ヒンジでも耐久性でもない。折畳式機種が当面抱える深刻な問題は「あれ」

直近の情報をみる限り2月に正式発表が予測されている「Oppo Find N6」は6000mAhのバッテリーを搭載していると予測されています。少なくとも中華メーカーを中心にシリコンカーボンバッテリーを進化させることでバッテリー容量は今後も増える可能性があります。

一方で「薄型化/軽量化」がトレンドになっていることを考えるとバッテリー容量を増やすにも限界があることに違いはありません。そして興味深い話としてPhone Arenaは折畳式機種の一つの壁に言及しています。

電池持ちの改善。

通常のバータイプと比較すれば、特にブック型の折畳式機種は2倍以上のディスプレイサイズを誇ることもあり電池持ちが良いとはいえないです。そのため各社バッテリー容量を増やすことで電池持ちの改善に尽力していますが限界があると指摘しています。

バッテリー容量 駆動時間
Pixel 10 Pro Fold 5015mAh 5時間16分
Galaxy Z Fold7 4400mAh 5時間31分
Oppo Find N5 5600mAh 6時間5分
Honor Magic V5 5820mAh 6時間21分

電池持ちを決める要因の一つに「バッテリー容量」があることに違いはありません。ただバッテリー容量を増やしても、よほど一気に増量させない限りは劇的な改善に期待することもできず、さらに今後薄型化を意識するのであればバッテリー容量を増やすには限界があります。

何よりバッテリー容量を増やすという面での電池持ちの改善はすでに天井が見えてきた可能性があると指摘しています。

2025年、ほとんどの折りたたみ式は5,600mAhを超えましたが、バッテリーの寿命はそれほど改善されなかったようです。Huawei Mate XTは5,600 mAhをパックし、それでも7時間で着陸します。Honor Magic V5は、5,820 mAhのバッテリーでさらに進んでおり、多くの小型フリップフォンを下回っています。

何よりバッテリー容量が増えても、ディスプレイ輝度の強化や解像度の強化で悪化する可能性もあります。さらに放熱性が悪いことからもバッテリーの劣化が早まる可能性があります。

最適化が問題ではない。

電池持ちの改善をするための重要な要素としてソフトの最適化やSoCの効率化があると思いますが、そこまで大きく貢献することは難しいとしています。ソフトに関しては中華系を中心に独自UIを採用しているとはいえ、今やフラッグシップはAIを含めてソフトが主軸の進化をしているからこそ消費電力の改善を中心とした設計を採用することが難しいと指摘しています。

またSoCに関しては今年でみれば2nmプロセスノードに移行すると言われていますが、次の1.5mmプロセスノードまでは時間があくとも言われており、何よりコストの問題に跳ね返ってくると指摘しています。

さらにいえばSamsungやAppleやGoogleのように独自SoCを採用しているメーカーであればハードからソフトまで一貫して開発することで最適化しやすい可能性がありますが、多くのメーカーは他社のSoCに依存しているので限界がある感じです。

だからこそバッテリー容量/ソフトの最適化/SoCによる効率化による改善は限界が近いと指摘しています。

技術進化を待つしかない。

少なくとも折畳式機種にとって「ディスプレイ」は電池持ちを改善させる上での重要なスペックですが、今後技術が進歩して電力効率の優れたディスプレイの登場を待つ必要がありますが、注意点としては世代を重ねるごとに電力効率も改善していることです。

そして同サイトによれば折畳式機種が「電池持ち」の壁を破るためには技術の進化を待つしかないとしています

シリコン-カーボンバッテリーは、同じ量でより多くのエネルギーを蓄えるため、一歩前進しています。しかし、それらの利益でさえも漸進的です。彼らはあなたが余分な時間を絞り出すのを助けますが、それだけです。エネルギー密度と安全性の大幅な飛躍を約束するソリッドステートバッテリーは、電話市場に参入する準備が整うまではまだ何年も先です。

結局は「全固体電池」と呼ばれる技術がスマホでも採用されるのを待つ必要があるのかもしれません。一方で不幸中の幸いとも言えるのが、現状の折畳式機種でも極端に電池持ちが悪いわけではないことです。

もちろん機種によって電池持ちが差があります。何よりメーカーにできることは既存技術を進化させつつユーザビリティの改善を丁寧に重ねていくことだと思います。