Google Pixelの問題としては「ソフト」の不安定さとハード品質でコストカットの影響が大きかったのかGoogle Pixel 4aやGoogle Pixel 6aへ配信された「死のアップデート」は記憶に新しいと思います。
またGoogle Pixel 7aに関してもバッテリーの膨張問題を抱えており、特にコスト重視のaシリーズはハードの品質に問題があったと言われても仕方ないと思います。一方でフラッグシップでも問題を抱えており、例えばPixel 8シリーズでは縦線問題で、Pixel 9シリーズはフリッカー現象など症状が認められた場合は無料でディスプレイを交換するプログラムが提供されています。
その中で「Google Pixel 10 Pro」に関しても縦線問題が発生しているみたいで、今回Redditにおいて縦線が発生する原因について投稿されていることが判明しました。
ハードではなく「ソフト」

Google Pixel 10 Proで発生している、雪のようなノイズ線が入る現象や横方向の静的ノイズが入る原因として、少なくとも「ハード」の故障ではなく「ソフト」に問題がある可能性があるとしています。
まず投稿者によると、一台目に同様の問題が発生したことからも保証を使って交換したとしています。
- 画面傷なし
- 背面ガラス傷なし
- 異音なし
少なくとも「交換機」のディスプレイに全く問題はなかったみたいですが、「GrapheneOS」を書き込んだ直後に一台目と同じ位置にノイズ線が発生したとしています。さらにブートローダー画面で再現したとしています。
つまり二台連続で同じハード故障が起きる可能性は低いと、仮説を立てるようにしたとしています。
再現方法を発見。

また投稿者は「再現」する方法を見つけたとしており以下のように指摘しています。
- ブートローダー(Fastboot)画面を起動
- 音量キーでメニューを高速スクロール
- 表示を観察
- ノイズが出なければ「Restart Bootloader」を実行
- これを繰り返す
ちなみに問題のある環境では「45秒」ほど横線ノイズが発生するとしています。
検証の結果。

そして今回試した検証の結果が以下のようになります。
| 端末 | OS | ノイズ発生 |
|---|---|---|
| Pixel 10 Pro(初号機) | GrapheneOS 最新版 | 発生 |
| Pixel 10 Pro(交換機) | GrapheneOS 最新版 | 発生 |
| Pixel 10 Pro(初号機) | Android 16(2026年5月版) | 発生 |
| Pixel 10 Pro(交換機) | Android 16(2026年5月版) | 発生せず |
| Pixel 10 Pro(初号機) | Android 17 QPR1 Beta 3 | 発生せず |
| Pixel 10 Pro(交換機) | Android 17 QPR1 Beta 3 | 発生せず |
今回の検証結果で重要な部分としては「Android 17 QPR 1 Beta 3」では同様の問題が発生していないことです。つまり投稿者によると「ソフト」もしくは制御ファームウェアに何かしらの問題があると指摘しています。
結論。

最後に投稿者は以下のようにまとめています。
この「Snow Lines(静的ノイズ線)」問題は、GoogleがAndroid 17 QPR1 Beta 3で修正した可能性が高く、少なくとも今回の検証結果を見る限りでは、Pixel 10 Proのディスプレイ自体が故障しているとは言い切れない状況です。
仮に今回の検証結果通りであれば、縦線が入った場合交換しても、結局OSのバージョンが一緒であればまた同じ問題に遭遇する可能性があります。言ってしまえばその場しのぎに過ぎないことになります。
一方でAndroid 17 QPR 1で改善されているとしても、単純に考えれば9月のアップデートなので配信されるまでに地味に時間があります。今回の検証では「Android 17」ではどうなるのか不明ですが、今後改善される可能性は高いのかなとは多います。
ハードが原因の縦線問題でなければ、Pixel 11シリーズからはだいぶ落ち着くのかもしれません。