Pixel 11の呪いの値上げ。他社の一斉値上げで悪目立ちしない絶妙なタイミングに

直近の情報からもGoogle Pixel 11シリーズのヨーロッパにおける価格が判明しており、Google Pixel 11とGoogle Pixel 11 Proは現行モデルのベースとなる128GBが廃止になる可能性があります。

なので「最低価格」という部分でみれば値上げになりましが、同じ256GBモデル同士であれば価格が据え置きになっています。一方でPixel 11 Pro XLとPixel 11 Pro Foldは容量構成が変わらずとも、値上げになる可能性があります。

悪い値上げではない。

今回Phone Arenaによると、事前情報通りGoogle Pixel 11シリーズが値上げになるとしても決して悪い「値上げ」ではないと指摘しています。その上で今回の同サイトの指摘内容をまとめると以下のようになります。

 

検証テーマ 海外メディア・リーク内容(翻訳・要約) メリットとスマートフォン市場の現実
Pixel 11シリーズの
価格高騰
  • 欧州で約114ユーロ(約100ユーロ)、英国で約80ポンドの値上げが予想されており、前世代よりも高価格化する見通し。
  • ただし、これはGoogle単独の暴走ではなく、競合のAppleやSamsung、中国の主要ブランドも部品代高騰を理由に一斉に値上げしている(または予定している)ため、目立った批判は避けられる巧妙なタイミングとなっている。
✖【業界の波】他社ハイエンドも一斉値上げに踏み切っており、「新しい基準」として受け入れざるを得ないシビアな現実。
ストレージ容量の
ベース底上げ
  • 標準モデルとProモデルの最小ストレージが従来の128GBから256GBへと倍増される見込み。
  • ただし、多くのユーザーがGoogle Oneなどのクラウドサービスを契約しているため、「容量を強制的に増やされるよりも、100ドル安く抑えてほしかった」と感じる層も少なくない。
⚠️写真やアプリの保存領域が増える恩恵はあるものの、実質的な抱き合わせ値合わせという側面も否めない。
次世代チップ
Tensor G6の採用
  • TSMCの最先端2nmプロセスで製造される新型プロセッサ「Tensor G6」の搭載が確実視されている。
  • これにより処理速度の向上と劇的な電力効率の改善が見込めるが、純粋な処理能力(生パワー)の絶対値においては、依然としてハイエンドのSnapdragonやApple製チップの後塵を拝する形になる。
◯ TSMC의 2nm採用による電力効率の大幅な向上。ただし、競合との「絶対的パワー」の差を縮めるには至らない可能性大。
新外装ギミック
「Pixel Glow」
  • 端末背面に8色のLEDライトアレイを配置する新機能「Pixel Glow」の噂がある。
  • メッセージの送信者、通知の種類、バッテリー残量の低下などを異なる色のアニメーション発光で通知するユニークな仕様。
◯ 通知を視覚的に把握できる派手な新要素。ただし、「この機能のために追加で100ドル払いたいか」と言われれば疑問が残る。
メモリ(RAM)
容量の削減疑惑
  • 世界的な部材コスト爆増(RAMpocalypse)の波を受け、Googleはエントリー構成のコストカットを検討中との噂。
  • ベースモデルのRAMが12GBから8GBへ、Proモデルのベースが16GBから12GBへそれぞれデグレード(削減)される可能性が浮上している。
✖【コストカットの弊害】ヘビーなAI処理やマルチタスクをアピールする割に、足元のメモリ容量を引き下げるという本末転倒なリスク。

正式発表されないと分からない部分もあり、リークを見て思うところもあると思いますが、同サイトの指摘通り、今後の新しい価格基準として受け入れる必要があるのかなと思います。

なので決してGoogleの暴走ではなく、Googleが値上げ回避出来ないのも他社と同様仕方ない面があり、Googleだけ批判されることは矛盾になります。

何を求めるか。

今まで全方位で進化したとしても最低限の値上げという印象でしたが、今の市場状況でそれをやるとただただ高くなるだけなのかなと思います。なのでメーカーも全方位にコストをかけることは難しく、他社との差別化のために特色をより強化してくると思います。

そしてこの「特色」に対して価格の合理性を感じるかどうかが重要なのかなと思います。少なくともスペックと価格だけで判断する「コスパ」の時代は終わったのかなと思いますが、コスパという言葉の使い方も今までのような「安い」という意味合いではよりなくなっていくと思います。

何よりGoogle Pixel 11シリーズの国内価格がどうなるのか非常に気になるところです。