Xperia 1 VIIIでも同じ声。発売日に買うな?その理屈に違和感しかない

実際にSonyがどの程度の初期在庫を用意していたのか不明ですが、Sony Storeにおける「発送予定日」をみると納期に遅れが出てきたモデルもちらほらあります。RAMやストレージの供給不足なども影響していると思いますが、それでも初期需要を最大限確保するための準備をしていたはず。

このことを考えるとXperia 1 VIIIはSonyの想定を超えた需要が発生している可能性があり、例えばヨーロッパで「ゴールド」は1TBかつSony Store限定となっていますが、下手をしたらすでに終売した可能性がある地域もあるくらいです。

初期ロットは避けた方がいいのか?

よく「初期ロット」は避けた方がいいとの声を聞きますが、個人的にはちょっと疑問です。ちなみに初期ロットを避けた理由をちょっと調べてみると以下のようになります。

理由

詳細

不具合のリスク 発売直後のモデルは、ハードウェアやソフトウェアの不具合が後から発覚するケースがあるため。
品質の安定化待ち 生産開始直後よりも、数か月後のロットの方が製造工程の改善や品質管理の最適化が進んでいる場合がある。
アップデートの成熟 発売後に配信されるソフトウェアアップデートによって、バッテリー持ちや発熱、カメラ品質などが改善されることが多い。
隠れた問題の発見 発売直後には分からなかった通信不具合や耐久性の問題、カメラの不具合などが後から判明することがある。

一般的によく言われる部分としては以上のような感じでしょうか。一方で製造上の問題があるとして、重大な欠陥がある場合は製造工程自体見直しが入るかもしれませんが、個体差があるような不具合の場合は製造工程に見直しがあるのか不明です。

また製造された個体を全数チェックしているわけではないと思うので、初期ロットを回避すれば問題がないというわけでもないように感じてしまいます。

発売直後=初期ロットではない可能性も。

もちろん一般発売された後の方が、より多くのユーザーが触れるため見えてこなかった不具合なども見えやすくなると思います。なので発売してから落ち着くまで様子見をしたいという気持ちもわかります。

ただ言葉の揚げ足取りみたくなっちゃいますが、それって「初期ロット」なのか不明です。ちなみに文鎮化問題が発生したXperia 1 VIIですが、香港版に国内版と早期入手していますが、だからといって該当ロットだったわけではありません。

どのような区切りだったのか不明ですが、後から購入している人でも「該当ロット」に引っ掛かっていた場合もありました。またSonyに関しては不明ですが、Samsungであれば開発の進捗にもよると思いますが、問題がなければ発表の2~3ヶ月前には在庫を積み上げ始めるとも言われています。

つまり発売日に届くように購入したからといって、初期ロットの可能性もあれば、第◯次ロットの可能性もあります。

結局はギャンブル。

新型iPhoneのように、予約開始直後を逃すと数ヶ月待ちになるな場合でも製造工程に問題が見つかってなければ不具合に遭遇する可能性があります。

また多くの機種はiPhoneほど在庫の回転率がいいとは限らないので、発売から数ヶ月様子をみて購入したとしても、その時の在庫が発売日から全然動いていなかったりして、結局はハズレ個体の可能性があるのかなと思います。

なのであくまでもひねくれた自分の考えになりますが、結局初期ロットを外せばいいといっても、いつから初期ロットじゃないかも分からないし、逆に期間をあけても在庫に動きがなければ初期ロットの可能性もあるので、あまり意味がないのかなと思っています。

「初期ロット」をはずしたいと不安に思う人は、正直「ロット」なんて外部の人間が分かることではないので、何かあった時に相談しやすい環境を構築しておく方がよほど建設的で、不安な人ほど直販版ではなく「キャリアモデル」を購入するべきだと思います。

Sony Storeは全国で8店舗だったと思うので、キャリアショップと比較すれば気軽に相談できる環境ではないです。一方でショップの維持にもコストがかかっていることからも、直販版と比較して高いのは仕方なく保証+安心を追加で買ったと割り切るしかないのかなと思います。