Pixelが3月のアプデでバッテリー異常消費多発。原因不明で不信拡大

本来アップデートは新機能の追加の他にバグや不具合の修正も行われることが多いです。またPixel含めてアップデートには最新のセキュリティパッチも包括していることが多く、Androidの脆弱性も含まれていることが多いです。

ただどのメーカーの機種であっても、アップデートによって、新たな不具合やバグが発生することがあり、特にGoogle Pixelはアップデートによるデメリットが発生しやすい印象を受けます。

3月のアップデート。

今回Android Authorityによると3月のアップデートによって一部Google Pixelユーザーから電池持ちが悪化したとの報告が増えていることが判明したとしています。例えばあるユーザーがGoogleの公式フォーラムにおいて以下のように投稿しています。

3月のアップデート後、バッテリーの減りが非常に早くなっており、原因を知りたいと思っています。私はアダプティブ充電を使っていて、バッテリー劣化を防ぐため、普段は80%までしか充電されません。約6か月前には、元のバッテリーをiFixit製の新品に交換しました。

しかし充電後に使い始めると、約3分で1%ずつ減っていき、かなり異常に感じています。バッテリー使用状況を見ると、YouTubeが約30%/Spotifyが約17%となっています。このような減り方は、アップデート後としては普通なのでしょうか?

少なくとも類似した投稿が多数ある一方で機種は限定されていないのが厄介です。Google Pixel 10シリーズやGoogle Pixel 9シリーズに加え比較的古いPixel 7シリーズでも同様の問題が発生しているとしています。

極端に悪化した例も。

また一部ユーザーによると電池持ちが大幅に悪化したと報告しています。

あるユーザーはPixel 9 Proが「1日持っていたのに、今では1日に2〜3回充電が必要」と報告。別のユーザーはPixel 10 Proで、以前は16時間(画面オン7時間)使えたのが、現在は「12時間弱(画面オン6時間)」に低下したと述べています。

残念なことに現時点でGoogleからのリアクションはなく、改善用のアップデートの開発を進めているのか不明です。少なくとも4月のアップデートで修正されていないことを考えると、どんなに早くても5月のアップデートのタイミングになってしまうのかもしれません。

原因はGPS?

少なくともGoogleが原因に言及していないことからも憶測に過ぎませんが、同サイトは以下のように指摘しています。

あるユーザーはGPS関連の不具合を指摘しています。この説では、Exynosベースバンド/GNSSモジュールが常にポーリング状態に入り、端末がスリープ状態(AndroidのDoze)に移行できず、CPUが常時稼働してしまうことで電力消費が増加している可能性があるとされています。

何よりユーザーとできる対処方法はほぼない感じで、Googleによるアップデートでの修正をまつしかないのかもしれません。

3月のアップデートは不具合が多い。

今回「電池持ちの悪化」も深刻だと思いますが、一部ユーザーからの報告としてブートループ問題が発生していることが判明しています。本体起動時」の「G」のロゴ以降に進まない感じで、ほぼ文鎮化に近い不具合が発生しています。

3月のアップデートはFeature Dropなので比較的大型のアップデートです。そのため不具合やバグが発生する可能性は月例のアップデートと比較すれば高いですが、それにしても3月のアップデートはちょっと不安定なのかなと思います。

次のアップデートは5月ですが、ここでどれだけ不具合を修正できるかだと思います。一方で6月はAndroid17とメジャーアップデートなので不具合やバグに遭遇する可能性が高くなるので、5月で修正されないと最悪の場合当面は落ち着かない感じになってしまうかもしれません。