先日より国内でも予約を開始したGalaxy Z Fold8シリーズですが、価格に関してはやはり前モデル対比で値上げになりました。今の市場状況を考えると、全く同じスペックで、全く同じデザインだとしても、RAMやストレージのコストが爆増していることから値上げ回避が難しい状況です。
現状を鑑みればSamsungもかなり頑張ってくれたなと思いますが、それでもユーザー視点でみれば高いことに違いはありません。今回Android AuthorityがGalaxy Z Fold8 Ultraで致命的に間違っていることに言及しているのでまとめたいと思います。
致命的に間違っていること。

今回の同サイトの指摘内容をまとめると以下のようになります。
| 批判セグメント |
Android Authority 記事解説 |
考察 & ユーザーへの影響 |
💰 1. 2,100ドルへの
高価格化 |
• 価格が2,100ドル(約32万円超)へと引き上げられた。
• マイナーチェンジに近い全体感に対し、価格上昇に見合う満足度・新鮮さを感じにくい。 |
🚨 コスパの悪化:
標準モデルとの価格差に対し「Ultra」の価値を納得しづらい。 |
📷 2. 5年前から放置の
10MP 3倍望遠カメラ |
• Fold 3時代から使われている古く小さな10MP 3倍望遠センサーをそのまま継続。
• 広角や超広角が強化されただけに、望遠レンズの古さが突出して目立つ。 |
⚠️ Ultraの名に不相応:
ズーム撮影時の画質が近年のフラグシップ基準に届いていない。 |
🧲 3. Qi2磁気ワイヤレス
充電の非内蔵 |
• MagSafeやQi2対応のマグネットリングが内蔵されていない。
• 磁気アクセサリーやワイヤレス充電位置固定のために別途対応ケースが必須となる。 |
◯ 利便性の取りこぼし:
最新スマホの標準機能になりつつある磁気エコシステムへの対応不足。 |
✏️ 4. S Pen(ペン入力)
サポートの欠落 |
• 薄型化のためにペン用デジタイザ層を削った結果、S Penに今回も非対応。
• フォルダブルの7〜8インチ大画面で手書きノート作成やクリエイティブ作業ができない。 |
🚨 根強い不満点:
大画面を生産性ツールとして活用したいヘビーユーザーを失望させる要素。 |
⚖️ 5. 標準モデル(201g)
より重い215g |
• 新設計のワイド版標準モデル「Galaxy Z Fold 8」が201gと驚異的に軽い一方、Ultraは215g。
• 日常的な持ちやすさや疲労感の少なさにおいて、下位モデルに劣る構造になっている。 |
◯ 持ちやすさの比較:
携帯性を最重視する場合、Z Fold 8(標準)の方が魅力的に見えてしまう。 |
🧠 6. RAM 12GBスタートと
外観的新鮮味の欠如 |
• 2,100ドルという高価格でありながらベースRAMは12GBと控えめ。
• 外観デザインや握り心地が前作とほぼ同等であり、「高価な割に新しさを感じにくい」という総合的な不満につながっている。 |
やはり価格がネックになってくるからこそ全体的に厳し目の指摘になりがちなのかなと思います。実際に貸出機を触っていて完成度は流石Samsungだと思う一方で「Ultra」という名称にはちょっと違和感があります。
「Ultra」に相応しいのか?

正直Google Pixel 10 Pro Foldで感じていたことでもありますが、「Pro」を冠しているにも関わらずカメラ構成でみればaシリーズに近いとしょぼいです。そして今回Galaxy Z Fold8 Ultraと名称が変更されたからこそギャップが生まれた感じです。
少なくともGalaxy Z Fold7対比で、何か「Ultra」に相応しい進化を遂げたのか?となる難しいのかなと思っています。またGalaxy Z Fold8が標準モデルのように見えますが、実際に使ってみるとフォームファクターが全く違うことからも、ただ単に上位モデル/下位モデルを考えるは無理があります。
Appleが「iPhone Ultra」という名称を採用すると言われており、そこを意識したの結果なのか。個人的にはGalaxy Z Fold8を違う名称にした方が分かりやすいかったのかなとは思います。