リーク段階ではハードにあまり進化がないことに加え前モデル対比で値上げとイメージがあまり良くなかったですが韓国やアメリカでみると売れ行きは順調とも言われています。
逆に言えばGalaxyにそこまでハードの進化を望んでいない人が多いと捉えることも出来ます。今回は次期Galaxy Z Fold8やGalaxy Z Flip8などの気になる部分についてリークをもとにまとめてみたいと思います。
気になるポイント。

最初にリーク通りであればSamsungは現地時間の7月22日にロンドンで新製品発表会を開催すると予測されておりこの記事が公開された時には正式に告知されているかもしれません。
そして執筆時点でのリークをみるとハードの進化はあまり期待することが出来ないです。なので今回は網羅的に確認するのではなく気になるポイントを確認していきたいと思います。
命名規則の変更。

まず認証情報からもほぼ確実視されていますが命名規則は僅かに変更されるとの予測です。フリップ型に関しては従来通りでGalaxy Z Flip8ですがブック型は今回から2モデルの構成への変更に伴い横長形状を採用した機種がGalaxy Z Fold8になると言われています。
一方でGalaxy Z Fold7の後継機種は最上位扱いとしてGalaxy Z Fold8 Ultraとの話です。ちょっとややこしいですがGalaxy Z Fold8には現行モデルが存在していないことになります。
フラッグシップかつ折畳式機種が欲しい人はかなりリテラシーが高いと思うのでおそらく問題はないと思いますが状況を把握していないとちょっと混乱する原因になると思います。
AIの進化が主軸。

そして次に2つ目としてはソフト面でAndroid17をベースにしたOneUI9.0を標準搭載した初の機種と言われておりさらにGemini intelligenceも標準搭載しているとの予測です。
少なくともGemini intelligenceに対応するにはハード的な要件が規定されています。
| 項目 | 実質的な要件 | 理由・解説 |
|---|---|---|
| SoC | 最新世代のフラッグシップSoC | Google認定のフラッグシップSoCが必須。CPU性能だけではなくNPU・GPU性能も重要。 |
| AIアクセラレータ | Gemini Nano v3以上に対応したNPU | Gemini IntelligenceはクラウドではなくオンデバイスAIを前提としており、高性能NPUが不可欠。 |
| AI性能 | 40~70TOPS以上が実質的な目安 | Googleは数値を公表していないが、Tensor G6やSnapdragon 8 Elite Gen 5クラスのAI性能が想定される。 |
| RAM容量 | 12GB以上(必須) | Googleが明示。Gemini Nano v3を常駐させるため十分なメモリ容量が必要。 |
| RAM規格 | LPDDR5X以上 | 生成AIではメモリ帯域も重要。LPDDR5では帯域不足になる可能性がある。 |
| ストレージ容量 | 256GB以上推奨 | AIモデル・キャッシュ・ローカルデータ保存のため余裕が必要。 |
| ストレージ規格 | UFS 4.0以上 | AIモデルのロード時間や生成速度に影響。 |
| OS | Android 17以上 | Gemini Intelligenceの機能はAndroid 17世代を前提としている。 |
| AI Core | Google AI Core対応 | Gemini Nanoを実行するためのAndroid AIランタイム。 |
| Gemini Nano | Gemini Nano v3以上 | Google公式要件。v2以前ではGemini Intelligenceに対応しない。 |
| アップデート保証 | OSアップデート5年以上 | Googleの要件。長期的なAI機能提供を前提としている。 |
| セキュリティアップデート | 6年以上 | 四半期ごとのアップデートを含めた長期サポートが必要。 |
| メディアエンジン | HDR・高性能ISP・動画AI処理対応 | 画像生成・動画編集・AIカメラ機能で利用される。 |
| 冷却性能 | 大型ベイパーチャンバー推奨 | オンデバイスAIは長時間SoCへ高負荷をかけるため、放熱性能が重要。 |
| バッテリー | 5000mAh以上推奨 | AI処理は通常利用より消費電力が大きくなる。 |
| 通信 | Wi-Fi 7・5G推奨 | クラウドAIやモデル更新を高速に行える。 |
| セキュリティチップ | Titan M2相当以上 | オンデバイスAIで扱う個人情報や認証情報を保護。 |
| 品質基準 | Google品質テスト(SLO・CTS相当)合格 | クラッシュ率やAI処理品質などGoogle独自の基準を満たす必要がある。 |
このことからもシリーズ通して最低でもRAM12GBに加えGemini Nanoの統合に期待出来ます。現時点でGemini intelligenceやOneUI9.0をベースにしている新機能の詳細は不明です。
ただAIを全体的に底上げしてくる可能性が高く新製品発表会もAIが主軸になると思います。

少なくともアメリカの市場統計をみるとGalaxyが評価されている理由の一つはAIです。なのでより魅力的なAIを追加する可能性が高く折畳式機種はさらにマルチタスクとの相性も良いのでビジネスツールとして使いたいと思うユーザーの興味を惹くことも可能だと思います。
アップデートサポート期間はおそらく最大7年に対応だと思いますが注意点としてはGemini intelligenceの対象機種で現時点での情報でGalaxy Z Fold7は対象外です。またSamsungはコストの問題か既存機種への新機能の遡及も徐々に消極的になっています。
なのでAIを軸にした新機能を出来るだけ楽しみたいと思うなら最新世代を買った方がいいです。
搭載SoCと安定性。

そして3つ目として搭載SoCでGalaxy Z Fold8シリーズはSnapdragon 8 Elite Gen 5を搭載すると言われていますがGalaxy Z Flip8はExynos2600を一部地域で採用との話です。
従来の流れをみるとSamsungは最上位モデルにExynosを採用しないことが多いのであくまでもGalaxy Z Fold8シリーズがフラッグシップモデル扱いになるかなと思います。
一方で実際に正式発表された際にチェックしてほしい部分としては発熱対策かなと思います。

Snapdragon 8 Elite Gen 5はベンチマークスコアで見ればかなり優秀だと思いますが消費電力も多い印象で発熱しやすく筐体が薄い折畳式機種とは相性が悪いかなと思います。
おそらくSamsungもハイパフォーマンス重視ではなくバランス重視のチューニングを採用していると思いますが対策次第では発熱がかなりひどいということになりかねないです。
自分の使い方なら問題ないですがGalaxy Z Fold7でもゲームで長時間負荷をかけるとかなり発熱するとの話でさらにマップアプリの長時間使用も挙動がちょっと不安定になります。
正直Snapdragon 8 Elite Gen 5の採用はデメリットの側面が強いと思うので注意です。

そしてバッテリーに関してSamsungもようやく重い腰をあげた感じでついに増量の流れです。ちなみにGalaxy Z Flip8は4300mAh前後と言われておりそこまで増える感じではないです。
ただGalaxy Z Fold8 Ultraは5000mAhにようやく到達すると言われており電池持ちの改善に期待したいところでさらにシリーズを通して充電速度が45Wに強化されるとの話です。
| 項目 | Galaxy Z Flip8 | Galaxy Z Fold8 | Galaxy Z Fold8 Ultra |
|---|---|---|---|
| バッテリー容量 | 4,300mAh(デュアルセル) | 4,800mAh(リーク) | 5,000mAh(リーク) |
| 有線充電 | 45W | 45W | 45W |
| ワイヤレス充電 | 25W(Qi2.2対応との噂) | 25W(Qi2.2対応との噂) | 25W(Qi2.2対応との噂) |
| リバースワイヤレス充電 | 4.5W | 4.5W | 4.5W |
| バッテリー構成 | デュアルセル | デュアルセル | デュアルセル |
| 充電規格 | USB PD PPS対応 | USB PD PPS対応 | USB PD PPS対応 |
| Qi2対応 | Qi2.2対応見込み(マグネット非搭載の可能性) | Qi2.2対応見込み(マグネット非搭載の可能性) | Qi2.2対応見込み(マグネット非搭載の可能性) |
| 主な進化点 | Flipシリーズ初の45W充電 | Foldシリーズ初の45W充電・4,800mAh化 | Foldシリーズ史上最大となる5,000mAh・45W充電 |
歴代Galaxyをみると5000mAhが一つの起点なのかなと思っていましたがリークをみる限りGalaxy Z Flip8でも強化されるのは魅力でGalaxy S26が逆に取り残された感じです。
もちろんシリコンカーボンバッテリーを採用した中華系の折畳式機種には遠く及ばないです。

最近はバッテリー容量で圧倒的な差をつけられているのでそもそも及ばない感じですが中華系は最適化がイマイチのことが多くスペックの割には微妙と感じることが多いです。
一方でGalaxy S26 Ultraでみても最適化で電池持ちをしっかり底上げしていることに加えバッテリー容量が増加すれば電池持ちはしっかりと改善するのではないのかなと思います。
ちなみにQi2への正規対応ですが現時点では期待出来ない状況で早くても来年かもです。ただQi2の充電プロファイルは強化してくる可能性があるのでGalaxy Z Fold8 Ultraのみ最大25Wのワイヤレス充電に対応みたいな流れはあると思いますが過度の期待は禁物です。
あれの復活には期待出来ず。

そして4つ目として歴代Galaxy Z Foldユーザーを中心に期待されているUDCですがリークしているレンダリング画像などを見ても非対応でインカメラは普通にある感じです。
ちなみに一部噂によるとSamsungがUDCをやめた理由としてはAppleの特許の影響との話で従来通りUDCを利用するとなればAppleに特許使用料を払う必要があるので微妙なところです。
またS-Penに関しても本体を薄型化するにあたってデジタイザーがカットされたことで非対応になっておりSamsungの説明を聞く限り優先度はかなり低かったのかなと思います。

少なくともS-Penという形を残すにしても優先して開発するほどのニーズはない感じです。一部噂だとGalaxy Z Fol8は本体の厚みからも対応している可能性があるとの予測です。
とはいえ今後のことを考えると従来のようにデジタイザーに依存したS-PenではなくApple Pencilのようにスタイラスペン自体にバッテリーが必要になるとはいえ内部構造に依存しないタイプに刷新するべきでSamsungも開発していると言われています。
ただGalaxy Z Fold8シリーズのタイミングを目処に開発を進めているのかは不明です。何より差別化のためかSamsungがS-Penを非対応にした影響なのかOppoやHonorはスタイラスペンをむしろ強化してきた感じでSamsungも今後をはっきりさせた方がいいです。
ディスプレイの折目は改善。

次に5つ目としてディスプレイですがGalaxy Z Fold8シリーズは折目が改善との予測です。韓国からの情報をみる限りだとGalaxy Z TriFold 2用に開発を進められているヒンジの最新技術の一部をGalaxy Z Fold8シリーズで早速採用している可能性があるとの話です。
なのでシリーズ通してディスプレイの折目が改善されていると言われておりOppo Find N6に近い折目を実現しているとの予測なのでそれなりに期待してもいいのかなと思います。
また構造の違いも影響しているのかGalaxy Z Fold8の方がより目立ちにくいとの話です。

何より歴代Galaxy Zシリーズをみると折目は他社と比較すると狭くて深いという印象です。なので明らかに折目部分を触ると凹んでいることを実感出来ますがこれが改善するだけでもだいぶ印象が変わるのかなと思っており折目自体を完全になくす必要はないと思います。
結局日常使う上で折目部分が凹んだりして操作に影響が出なければ問題ないと思います。これはベゼルと一緒だと思っており完全になくしてもユーザーの体験はほぼ変わらないです。
何より今年の折畳式機種のテーマは折目をいかに目立ちにくくさせることが出来るかです。
カメラはほぼ現状維持。

そして6つ目としてはカメラで情報が不足していますがGalaxy Z Flip8は維持との話です。一方でGalaxy Z Fold8シリーズの広角はGalaxy Z Fold7と同じくHP2を採用との話です。
ただGalaxy Z Fold8 Ultraは超広角がGalaxy S26 Ultraと同じくJN3になると予測されており改善するのは嬉しいですが折角なら望遠も頑張ってほしかったところです。
| 項目 | Galaxy Z Flip8 | Galaxy Z Fold8 | Galaxy Z Fold8 Ultra |
|---|---|---|---|
| メインカメラ | 50MP ISOCELL GN3(継続との噂) |
200MP ISOCELL HP2 |
200MP ISOCELL HP2 |
| 超広角カメラ | 12MP センサー名不明 |
12MP センサー名不明 |
50MP センサー名未判明 |
| 望遠カメラ | ― | 10MP・3倍光学ズーム ISOCELL 3K1(継続の可能性) |
10MP・3倍光学ズーム ISOCELL 3K1(継続の可能性) |
| インカメラ | 10MP | 10MP(カバー) 4MP (メイン) |
10MP(カバー) 4MP (メイン) |
一方でGalaxy Z Fold8は望遠なしのデュアルレンズ構成で超広角はGalaxy Z Fold7と同じになると予測されておりカメラ自体は全体的に大きな変更はないのかなと思います。
ちなみにGalaxy S27 Ultraでは広角や望遠が刷新されると言われておりカメラセンサーを変更するからこそなのかカメラデザイン自体も大きく変更されると言われています。
一方でGalaxy Zシリーズのカメラデザインは現行世代からほぼ変わらないように見えます。

つまりカメラセンサーの刷新もしにくいと考えることができ来年に期待なのかなと思います。搭載SoCの進化による画像処理の強化やカメラソフトのアルゴリズムの強化で写真や動画の質自体は改善する可能性がありますがハードの壁を超えることは難しいのかなと思います。
取り回しが圧倒的に優秀。

次に7つ目としては取り回しで事前情報通りであればGalaxy Z Fold8は203g前後です。つまり開けば大型モデルより大きなディスプレイを搭載しつつも大型モデルよりも軽いです。
リーカーによると信じられないくらいしっくりくると評価しており取り回しの良さはかなり優秀である一方で本体を閉じた時の横幅が82mm近くあるのでユーザーを選びます。
めちゃくちゃ片手操作がしにくかったGalaxyやiPhoneの最上位モデルの横幅が79mmであったことを考えると82mmは自分の手の大きさで片手操作はかなり厳しいと思います。
| 本体サイズ | 開いた時 | 閉じた時 |
| Galaxy Z Fold8 | 123.9×161.4×4.9mm | 123.9×82.2×9.8mm |
| Pixel Fold | 139.7×158.7×5.8mm | 139.7×79.5×12.1mm |
| Oppo Find N | 132.6×140.2×8.0mm | 132.6x73x15.9mm |
ただこれは開いて使う頻度が高いか閉じて使う頻度が高いかで印象も変わってくると思います。ちなみに縦幅は129mm程度と言われておりiPhone 13 miniよりコンパクトになります。
ただ横幅は閉じている時でさえ82mmとどんな大型モデルよりもあるのでバランスは異質です。あとはこのiPadで見られるアスペクト比に対してどこまでアプリを最適化できるか次第です。
| デザイン | 開いた状態 | 閉じた状態 |
| Galaxy Z Fold7 | 158.4×143.2×4.2mm | 158.4×72.8×8.9mm |
| Galaxy Z Fold8 Ultra | 158.4×143.2×4.5mm | 158.4×72.8x9mm |
ちなみにGalaxy Z Fold8 Ultraは現行モデル対比で本体サイズも重さもほぼ一緒です。ただそれでもバッテリー容量が大幅増加していることを考えるとプラスなのかなと思います。
高くなることはほぼ間違いない。

最後に価格に関して現時点で情報はないですが現行モデル対比で値上げされると思います。少なくともRAMやストレージのコスト増加分を吸収できる状態にはないのかなと思います。
現時点でGalaxy Z Fold8の価格がどの程度になるのか不明ですがあまり安くなるとは考えにくくGalaxy Z Fold8 UltraはUltraという名称を採用したからこそ値上げをしやすい環境だと思っており$2000は超えてもおかしくなく国内では30万円を超えるかもです。
何より正式発表が近づいてきている可能性が高いからこそ今後リークも増えると思います。ちなみに韓国では7月下旬より予約を開始して予約者は8月初旬に受け取れるとされています。
Galaxy S26シリーズの時と同じであれば国内も似たようなスケジュールになると思います。