コンパクトカメラスマホとしてPixel 10 Proをおすすめ出来なくなった理由

例年通りであれば8月頃に正式発表される可能性が高い「Google Pixel 11」シリーズですが、リーク通りであればシリーズ共通で「広角」は刷新されると言われています。またPixel 11 Proシリーズはセンサーが刷新されるか不明ですが望遠構造をより強化されるとも言われています。

一方で今回Android AuthorityがPixel 10 Proのカメラについて以下のようにコメントしています。

数か月前まで、「コンパクトでカメラ性能の高いスマホを勧めてほしい」と聞かれたら、私は迷わずPixel 10 Proを挙げていました。バッテリー容量を除けば、上位モデルのPixel 10 Pro XLとほぼ同じスペックを備えながら、小型で扱いやすいサイズを実現しているからです。しかし最近では、それ以上に魅力を感じる新たな存在があります。それがvivo X300 FEです。

特にアメリカでは中華系のスマホがまともに販売されていないことからも、中華スマホを使うとGalaxyやiPhoneはもちろんPixelに対するカメラのイメージが変わるとしている人が多いです。

退屈に感じるカメラ。

少なくともGoogle Pixel 10 Proとvivo X300 FEではカメラスペックでみれば大きな違いはありませんが実際に使ってみると印象が変わるとしています。

むしろPixel 10 Proはメインカメラや超広角カメラのセンサーサイズで優位です。一方、X300 FEは大型の望遠センサーを採用しており、倍率は低いものの、実際の撮影ではこちらの方が良い写真を撮影できます。日中の撮影では、X300 FEは影の部分を明るく描写するため、木の暗い部分まで細かなディテールを残しています。花の写真でも花びらの輪郭がよりシャープで、色味も実物に近く再現されています。

ただ注意点として両機種とも10倍以上のズームになるとAIの補正が強くなり、どちらも「高画質」とは言えないとしています。なので同サイトはズームの使用を極力避け、50MPモードで撮った上でトリミングすることで、AIの影響を弱めているとしています。

意外にも劣る部分。

また同サイトは意外にもポートレートモードと夜景撮影で評価が分かれたと指摘しています。

ポートレートでは、X300 FEの3倍望遠が非常に優秀です。肌の質感や細部まで自然に描写し、Pixelよりもシャープな写真になります。一方Pixelはポートレート撮影時に望遠カメラを活用せず、メインカメラのみを使用しています。また、Pixelは全体的に寒色寄りの色味になりますが、X300 FEは自然な色合いを維持しています。

夜景撮影に関してはセンサーサイズが大きいGoogle Pixel 10 Proの方が有利だと思っていたのが、実際に細部までしっかり描写出来ているvivo X300 FEの方が優れているとしており、さらに低照度の環境だとオートフォーカスの部分でも差が出るとしています。

安定性が劣る。

また今に始まったことではないというか、方向性の違いというべきか、「Google Tensor G5」は期待はずれとしています。

「Zenless Zone Zero」を30分プレイしたところ、X300 FEは多少熱くなる程度で非常に快適でした。一方Pixel 10 Proは本体がかなり高温になり、カクつきやフリーズ、処理落ちが頻発しました。IRカメラで計測しても発熱は明らかで、ケースを装着するとさらに熱がこもります。3DMarkのストレステストは途中でクラッシュしてしまい、性能測定すらできませんでした。

また電池持ちに関してもvivo X300 FEは2日近く電池が持つのに対してPixel 10 Proは1日目の夕方には電池が厳しい状態になるとしています。また充電速度も遅いと電池持ちが悪く感じるユーザーこそ充電頻度が高くなると思うので余計にマイナスに感じてしまうのかもしれません。

少なくともvivo X300 FEは販売地域が限定されており、アメリカでも入手困難なのかなと思います。ただ販路以外の部分でみればPixel 10 Proを圧倒していると評価しています。