Xperia 1Ⅷ。きっとあまり売れなけど「存在価値」はあるスマホ?

先日にSonyは5月13日に新製品発表会を開催することを告知しています。ちなみに公開されたティザー動画からも「NEXT ONE COMING」となっていることからも、命名規則は従来通りで「Xperia 1Ⅷ」が正式発表される可能性が高いです。

またOnLeaks氏が公開したレンダリング画像通りになりますが、カメラデザインは従来の垂直型からスクエア型に変更された上で、望遠の進化が大きな特徴になる可能性が高いことをティザーから読み取ることが出来ます。

存在する意味があるのか。

10年以上前の話になりますが、Sonyは年間シェア3位を目指すとしていた時期もあり、ピークとも言えるのは2013年頃なのかなと思います。一方で中華メーカーの台頭によってSonyは対抗出来ずにシェア減少を止めることが出来ませんでした。

ただ良くも悪くも現行シリーズで底をうった感じで、それ以降は大きく販売台数が伸びることもなければ、大きく減少することもないという感じです。少なくとも全盛期と比較すると今のXperiaには見る影もないですが、今回Phone Arenaは以下のように指摘しています。

「そもそもXperia 1 VIIIは存在する意味があるのか?」という点だ。今の時点ではあまり筋が通っていないかもしれないが、自分の中では答えがある。Xperia 1 VIIIは“存在感を失う運命”にあるのかもしれない。

だいぶ前の話になりますが、Xperiaは市場でも安定した部類に入る機種で、Xperia 1シリーズは毎回一目でわかるデザインを採用しつつ、優れたディスプレイの搭載と他社が簡単に真似出来ない個性があったことに違いはないと指摘しています。

Sonyの“安定感”は、逆にXperiaシリーズを停滞して見せている。確かに年々進化はしているが、2019年の初代Xperia 1と比べても、Xperia 1 VIIの全体的な印象はそこまで変わらない。

ただ逆に、この個性がXperiaを停滞しているように見せている可能性もあると思います。

過去に取り残されたようにみえる。

また「デザイン」だけではなく以下のようにも指摘しています。

Sonyの頑固さは、「過去に取り残されたスマホ」のようにも見える。しかし、それは必ずしも悪いことではない。実際、Xperia 1シリーズは今の市場では数少ない“個性的なスマホ”だ。その理由の一つが、今では懐かしく感じる機能を守り続けていることにある。現在の主要スマホメーカーで、3.5mmイヤホンジャックやmicroSDカードスロットを備えたフラッグシップは存在しない。Sonyはそれを維持しており、噂ではXperia 1 VIIIにも引き続き搭載されるようだ。

レガシー機能を継続採用することで差別化に繋がっていますが、SDカードスロットやイヤホンジャックの搭載はハードを刷新する際の足枷になっている可能性があります。

ちなみにSamsungの過去の発言をみると、イヤホンジャックがあるかないかで搭載できるバッテリー容量に100mAhの差があるとしています。もちろんSonyが今後採用するかは別の話になりますが、シリコンカーボンバッテリーでみれば、それ以上の差が生まれる可能性があるのかなと思います。

もっと評価されるべき存在だ。

利益を優先していることもあり、中国やアメリカ市場からも撤退の状態となっています。また販売地域が縮小されれば販売台数も減少するので生産台数も減少します。つまり生産コストが高くなるので本体価格も高くなりやすく、さらに販売台数が減少と負のループに入っているようにも見えます。

だからこそSonyは少ない販売台数で最大限の利益を確保する戦略をとっており、その一つがSonyの個性を全面に出すことです。

市場全体から見れば、こうした要素だけでSonyの売上が伸びることはないかもしれない。しかし、こうした“多様性”は重要だ。どのスマホも似たようなデザインと小規模アップデートばかりになった今、Xperiaのような存在が市場を面白くしている。り大胆なデザイン刷新、ソフトウェア改善、カメラ技術へのさらなる個性付け、そして価格引き下げ。このあたりが実現できれば、Xperiaシリーズは大きく変わるはずだ。そして、それこそがXperiaを生き残らせる唯一の道かもしれない。

同サイトによれば、Sony自身の利益だけではなく、スマホ市場のために存在してほしいとしています。結局のところSonyのような個性的なスマホが存在する市場の方がより魅力的に見えるとしています。

Xperia 1ⅧはSonyの個性とスマホとしてのバランスをどのようにとっているのか非常に楽しみです。