GoogleはGoogle Pixelが返品される理由として「電池持ちの悪さ」と「発熱のしやすさ」が多いことからも「安定性」の改善に注力していると言われています。またコストが非常に高くなると言われている中でも、「効率性」の改善を優先するためにGoogle TensorのサプライヤーをSamsungからTSMCに変更したとも言われています。
ただGoogleの努力の結果なのか電池持ちはまだまだですが発熱はだいぶ落ち着いた印象を受けます。一方でここ数ヶ月でみると最も問題になっているのが「不具合」でAndroid Autthorityが以下のように指摘しています。
想像してみてください。最新かつ独占的なAndroid機能を誰よりも早く使うために高額なPixelを購入したのに、実際に手に入るのはバグだらけで、本来の性能を発揮できない不安定な体験だったとしたら――。これは仮定の話ではなく、近年のPixelユーザーが直面している現実です。
3月のアップデート以降、電池持ちの大幅な悪化や、ディスプレイの不具合にブートループ問題など様々な問題が発生しており、さらに4月のアップデートに5月のアップデートで問題が改善するのではなく、むしろ問題が増えています。
ロシアンルーレットのような存在。

またGoogle Pixelのアップデートによる不具合問題は今に始まったことではないです。
- Always-On Displayのちらつき
- 通知の遅延
- Wi-Fiやモバイル通信の不具合
- 緊急通報(911)ができない問題。
さらに同サイトは言及していませんが、Wi-Fiやモバイルデータ接続が出来ない問題や、ストレージの破損が原因だったのかAndroid 14にアップデートとした一部個体は文鎮化するなど、もはや単なる不便ではなく「電話としての基本機能」すら危うい状態になりつつあると指摘しています。
現在のPixelアップデートには、「自己責任でインストールしてください」という見えない警告が付いているようなものです。しかもこれらの問題は製造不良や経年劣化ではなく、本来バグ修正や機能改善を目的としたソフトウェアアップデートによって発生しています。
同サイトによるとRedditなどでは、最新のアップデートをするだけでもリスクがあるという声が徐々に増えていることを指摘しています。
AIに注力しすぎ問題。

また同サイトによればGoogleがAIにリソースを割き過ぎていることも問題の一つだとしています。
- AI生成アイコン
- Circle to Searchの強化
- AIによるフードデリバリー支援
Pixel Dropで追加される新機能の多くは「AI」が中心となっています。一方でPixelユーザーが求めていることは「最高のAndroid体験」であって、「未完成ソフトのベータテスター」ではないとしています。
一方Pixelは、かつて「クリーンで信頼できるAndroid」の代名詞でしたが、その評判が揺らいでいます。「AIで服の試着はできるのに、通知がまともに届かない」「ランチを注文できても、1日バッテリーが持たない」のであれば意味がない――というわけです。
Googleはスマホ市場において「まだまだ経験不足だから」という言い訳は出来ないと指摘しています。それこそ年中何かしらのβ版を配信しているにも関わらず、実際に不具合は改善するどころか、年に1回は何かしら派手な不具合を発生させています。
何よりGoogle Pixelの不具合は、ここまでくると「構造的な問題」としており、まずは新機能を増やすよりも既存の問題を修正することを優先するべきだとしています。
逆に新機能のペースがおちたとしても不具合が可能な限りなくなる方がユーザーの満足度は高くなる可能性があります。そしてPixel 11シリーズにおいてユーザーの信頼を取り戻すことができるのか重要な起点になるとしてしています。