Xperia 1Ⅷでも避けろ。アップデート長期化による「犠牲」

EUの新たな規則により、スマホのアップデートサポート期間は実質最低5年と規定されており、Sonyがここ数年でサポート期間を一気に拡張したのはこの規則の影響が大きいのかなと思います。

Xperia 1Ⅶでみればメジャーアップデートが4回に、セキュリティアップデートが6年となっていますが、GoogleやSamsungの一部機種と比較すればサポート期間は短いことに違いはありません。

一方でXperia 1Ⅷでサポート期間が拡張される可能性はあるのか。

犠牲になること。

ユーザーのニーズに最大限応えるという面ではアップデートサポート期間が伸びた方がいいと思います。一方でユーザーからすればアップデートは「無料」という感覚が強いですが、メーカー側から見ればコストがかかっていることに違いはないです。

聞いた噂によるとSamsungのGalaxyでみた場合、もちろん機種によると思いますがサポート期間を1年拡張するだけでも億単位のコストが追加で発生すると言われています。

何よりサポート期間の拡張はユーザーからすれば嬉しいですが、それが理由でメーカーは本体価格を値上げするのは難しいです。その中でここ数年のXperiaのアップデートを見ていて犠牲になっていると感じるのがアップデートの「中身」です。

以前はXperia独自機能もそれなりに追加されていたのが、今やAndroidの標準機能のみという印象で、アップデートの容量のだけでみればGoogle Pixelより軽いという印象です。

アップデートの配信効率を上げるためなのか、それともコストカットを優先した結果なのか不明ですが、以前と比較するとアップデートの内容自体はつまらなくなった印象です。

その他の弊害。

またサポート期間を拡張させつつ、毎年最新機種を出していけばアップデートの対象機種が増えるのでコストがどんどん増していきます。Xperiaでみればまだマシだと思いますが、Samsungでもみればアップデートの内容を差別化してきた印象を受けます。

少し前まであれば出来るだけ多くの機種に新機能を追加するという流れでしたが、今や一年前の機種ですら機能によっては実装されないことが判明しています。

つまり最大7年のサポート期間としているには割には発売1年程度で最新機種と差別化されており、それこそ7年経過する頃にはアップデートの中身なんてあってないようなものになるのかもしれません。

結局「最大期間」だけをアピールして、アップデートの中身や配信回数でコストカットしてくる可能性があり、これはユーザーにとって幸せなのか微妙なところです。

無理に拡張しなくていい。

少なくともこの流れ通りであれば、Sonyは無理にXperiaのアップデートサポート期間を拡張する必要がないと思います。改めて気になる部分としてユーザーは「新機能」を求めているのか、それとも「セキュリティパッチ」を求めているのかどうかです。

また本体価格が高くなるほど買い替えサイクルが早くなる傾向があるので、そこまで長くする必要はないのかなと思います。もし可能であればサポート期間を拡張するのではなく、せめてメジャーアップデートの中身を充実させてほしいかなと思います。

Xperia 1ⅧでもしAI機能を充実させるのであれば、よりコストがかかるので「最大期間」に固執しないでほしいかなと思います。