例年通りであれば、そろそろGoogle Pixel 11シリーズのカメラセンサーなど主要スペックがリークしてもいいころですが、現時点では全く情報がない感じです。少なくとも現時点でリークしているのはデザインで、デザインが判明しているからこそディスプレイサイズも判明しています。
またほぼ確定的と言えるのが「Google Tensor G6」を搭載していることで、これら以外のスペックに関しては現状で判断しようがないです。一方で今年はRAMやストレージのコスト増加に直面しているからこそ、Googleがどのような判断を下すのか非常に気になるところです。
スペックを抑制する可能性。
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今回Phone ArenaによるとGoogleはPixel 11シリーズで値上げ回避を優先するために一部スペックを抑制する可能性があるとしています。同サイトによるとGoogle Pixel 11 ProシリーズのRAMは12GBになる可能性があるとしています。
ちなみにPixel 10 Proシリーズは共通して「RAM16GB」となっており、仮に今回の情報通りであれば動作性は悪化する可能性があります。
こうした状況の中で、Googleは価格を上げるか、仕様を抑えるかの選択を迫られています。結果として、RAMを16GBから12GBに抑え、価格を維持する可能性が高いと見られています。999ドルという価格帯はプレミアムスマホにおける心理的な基準であり、これを超えると“超高級機”という印象が強くなります。
ちなみにSamsungはGalaxy S26を$100の値上げで、最低価格が$899になりましたが、その分ストレージを128GBから256GBに強化しています。一方でGoogleに関してはどのような対応をするのか現時点で不明で、少なくともRAMを減らしただけだと退化したと感じてしまう可能性があります。
長く使う上で影響が出る可能性。
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少なくとも多くのユーザーにとって、日常使う上では「RAM12GB」もあれば事足りるのかなと思います。とはいえGoogle Pixel 10シリーズでみると、Google AIの起動速度や処理速度を改善させるために、RAMにAI Coreを常駐させており、「3GB」分ロックしています。
つまりPixel 10 ProシリーズはAI以外で使えるRAMの容量は13GB前後しかないことになり、これがPixel 11 ProシリーズでRAM12GBに減った上でAI Coreを常駐させるとなれば実質9GB前後しかないことになります。
つまり日常使う上でも影響が出てくる可能性があります。
問題は、12GB RAMで将来に耐えられるかという点です。現状のAI機能は問題なく動作しますが、「Magic Cue」など今後の高度なAI機能はより多くのメモリを必要とする可能性があります。Googleは最大7年間のアップデートを提供しており、2033年までサポートされる見込みですが、その頃まで12GBで快適に動作する保証はありません。
また既存機能でも今後できることが増えれば、RAMの使用量が増える可能性があります。そうなると同サイトが指摘している通り、長期間快適に使えるかどうか新たな懸念が生まれてくることになります。
一つの解決策。
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そして同サイトによるとこの現状に対する一つの解決策として以下のように提案しています。
12GBと16GBの2モデルを用意する方法が考えられます。例えば、12GBモデルを999ドル、16GB+大容量ストレージモデルを1099ドルとすることで、一般ユーザーとヘビーユーザーの両方に対応できます。
オプションを増やせば在庫の管理コストが増す上に、RAM12GBとRAM16GBと発注が分散することでスケールメリットがなくなるかもしれません。下手をしたらRAM16GBをまとめて大量発注した方がスケールメリットで結果的にコストを抑制できることもあるかもしれません。
何より同サイトによれば一部スペックがダウングレードになるからこそ、値上げはないと指摘していますが、実際にどうなるのか今後の情報が楽しみです。