事前情報からもSamsungは7月22日に新製品発表会を開催予定となっており、Galaxy Z Fold8やGalaxy Z Fold8 Ultraが正式発表されると予測されています。またGalaxy Watch 9やGalaxy Watch Ultra 2が正式発表されるとも予測されており、新製品が多数登場しそうです。
そして例年と大きな違いがあるとすれば、ブック型の折畳式機種が2種類になることで、Samsungは今後ブック型を強化していくと判断することが出来ます。一方でSamsungはGalaxy Z Flip8でフリップ型を終焉させるとも噂されています。
「Flip」の終焉。

その上で今回Phone ArenaによるとSamsungは「Galaxy Z Flip8」でフリップ型を終了させるべきではないとしており、まとめると以下のようになります。
| 検証カテゴリー |
指摘・核心内容 |
Z Flipシリーズに残された今後の進化ポイント |
① 「進化限界」による
シリーズ廃止論への反論 |
• サムスンは「これ以上のデザイン改良案がない」としてFlip 9の計画を出していないと噂されるが、これは大きな過ち。
• デバイスの形状が完成の域に達したからといって、需要がゼロになるわけではない。既存のFlipファンは、使っている端末が古くなれば当然「最新のFlip」への買い替えを求める。 |
◯ 安定したサイクル確立:
奇をてらった新ギミックを追加せずとも、完成されたフォームファクタを洗練しスペック向上を図るだけで、毎年十分な売上が見込める。 |
② ディスプレイの
折り目と太いベゼル |
• 「デザイン改善の余地がない」というサムスンの見立ては完全に的外れである。
• 新型Fold 8 Ultraで実現したような「ほぼ見えないレベルの画面の折り目(シワ)」を作る技術は、そのままZ Flipの次世代モデルにも応用可能。
• 内画面を囲む不格好な太い「インナーベゼル」も、極薄ベゼルの外画面と比べて明らかに古臭く、まだスリムにする余地がある。 |
◯ 画面視覚体験の向上:
画面中央のシワのさらなる低減、およびインナーベゼルの超薄型化によって、筐体のプレミアム感を現代基準にアップデート可能。 |
③ クラムシェル型の宿命
バッテリー容量の不足 |
• 現行のZ Flip 7は、わずか4,300mAhのバッテリー容量に留まっており、ユーザーを悩ませている。
• サムスンが他社に遅れをとっている最大の原因は、エネルギー密度の高い最新の「シリコンカーボンバッテリー」の導入を頑なに拒んでいること。 |
⚠️ バッテリーの神進化:
シリコンカーボン技術を惜しみなく導入すれば、薄さをキープしたまま容量を大幅に増量でき、1日中安心して使える最強のコンパクト機に進化できる。 |
④ モトローラの台頭と
撤退による大損失 |
• 現在折りたたみ市場では、モトローラ(Moto Razrシリーズ)が多彩な価格帯で製品を大量投下し、急速に勢力を伸ばしている。
• もしサムスンが「Z Flip 8」を最後にこの分野から身を引いてしまえば、縦型折りたたみを好む忠実なユーザーは一気に他社製品へ流出する。 |
✖ 顧客の流出リスク:
将来Appleがフリップ型の折りたたみiPhone(iPhone Ultraなど)を発売した際、サムスンは自慢の「折りたたみの代名詞」としてのポジションと顧客を完全に失っている危険性がある。 |
もちろん同サイトの指摘している内容も理解できますが、Flip型はここ数年で急激に失速しており、昨年でみればGalaxy Z Fold7の方が売れたとも言われています。価格が圧倒的に高い「Fold」の方が売れたことを考えると、そもそも「Flip」の需要が減っていると判断することが出来ます。
付加価値が見えにくい。

RAMやストレージのコスト増加が止まらず、このままだとGalaxy Z Flipシリーズの価格はGalaxy S Ultraに迫る勢いがあります。ストレートタイプと比較すればまだ安いと考えることが出来るかもしれませんが、個人的には付加価値が見えにくい製品だなと思っています。
コンパクトに持ち運べるのは大きなメリットだと思いますが、値上げの波に対して価格の合理性を見出しにくくなっている印象で、コンパクトに持ち運べるからこそか、スペックはGalaxy Sシリーズの無印と同等かそれ以下という印象を受けます。
また個人的には各社が公開しているPVを見ても結局ピンとくるものがない印象を受けます。何より採算性が悪いからこそ中止との話が出てきた可能性があり、少なくとも今のSamsungに折畳式機種をレギュラーモデルとして3モデルも同時展開は厳しいと判断しているのかもしれません。