fps」までにすればまだどうにかなります。
ただ他社のように走ったりしながら撮影すると破綻します。一方で60fpsになると自分が普段レビュー用のサンプルを撮影している方法では手ブレを防ぐことはほぼ不可能な領域です。
実際にSonyが発言したわけではないですが、海外のユーザーによると60fpsで撮影する場合は光学式と電子式を組み合わせたハイブリットではなく「電子式」のみになるとも言われています。
そのためより手ブレが弱く感じてしまう可能性が高いのかなと思いますが、実際にそのような挙動になっているのかは不明です。

Xperia 1 VIIで実装された「AIカメラワーク」がありますが、特徴としては被写体を画面中央にしながら撮影できる機能ですが、AIを使うことで手ぶれ補正もかなり効いています。
FHD/30fpsでしか撮影出来ないことや「望遠」で撮影出来ないなど制限はまだ多いですが、アクティブに撮影した場合は使い分けをしてほしいという考え方なのかなと思います。
通常の「動画撮影」はSonyの拘りを強く反映させている一方で、「AIカメラワーク」などはスマホのカメラに求められることに対応した機能と切り分けて考える必要があるのかなと思います。
癖はやはり強めです。

Sonyはカメラメーカーでもあり、そのエッセンスをXperiaにも採用しているからこそ、一般ユーザーにとって分かりにくく見える部分もあるのかなと思っています。結局「手ぶれ補正」に関して自分も完全に理解しているわけではありませんが、控えめにすることで得られるメリットがある一方で、そのメリットを理解していないと単純に他社と比較して「弱い」となってしまいます。
XperiaのカメラはSonyがカメラメーカーだからこそのメリットもあればデメリットもあるように感じます。以前の記事でも言及させて頂きましたが、雑に撮りたいのであれば他社を選んだ方が幸せだと思います。
一方でXperia 1 VIIIではだいぶ雑に撮れるようになったとはいえ、スマホが勝手に綺麗に撮ってくれるというよりは綺麗に撮るための工夫がユーザーに必要という部分はまだまだ変わっていないのかなと思います。
そしてこれは良い/悪いというよりは、楽しむことができるかどうかの違いだと思います。