Pixel 12で実質6年遅れに?性能不満にGoogleは向き合えるのか

事前情報からもGoogle Pixel 11シリーズで搭載するGoogle Tensor G6の詳細がリークしており、採用している「コア」で見ればDimensity9500と同世代になることからも、約1年遅れまで改善することになります。

一方でGPUに関しては2021年に発表されたタイプの派生モデルみたいなので決して新しいものとは言えない状況になります。もちろん最新世代を採用すればいいというわけではありませんが、バランスはあまり良くないのかなとは思います。

Google Tensorは継続へ。

今回Phone Arenaによると来年の夏頃に正式発表が予測されている「Google Pixel 12」シリーズでは引き続きGoogle Tensorを採用する可能性があるとしています。つまり従来通りの命名規則であれば「Google Tensor G7」を採用する可能性があるとしています。

また今回の情報によると内部コードは「Lajolla」とされており、米カリフォルニア州サンディエゴの「La Jolla」地区に由来している可能性があります。一方で詳細は分かっていませんが、世代に違いはあれどTSMCの2nmプロセスノードを採用する可能性があります。

一方でGPUに関しては以下のようにコメントしています。

さらに、Tensor G6では前世代と同じGPU系統を継続採用すると噂されていることから、Tensor G7でも同じGPUを使い続ける可能性があります。もしこれが事実なら、Pixelユーザーとしてはかなり失望するかもしれません。何年も前のGPUを、最新世代チップでも使い回すことになるからです。

直近の情報をみる限りで、Google Tensor G6でGPUが変更されているとはいえ、「パフォーマンス」の改善が主軸ではなく、面積効率がいいGPUに切り替えていることからも、SoC自体のコストを出来るだけ下げるための変更に見えます。

つまりGoogle Tensor G7でGPUを大幅に強化しなくても違和感はないのかなと思います。

なぜ独自SoCを継続するのか。

ゲームをガチでやるようなユーザーや自分のようなスマホが好きなオタクの多くは、Google Pixelのパフォーマンスの低さに失望している印象を受けます。

筆者は「Pixelの性能が悪い」とまでは言いません。ただ、同価格帯のライバル機と比較した時に、どうしても見劣りしてしまうと感じているようです。そして今のスマホ市場では、“性能”そのものが大きなセールスポイントになっています。

個人的には同サイトの指摘に同意出来ない感じで、ベンチマークでみて分かる通り、インフレしすぎているからこそ実使用と結びついていないです。多くのユーザーはパフォーマンスの高さよりも日常生活における動作性を重視しているからこそGoogleは閾値を設定しているのかなと思っています。

つまり体感出来ないパフォーマンスの高さよりも、どれだけ快適に使えるかを重視しているユーザーが多いからも、「性能」で競う時代は終わったと判断している可能性もあります。

よく「原神」がベンチマークに使われますが、年間の出荷台数に対してアクティブユーザーは1%もいない可能性があります。原神がアクティブユーザーを発表していないためネットにおける情報からの推測に過ぎませんが、原神が快適にできるようにしたところで多くのユーザーは恩恵を受けていないことになります。

独自SoCを採用するメリット。

一方で独自SoCを採用しているメリットとして同サイトは以下のように指摘しています。

まず、Pixel最大の売りであるAI機能との相性が良いこと。さらに、Pixel特有の画像処理、音声認識、Call ScreeningなどもTensor前提で最適化されています。加えて、Apple同様にGoogleがハードとソフトの両方をコントロールできる点も大きいでしょう。

またPixel 6シリーズやPixel 7シリーズが途中でサポート期間が拡張されたのもGoogle Tensorを採用しているからこそだと思います。本体価格が高くなってきたからこそ万能さを求めたくなるのはよく分かります。

ただ万能さを求めた結果これ以上高くなったら笑えないと思います。何よりDimensity9500やSnapdragon 8 Elite Gen 5の方がGoogle Tensor G5よりパフォーマンスは圧倒的にも高いにも関わらず、オフラインできるAIはかなり限定されていることからも、単純にCPUやGPUの良し悪しだけで測れないのかなと思います。

個人的にはGoogle Pixel 11シリーズにパフォーマンスよりも電池持ちの改善を期待したいところです。