Pixelはどうなる?不当に高いストレージ商法をやめろと痛烈な指摘

数年前からAIがトレンド化することでRAMのコストは大幅に増加する可能性があると言われていましたが、昨年の10月頃から需要と供給のバランスが一気に崩れた印象でコストが爆増しています。

またストレージのコストも一気に上昇しており、特にエントリーモデルはRAMとストレージだけでコンポーネントにおけるコストが全体の40%程度まで上昇しており、値上げ回避はもちろん存続すら厳しい状況になっていると言われています。

SDカードを復活させるべき。

今やフラッグシップモデルではSDカードスロットを搭載しているのは「Xperia」くらいで、まだミドルレンジやエントリーであればちらほら対応している機種もいる感じです。

そして今回Android Authorityがコスト増加に対してSDカードスロットを復活するべきだと指摘しており、まとめると以下のようになります。

検証・分析セグメント AndroidAuthority 記事解説 考察 & ユーザーへの影響
💰 1. 内蔵ストレージ
増設の暴利価格
• 128GBから256GB、または256GBから512GBに上げるだけで$100〜$200(約15,000円〜30,000円以上)の価格差がつく。
• 原価や同容量の高速MicroSDカード市場価格(数千円)と比較して、メーカーの粗利益率は不当に高い。
⚠️ 不当な原価乗せ:
チップ原価の僅かな差に対し、ユーザーへ莫大なプレミアム価格を強制。
🚫 2. MicroSD廃止の
「真の狙い」
• 表向きは「防水性」「内部スペース」「UFS速度との乖離」を建前としている。
• 本音は安価な拡張手段を塞ぎ、高利益率な大容量モデルの購入を強要するためのマーケティング戦略
🚨 選択肢の強制排除:
安価な外部ストレージ拡張を塞ぐことで囲い込みを加速。
⚡ 3. 性能と実用性の
ギャップ
• UFS 4.0などの最新内蔵ストレージよりMicroSDの速度が劣るのは事実。
• しかしV30/A2規格のMicroSDなら4K動画撮影やメディア保存には十分であり、全データを超高速内蔵ストレージに置く必要はない。
◯ メディア用には十分:
動画・写真・音楽の保存用としてはMicroSDで費用対効果が十分だった。
☁️ 4. クラウド課金への
誘導構造
• 端末価格が高すぎて最小容量モデルを選んだユーザーに対し、今度はGoogle OneやiCloudといった月額クラウドサービスの継続利用へ誘導する二段構えの収益構造が完成している。

まさに同サイトが指摘している通りですが、Appleを筆頭にストレージで利益をしっかり確保する戦略を開始しており、今やどのメーカーも当たり前のようになっています。

また内部ストレージとの使い分けができるように、自社のクラウドサービスに誘導できるように動線をひいている印象で、メーカーとしては大容量モデルやクラウドへ誘導しにくいとSDカードスロットは復活させにくい感じです。

ちなみにXperiaで見ると、以前より大容量モデルに消極的で、さらにクラウドサービスをやっていないからこそSDカードスロットを存続させやすいのかもしれません。

PixelやiPhoneには期待出来ない。

ストレージのコスト増加に合わせて「ストレージオプション」はなくなりましたが、SDカードスロットに対応したNothing Phone (3a) Liteのような存在もいるので、やろうとすればメーカーもできるはずです。

一方SDカードスロットと言えばAndroidというイメージが強く、「iPhone」が対応するとは考えにくく、また初代から非対応だった「Google Pixel」に関しても同様に期待出来ないのかなと思います。

GoogleはGoogle Oneを提供していることに加え、SDカードに対するノウハウも全くないので、仮に対応するとしても他のスペックに影響が出かねないです。

ただSDカードスロットを復活させるとしても、言い方を悪くすればストレージの一部をユーザーに転嫁させることになります。なので仮に対応するとしても結局SDカードを長らく使ってこなかった人からすれば、メリットよりもデメリットの方が増えたと感じてしまうのかもしれません。