iPhone 18 Proの新機能。それって「無駄」なコスト増加に繋がるとの指摘

事前情報からもAppleは今年の後半において、ラインナップにおける発表時期を変更する可能性があると言われています。現状でAppleにどのような狙いがあるのか不明ですが、下半期にはiPhone 18 Pro/iPhone 18 Pro Max/iPhone Ultraの3機種を発表すると言われています。

要は高単価のモデルのみ発表して、ホリデーシーズンに売上も利益を最大化する狙いがあるのかもしれません。また新型iPhoneは発表後から数ヶ月にわたって納期が不安定になるため、製造の安定化を狙っている可能性があります。

何よりiPhone 17シリーズが大ヒットになっているからこそiPhone 18シリーズにも期待したいところです。ただ今回Phone Arenaによると、iPhone 18 Proシリーズで無駄な機能を搭載することで値上げすることは避けてほしいと指摘しています。

「可変絞り」の実装。

直近の情報においてもiPhone 18 Proシリーズは「可変絞り」を実装する可能性があると予測されています。単純に考えれば追加のハードが必要になるためコスト増加に繋がり、一部情報ではカメラユニットのコストが現行モデル対比で50%近く上乗せになると言われています。

もちろん「コスト」の問題もありますが、同サイトはそもそも「実用性」の部分でも疑問が残ると指摘しています。その理由としてはセンサーサイズでiPhone 17 Pro MaxやGalaxy S26 Ultraで見ても1/1.3インチ前後のセンサーを搭載しています。

そして中華系のUltraでも1インチという感じで、本格的なフルサイズカメラやAPS-Cセンサーには遠く及ばないとです。

小型センサーは元々被写界深度が深く、広範囲にピントが合いやすい。たとえF1.6やF1.8で撮影しても焦点距離は数mm程度なので、シーンの大部分にピントが合う。F2.8やF4.0まで絞れば被写界深度は深くなるが、その違いは非常に限定的だ。

元々広範囲にピントが合っているためである。一方、一眼カメラでは大きなセンサーと長い焦点距離によって絞りの変化が写真表現に大きく影響する。例えば背景を大きくぼかしたポートレートはF1.4前後で撮影されることが多い。逆にF8やF11まで絞ればシーン全体にピントが合う。

つまりセンサーサイズが大きいほど表現に大きな違いが発生します。ただスマホレベルだとそこまで顕著な違いに繋がるようなセンサーサイズではないことに加え、ポートレートモードを実装することでソフトで擬似的に表現しています。

だからこそ不要なことにコストをかけるべきではないとしています。

恩恵を受けるのはどんな時か?

一方で可変絞りを搭載したとして恩恵を受けることがあるとすれば「動画撮影」だと指摘しています。

動画では自然なモーションブラーを維持するためにシャッタースピードを固定することが多く、露出調整をシャッタースピードに頼れない。そのため明るい環境では絞りを閉じて光量を調整できる。また、小絞りにすることでレンズ周辺部の解像感向上や収差低減も期待できる。

とは言っても写真撮影に明確な恩恵がないのであれば、コスト増加に見合った価値がある機能なのかはどっちにしろ疑問が残るのかなと思います。

他にやるべきことがある。

むしろ同サイトによると、iPhoneは可変絞りを搭載する前にやるべきことがあるとしています。

  • 1インチセンサーの搭載
  • より強力な手ブレ補正
  • 望遠カメラの大口径化
  • バッテリー容量の大型化

また可変絞りを搭載すれば多少は改善するのかもしれませんが、現行モデルをみる限り被写体が小さいと全く寄れないので取り回しが非常に悪い印象を受けます。マクロモードやズームを使えばいいとの指摘もありますが、結局「取り回し」の部分では他社に及ばないことに違いはないです。

Appleの近年のプロモーションを見ると「プロ」を意識している印象ですが、iPhone 17など無印でも同様の取り回しの悪さがあります。そしてiPhoneは最も大衆受けしている機種だからこそ、何も考えず簡単に使えるのが理想なのかなと思います。

何より可変絞りを搭載するのであれば広角のセンサーサイズも一緒に大型化してほしいところですが、現状センサーに関する情報はないです。