Google Pixelはカメラソフトに定評があり長らくカメラスマホ市場を牽引してきた印象を受けます。一方でカメラソフトに関して他社もかなり力を入れてきたことで、Google Pixelはカメラソフトだけでカバーしきれずの印象で、ハードの弱さが目立ってきた印象を受けます。
とはいえGoogleも世代を重ねるごとに着実に進化していますが、特に中華系はそれ以上のペースで進化しています。
ハードの差。

今回Android Authorityによると、今まで「Google Pixel 10 Pro」のカメラがお気に入りだった中で、Oppo Find X9 Ultraを使ってからその考え方が徐々に変わりつつあるとしています。
その上でハードをまず比較すると以下のようになります。
| Camera | Google Pixel 10 Pro XL | Oppo Find X9 Ultra |
|---|---|---|
|
Wide (Main)
|
50 MP, f/1.7, 1/1.31-inch, 25mm PDAF, OIS
|
200 MP, f/1.5, 1/1.12-inch, 23mm, PDAF, OIS
|
|
Ultrawide
|
48 MP, f/1.7, 1/2.55-inch, 14mm PDAF
|
50 MP, f/2.0, 1/1.95-inch, 14mm, PDAF
|
|
Zoom 1
|
48 MP, f/2.8, 1/2.55-inch, 113mm, 5x periscope, PDAF, OIS
|
200 MP, f/2.2, 1/1.28-inch, 70mm, 3x periscope, PDAF OIS
|
|
Zoom 2
|
–
|
50 MP, f/3.5, 1/2.7-inch, 230mm, 10x periscope, PDAF, OIS
|
|
Selfie
|
42 MP, f/2.2, 17mm, PDAF
|
50 MP, f/2.4, 1/2.75-inch, 21mm, AF
|
もちろんハードが全てではありませんが、センサーサイズだけでみてもOppo Find X9 Ultraの方が圧倒的に優れている感じです。逆にPixelがこのカメラスペックを実装しようとなれば並列型のカメラデザインを継続することは出来ないと思います。
実際に比較して感じたこと。

スペック差はかなり大きく感じる「広角」ですが同サイトは以下のように評価しています。
ただし実写ではメインカメラの差は小さく、どちらも明るい環境では高精細な写真を撮影できます。違いは色味で、Pixelはやや鮮やかで寒色寄り、OPPOは落ち着いた自然寄り(Hasselbladチューニング)です。HDRは両者とも優秀ですが、Pixelはコントラスト重視、OPPOは明るさと自然なディテール重視で、細部ではOPPOの方がノイズが少なく自然です。
全体的な印象としては、そこまでの差がないとしても細部でみればやはり差がある印象です。またスペックでは最も差がある「望遠」に関しては以下のように評価しています。
高倍率ズームでは5倍付近は互角ですが、10倍以降は専用レンズを持つOPPOが明確に優勢です。PixelはAI処理で補うものの、シャープネス過多で不自然になりがちです。総合的に見るとOPPOが明確に優位で、大型センサーと3倍・10倍望遠による柔軟性が大きな強みです。
今後のスマホのズームにおいて焦点となるのはおそらく「AI」です。AIで補正をかけすぎるとマイナスで、OppoはAIにあまり強く依存したくなかったからこそハードの強化に尽力したのかもしれません。
Oppo Find X9 Ultraの方が気に入った理由。

最後に同サイトは以下のようにまとめています。
結論として、OPPO Find X9 Ultraはズームやポートレートを中心にトップクラスのカメラ性能を持ち、弱点(超広角やHDRの強さなど)はあるものの、総合力では非常に優秀です。Google、Apple、Samsungにとって無視できない存在になっています。
もちろん好みの問題もあると思いますが、中華系がUltraモデルをグローバル展開してきたことは、GoogleやAppleやSamsungにとって脅威であることに違いはないのかなと思います。
GoogleはGoogle Pixel 11シリーズでカメラをどこまで底上げできるのか非常に気になるところです。