機種によっておすすめの設定などありますが、少なくとも「便利」になる設定であれば良いと思う一方で「制限」する設定であれば意味がないのかなと思っちゃいます。
例えばXperiaでよく言われるおすすめの設定の一つとして「スタミナモード」がありますが、何も制限なしに1日持たないのであればまだ分かります。ただ実際にどの程度の電池が持つか分からない状態で設定している人もいる感じで、正直制限ありきだとXperiaである必要はなかったのかなと思っちゃいます。
本末転倒に感じてしまう設定。

Xperiaに限らない話ですが、ここ数年でよく聞くようになったことの一つとして「充電容量の制限」です。機種によりますが充電容量を90%などでとめるオプションとなっており、その理由として満充電の状態を長時間維持することや過充電を防ぐことでバッテリーの劣化を防止するためとされています。
もちろんユーザー心理としてバッテリーの劣化を少しでも防ぎたいと思う気持ちは分かります。ただこのオプションも一概におすすめという感じではなく、そもそもその恩恵を受けるのは数年後の話で、Xperia 1 VIIIで見れば4年後の話になります。

もちろん充電容量を制限していなければもっとバッテリーが劣化していることになるので、まだマシなのかもしれませんがオプションに頼り我慢して4年使っても、結局は充電容量が20%くらい減っている可能性があることになります。
悪く言えば結局我慢して使っても劣化を回避できるわけではないです。
ユーザーの考え方にもよる。

日本人は島国ということも影響しているのか、昔から物を大切にするという文化が根強いのかなと思います。なので規定された期間を使ったら買い替えるという人もいれば、壊れるまで使うと考える人もいます。
あくまでも主観ですが、前者の場合であれば何か制限をかけるようなオプションを使わず好きに使えばいいと思います。例えばキャリアのプログラムはざっくりと2年周期となっており、2年くらいであればよほどハードユーザーではない限りはバッテリーが持つと思います。
ちなみにプログラムは必ずしも返却する必要はないとの声もありますが、あのプログラムはその指摘を逆手にとっており、長く使えば使うほどキャリアが得するようになっています。
なので2年以上使いたいのであれば、そもそもそのプログラムに入る必要はないのかなと思います。

そして後者の場合であれば、長く使うことが前提になるのでオプションで制限するのはありなのかもしれません。ただXperia 1 VIIIで見ればセキュリティアップデートが6年となっているので、言ってしまえば4年我慢して後の2年は好き勝手使えるという感じです。
とはいえ6年となるとバッテリーの劣化以外の部分でも何か不具合が出てきてもおかしくないので、結局は何かしらの追加コストが発生する可能性もあるのかなと思います。
充電頻度をあげたら意味がない。

あとは充電容量の制限は「充電サイクル」をベースに計算しています。ちなみにフル充電(0~100%)を1回するとカウントされる感じです。一方でもともと電池持ちが良くないと思っている機種で充電容量に制限をかけると結局電池持ちが持たず充電頻度が上がると思います。
充電頻度が上がったからといって充電サイクルが一気にすすむわけではありませんが、ちまちま充電の繰り返しでバッテリーが発熱を繰り返していれば結局はバッテリーに負荷がかかることに違いはないです。
なので個人的にはですが、そもそも充電容量を80%に制限する場合は、その状態で使ってもほぼ1日充電なしでもつ人がおすすめで、それで足りない人はあまり使わないの方がいいのかなと思っちゃいます。
何よりスマホは「今」を楽しむものだと思っており、未来のために今を我慢するものでもないのかなと思っちゃいます。そもそも何かしらの制限をしないと厳しいのであれば、Xperiaに限らずその機種がそのユーザーに合っていないのかなと思います。