SonyはXperia 1 VIIIで望遠をついに刷新しており1/1.56インチの大型センサーを搭載しています。また大型センサーを採用したことで画角差が少なくなり、結果カメラソフト全体で底上げされています。
一方でカメラの良し悪しはセンサーサイズだけで決まるわけではありません。今回YouTubeにおいてXperia 1 VIIIとvivo X300 Ultraの超広角比較動画が公開されていたのでまとめたいと思います。
超広角の比較動画。
今回の動画内容をまとめると以下のようになります。
| 検証項目 |
Sony Xperia 1 VIII (ソニー独自の動画重視路線) |
Vivo X300 Ultra (圧倒的カメラ特化フラッグシップ) |
① 実際の動画画角
& 手ブレ補正クロップ |
• 元の焦点距離16mmに対し、電子手ブレ補正の余白確保のため内部クロップが発生 [00:01:21]。
• 体感で17mm〜18mm相当の少し狭い視野角になるため、自撮りVlogの際は腕をしっかり伸ばす必要があるが、顔の歪みは非常に少ない。 |
• 元のレンズが14mmと超広角のため、手ブレ補正のクロップが入っても体感15mm〜16mm相当の広大な視野角を維持できる [00:01:09]。
• 背景の街並みや周囲の建造物をダイナミックに1画面に収めることが可能で、Vlogでの見栄えは非常に良い。 |
② HDR階調処理
(明暗差への強さ) |
• 太陽光が背後から刺す過酷な逆光環境や明暗差の激しい歩道でも、最初から極めて自然で滑らかなHDR効果が発動 [00:01:40]。
• ソニーのAlphaカメラ譲りの味付けで、肌の質感や背景の空の色調のバランスが極めて優秀。 |
• **ソフトウェアに特有の注意点あり**:カラー設定を「Vivid(鮮やか)」フィルターに指定しないと、HDRが機能せず映像全体が完全に潰れてしまう不具合を抱えている [00:01:49]。
• 設定さえ正しく追い込めば、大型センサーのパワーで鮮明な発色を得られる。 |
③ 外部マイクの互換性
(音声収録の信頼度) |
• 3.5mmジャックまたはType-C経由で、サードパーティ製(動画ではBoya製)の外部マイクを接続した際も、トラブルなく一発でクリーンな音声を録音できる高い信頼性 [00:00:56]。 |
• **依然として未解決のバグ**:VivoのOS側が特定の外部ピンマイク(Boya等)を正常なオーディオ機器として認識しない持病が続いており、Vlog撮影時の重大な障壁になっている [00:01:04]。 |
現状だと世界で最も大型の超広角センサーを採用しているのが「vivo X300 Ultra」になりますが、今回の比較をみる限りだと、Xperia 1 VIIIの欠点はやはり手ぶれ補正になるのかなと思います。
一方で超広角特有の歪みが少ないことと、マイクに絶対的な安定性があることを指摘しています。
意外とバランスがいい。

最後にまとめると以下のようになります。
「Vivoは最強のウルトラカメラフォンで、ソニーはただのスマホだ」という世間の先入観に反し、超広角のVlog動画撮影においては非常に面白い勝負となっています。Vivoは圧倒的なセンサーサイズと広い画角(15mmクラス)で街並みを映すのに有利な反面、外部マイクの不具合やHDR設定のシビアさが課題です。一方のXperia 1 VIIIは、画角こそ補正によるクロップでやや狭くなる(18mmクラス)ものの、HDRの安定感、音声周りの確実性など、動画機としてのトータルバランスの高さが光る結果となっています。
何を撮りたいかで変わってくるところだと思いますが、数年前のXperiaであれば中華系のUltraとまともに勝負出来なかったことを考えるとXperia 1 VIIIではだいぶカメラが良くなったのかなと思います。