Appleも値上げ。Pixel 11シリーズも覚悟しておいた方が良さげ

直近でみればAppleが価格改定を行なっており多くのApple製品が値上げされています。ただこれは今の市場状況を考えると仕方ないですがAppleですら耐えられない状況です。

今回Google Pixel 11シリーズで覚悟しておくべきことについて主観的にまとめたいと思います。

値上げ回避は厳しい。

上半期に発表されたXiaomi 17シリーズやGalaxy S26シリーズでみると前モデル対比で値上げとなっており最上位だと国内でみれば約2万円の値上げでインパクトがあります。

一方でAppleに関しては製造効率の改善含めたサプライヤーの見直しにより値上げを回避できる可能性があるとの予測もありましたが直近の動向をみる限り厳しいと思います。

一方であくまでも推測に推測を重ねた推測ですがiPhone 18 Proシリーズは現行モデルと比較して$200から$300の値上げになる可能性があるとの話でかなり衝撃的かなと思います。

モデル 容量 iPhone 17価格 iPhone 18予想価格 価格差
iPhone Pro Max 256GB 1,199ドル 1,399~1,499ドル +200~300ドル
512GB 1,399ドル 1,599~1,699ドル +200~300ドル
1TB 1,599ドル 1,799~1,899ドル +200~300ドル
2TB 1,999ドル 1,999~2,099ドル 0~+100ドル
iPhone Pro 256GB 1,099ドル 1,299~1,399ドル +200~300ドル
512GB 1,299ドル 1,499~1,599ドル +200~300ドル
1TB 1,499ドル 1,699~1,799ドル +200~300ドル

あくまでも現行モデルのコンポーネントのコストと利益率の推測をベースにした上でコンポーネントの今の価格を反映させつつ利益率を維持した場合だとiPhone 18 Proは現行モデルが$1099に対して最低でも$1299になる可能性があると指摘されています。

またiPhone 18 Proシリーズでは可変絞りに対応すると言われておりカメラのコストが現行モデル対比で50%以上増加することも要因としており$1399になるとも言われています。

モデル 容量 iPhone 17価格 18(+200ドル想定) 18(+300ドル想定)
iPhone 18 Pro Max 256GB 194,800円 224,800円 239,800円
512GB 229,800円 259,800円 274,800円
1TB 264,800円 294,800円 309,800円
2TB 329,800円 359,800円 374,800円
iPhone 18 Pro 256GB 179,800円 209,800円 224,800円
512GB 214,800円 244,800円 259,800円
1TB 249,800円 279,800円 294,800円

そしてこの価格を元にiPhone 18 Proの国内価格を推測してみるとiPhone 18 Proは256GBが20万9800円でiPhone 18 Pro Maxは22万4800円と他社と同程度になります。

今回の推測はあくまでも直販版をベースにしておりキャリアの一部モデルは40万円を超える可能性があるので本当に大容量モデルはお金がある人しか買えない感じになりそうです。

一部噂によるとAppleは利益率を削ってでも値上げを出来るだけ回避するとも言われておりその理由としては他社が値上げする中で価格で差別化することでシェア拡大を目指しAppleのサービスに課金してくれるユーザーを増やすことで長期利益で回収するとの話です。

とはいえ実際にどうなるのか不明で直近の動向をみると値上げ回避は厳しいと思います。

Pixelは余計に厳しい。

一方でAppleですらここまで値上げされるとなればGoogleが回避するのは難しいと思います。むしろ上半期だったとはいえSamsungはGalaxy S26シリーズの価格をかなり頑張った印象で規模の経済が圧倒的に少ないGoogle Pixelがコストカットするのは厳しいと思います。

おそらくですがGalaxy S26シリーズと同程度の価格設定にしてくるのかなと思います。

例えばPixel 11は128GBを廃止してベースを256GBにしつつ$100の値上げのイメージです。おそらく現状だと中途半端に128GBのストレージを発注するのであれば256GBを大量に発注した方がコストカットしやすい可能性があると思っており256GB中心だと思います。

年間に1000万台程度しか出荷していないと言われているGoogleが回避出来たら奇跡です。

「日常」により密接に。

GoogleがPixelを通してやりたいことは一貫している印象でGoogleが理想とするAndroidの体験をユーザーに届けることでシリーズ共通のコンセプトなのかなと思います。

また体験を届けたいユーザーとは80%ルールに基けばオタク以外になると思います。なのでかなりカメラに拘る人やゲームパフォーマンスに拘るユーザーは対象外だと思います。

より見やすいディスプレイに強化。

事前情報通りであればPixel 11シリーズは発表のタイミングが早いというだけですが世界で初めてSamsungのM16を採用していると言われており発色や電力効率の改善に期待できる上にGoogleのチューニング次第ですがディスプレイ輝度の改善に期待出来ます。

また自分は知識がないためハードにどこまで依存しているのか把握していないですが昨年あたりからPWM調光に力を入れ始めている上に市場では目の保護する一環として最低1nitに対応する機種も増えていることからアイケアの部分を強化するかもしれません。

少なくともスペックでアピールするのではなくユーザーがPixelを使っているだけで見やすい上に目にも優しいディスプレイの搭載を目指している可能性があると思います。

GPUを積極的に強化しない理由。

またGoogle Tensor G6に関して事前情報通りであればCPUは大幅強化に対してGPUは電力効率の改善でパフォーマンスはほぼ据え置きとかなり偏っている印象を受けます。

一方でGoogleが重視しているAIの視点でみるとCPUがOS全体の制御や推論処理の管理を担う部分が多くGPUのパフォーマンスに関してはすでに飽和気味とも言われています。

もちろんゲームをガチでやりたい場合は別ですがGoogleがターゲットにしている一般層はゲームパフォーマンスよりもSNSやYouTubeなど日常使いを重視しておりGPUを強化しても体感しにくい上にGPUはダイ面積を消費しやすくSoCの大型化はコスト増加に繋がります。

一方でCPUを強化した場合だとアプリの起動やマルチタスクにAIなど幅広い部分で恩恵を受けやすくさらに今重視されているのはNPUで画像生成や文字起こしに翻訳機能などGPUよりNPUが中心に処理していることからもGoogleはNPUの強化を主軸にしています。

一部のユーザーしか体感しにくい部分にかなりコストをかけて強化するよりはCPUやNPUを中心に強化してGoogleがやりたいことの底上げしつつユーザーが日常使う上で恩恵を受けやすい方がメリットが大きいと判断している可能性が高いのかなと思います。

もちろん理想を実現するにもコストがかかるので大人の事情も絡んでいると思います。ただスペックやベンチマークなど数値ではなくユーザーの実使用を重視していると思います。

この方向性を大きく変えてくるとは思えないのでパフォーマンス重視ではないです。そもそもとして有名なベンチマークがCPUとGPUの計測がメインで市場がより重視しているNPUがまともに計測出来ていないからこそ余計に捻れた感じになっているのかなと思います。

長期的に見れば「コスパ」良さげ?

AIをどの程度使うかはユーザー次第ですが少なくとも使用するユーザーが急激に増えているからこそ世界各地でAI用のデータセンターの建設ラッシュとなっておりRAMやストレージの供給不足になりスマホの値上げの直接的な原因になっている感じです。

また多くのメーカーが提供しているAIはクラウドで処理する仕様なのでサーバーの料金も今後さらに上がる可能性がありそうなると一部機能は有料化される可能性があります。

なので悪く言えば本体の値上げにAIの有料化と二重でコストを払っている感じになります。

オフライン処理が今後主流に。

一方でAppleのSiri AIをみるとセキュリティの面もあると思いますがオフライン処理に拘る理由の一つとしてはコストの問題も絡んでいると思っておりオフライン処理がメインの機種はクラウドの依存度が低いためAIの有料化など追加コストが発生しにくいと思います。

このことを考えると長期的にみればPixelは徐々にコスパが良くなるのかもしれません。スマホに何を求めるかはユーザー次第ですがよく言われることの一つとしては本体価格が高いのであればオールマイティに出来る必要があるとの声でそれだと市場は衰退します。

それこそバランスを求めるのであればハイエンドはiPhoneしか生き残れないと思います。ただ実際にはそんな単純な話ではないからこそメーカーごとに特色があるんだと思います。

Androidをより便利に。

Googleの場合はAndroidのシェアを回復させることが最優先課題だと言われておりその目的を達成するための一つの手段としてAIにかなり力を入れているのかなと思います。

またPixelで出来るAIは他社でも出来るからそこまで魅力に感じないと指摘されますがGoogleの目標はAndroidをより便利にすることで一部機能は別としてもGoogleが開発したAIがPixel独占ではなくAndroidで幅広く使えるようになっているのは狙い通りです。

もちろんGoogleはGoogleでPixelをより便利にするために頑張っていると思いますがあくまでもAndroidを便利にすることが目標でリファレンス機に近いのかなとも思います。

なので単純な話でいち早く最新のAIを試してみたいと思う人はPixelを選べばいいです。逆に待てる人や他の部分に興味がある人は単純に他社を選べばいいだけだと思います。

ベースの部分は80%ルールを採用しつつAIで色付けていると考えると分かりやすいと思います。ただ国内だと特化型というべきかXperiaもそうですが敵視されることが非常に多いです。

特に日本人は集団の輪を乱す存在は排除される傾向が強いからこその流れかもしれません。何よりPixelはGoogleが理想とするAndroidの体験を提供することを主軸にするべきでここがぶれてしまうのであればそれこそハードは他社に任せた方がいいのかなと思います。

まとめ。

今回はPixel 11シリーズで予め覚悟しておくべきことについて主観的にまとめてみました。それぞれのメーカーでやりたいことが違うからこそユーザーにとって選択肢が増えて楽しめるのであって同じことを求めるのであれば市場は収束するだけかなと思います。

逆にこの状況の中でGoogleがしっかり生き残れているのがすごいのかもしれません。