数年振りの買い替え。Xperia 1 VIIIまでに大きく変わったこと

少なくとも国内市場において、ある統計データを参考にすると機種変更サイクルは「4.5年」と言われており、ざっくりと5年周期で機種変更している人が多いことになります。

ただこの統計データの調査対処になった人物の属性や調査規模までは把握していないので鵜呑みにすることは出来ないのかなと思います。一方で自分のように毎年買い替えているユーザーはかなり限定的であることに違いはないと思います。

数年ぶりの買い替え前に確認したいこと。

まず一つ目として「充電環境」で、ざっくりとまとめると以下のようになります。

機種 発売年 バッテリー容量 最大充電速度 充電規格 ワイヤレス充電
Xperia 1 2019年 3,330mAh 約18W USB PD 非対応
Xperia 1 II 2020年 4,000mAh 約21W USB PD Qi対応
Xperia 1 III 2021年 4,500mAh 30W USB PD Qi対応
Xperia 1 IV 2022年 5,000mAh 30W USB PD 3.0 Qi対応
Xperia 1 V 2023年 5,000mAh 30W USB PD 3.0 Qi対応
Xperia 1 VI 2024年 5,000mAh 30W USB PD 3.0 Qi対応
Xperia 1 VII 2025年 5,000mAh 30W USB PD 3.0 Qi対応
Xperia 1 VIII 2026年 5,000mAh 30W USB PD 3.0 Qi対応

Xperia 1 III以降の世代を使っていた人は関係ないと思いますが、それ以前になると最大充電速度も違います。つまり古い充電器のままだと充電に要する時間が増えるので、結果充電速度が遅いと感じる可能性があります。

結構これはあるあるで、充電環境のせいでより遅くなっていることがあります。少なくとも30W以上かつPD対応の充電器は一つあってもいいのかなと思います。

専用アプリの統合。

Xperia 1 IIの頃からだったと思いますが、まず純正のキーボードアプリとアルバムアプリが削除され、Google純正のアプリに切り替わりました。最近自分はチェックしていませんが、どうしてもSony純正を使いたい場合は「apk」に頼るしかありません。

ただ「apk」に関してはセキュリティ上のリスクがあり、個人的にはGoogle PhotoやGboardに慣れた方が合理的です。そしてXperia 1 IIで実装されたPhoto Proなどは、Xperia 1 VIのタイミングでなくなっています。

Cinema Pro/Photo Pro/Video Proは一つのカメラアプリに統合されており、例えば通常のカメラアプリでは4K/60fpsで撮影が出来ずVideo Proを使うしかないなので、煩雑性は改善された印象を受けます。

少なくとも他社と似たUIに変更された一方で、Photo Proの面影は全くないので専用アプリが好きだった人ギャップがすごいと思います。

アスペクト比の変更。

そして三つ目はXperia 1 VIからアスペクト比が19.5:9に変更されたことです。リモコンと批判された「縦長」は終了しており、ディスプレイのアスペクト比だけでみればiPhone 17やGalaxy S26と同じです。

従来の縦長の方がマルチタスクが見やすい上に、横幅がスリムなので取り回しが良かったです。一方で今は横幅が増したことでスマホ向けのコンテンツは見やすくなりましたがマルチタスクは縦に潰れた感じになり、取り回しも悪化しています。

なのでアスペクト比21:9に慣れていた人ほど違和感があると思いますが、横幅が増したことでコンテンツはより多く表示されやすいので、よく聞く「老眼」には多少なりとも優しくなったのかもしれません。

全体的に大きく印象が違う。

何よりカメラデザインがスクエア型に変更され、アスペクト比も19.5:9とXperia 1 V以前のユーザーからすればデザインだけでも相当違和感があるかもしれません。ただSonyらしい拘りはしっかり継承されていると思います。

またXperia 1 IIIやXperia 1 IVユーザーからすれば発熱が気になるところだと思いますが、外部温度という部分ではパフォーマンスが上昇している分発熱する時は大して変わっていないです。

直接比較したわけではないので何ともですが、一方でパフォーマンスの持続性は大幅に改善しているので、以前のような発熱による強制終了が頻発するようなことは考えにくいです。

たまに4K/60fpsで数時間連続撮影をしたいとか、4K/120fpsで連続1時間以上撮影したいとの声もありますが、無理がある使い方だと思います。正直そのような使い方をしたい場合は、故障リスクを踏まえた上で、冷却環境を自作するしかないのかなと思います。

何よりXperia 1 VIIIでは地味に変わっているのでチェックが必要だと思います。