Xperia 1Ⅷでも大型化回避。Sonyがスペックよりも重視していること

少なくとも先日リークしたレンダリング画像をみる限り、Xperia 1Ⅷでは「カメラデザイン」含めてデザイン言語が変更された可能性があります。

実際にSonyがどのような判断をしているのか不明ですが、背面に独自コーティングを採用しつつサイドフレームにスリットを入れた独特とくな質感はXperia 1Ⅴから3世代にわたって続いており、Xperia 1Ⅷで変更になってもおかしくないのかなとは思います。

一方でリークしているレンダリング画像からも筐体サイズでみると現行モデル対比でほとんど変わっていないです。またXperia 1シリーズは6.5インチと他社の大型モデルと比較するとちょい小さめの印象を受けます。

大型化のメリット。

特にハイエンドモデルは、いかに内部スペースを有効活用できるかが重要になっています。少なくともXperia 1シリーズもSonyの方の話を聞いている限りでは内部スペースにとても余裕がある感じではないです。

だからこそ大型化をした方が効率的なのでは?と思っちゃいます。当たり前の話ですが大型化すれば内部スペースに余裕が出るので分かりやすい部分でみればバッテリー容量を増やしたり、より大型のカメラセンサーを搭載するなどハードを強化することが可能です。

またディスプレイサイズも大型化することになるので、コンテンツの視認性も改善します。ちなみにXperia 1Ⅵでアスペクト比を変更した理由の一つとしては時代のニーズに合わせるためとしており、縦動画などの視認性がよくなる上に、カメラ使用時のプレビュー画面の視認性も改善すると思います。

正直他社が大型化させているからこそXperiaが大型化させても特段浮くことはないのかなと思います。

なぜ大型化させないのか。

ここからは勝手な推測になりますが、大型化しない理由の一つ目としては「販売地域」だとしています。ちなみに中国でみると取り回しと視認性のバランスが最もいいとされているのが「6.5インチ」とされており、少なくとも各社フラッグシップモデルの「無印」は今後大型化する可能性があります。

またアジア圏で見ても経済的な面から、スマホのパソコンにタブレットと複数のガジェットを購入する余裕はなく、スマホ一台で完結することが求められていると言われています。

このことからも大型モデルの方が好まれる傾向にありますが、日本やSonyが注力している「イギリス」に台湾や香港などはそこまで大型モデルのニーズが高くないのかもしれません。

少なくとも取り回しのことを考えると、これ以上の大型化は主要地域のユーザーにとってデメリットに作用する可能性があると判断している可能性があります。逆に中華メーカーはアジアやアフリカなど大型モデルのニーズが高い地域を優先しているからこそ結果的に大型モデルの比率が高くなるのかなと思います。

また日本を優先市場としているからだと思っており、他の市場と比較すると日本人は平均的に手が小さいです。

そのためコンパクトモデルのニーズが高く、今やXperia 5シリーズが実質Xperia 1シリーズに統合された形になっているからこそ、Xperia 5シリーズのユーザーを取り込むためにもこれ以上の大型化を避けている可能性があるのかなと思っています。

コストの問題。

一般的には小さな筐体にスペックを押し込もうとすればコンポーネントの小型化が必須になる上に、スマホとしてのバランスもみる必要があることからもバッテリーの小型化など開発にも製造にもコストがかかりやすいと言われています。

ただ一方でデザインの刷新自体はかなりコストがかかると思っており、例えば今まで使ったことがないコンポーネントを採用するのであれば品質テストなども重要になってきます。

その中で品質をある程度維持しつつも、出来るだけコストカットをしたいとなると筐体サイズを出来るだけ変更しないのが一番のコストカットになるのかもしれません。

あくまでも推測に過ぎませんが、Xperia 1Ⅷではデザイン言語が変更されていたとしても、ユーザーに直結する「体験」を維持するために筐体サイズに大きな変更を加えなかった可能性があるのかなと思っています。