HONOR Magic 8 Pro Air 開封。みなが欲しかった本当の「Air」

昨年にAppleはiPhone Airを発売したことで一部中華メーカーも薄型特化モデルの開発に着手したと言われています。ただ想定していたほど売れていないことからもSamsungを始めとして次々にキャンセルされたと言われています。

もちろん開発を継続しているメーカーもいますが主要メーカーはほとんどキャンセルした感じなのが分かりやすいです。今回HONOR Magic 8 Pro Airの大陸版を購入したので開封レビューをしてみたいと思います。

開封

まず開封をしていきたいと思いますが本体の名称とは裏腹に化粧箱はかなり分厚目に感じます。

付属品を確認すると最大80Wに対応した電源アダプター。

そしてUSB-Cケーブル。

次に説明書にSIMピンです。

そして最近購入した中華スマホのほとんどは専用ケースも同梱されていることが多いですがHONOR Magic 8 Pro Airはフロスト加工というか半透明のクリアケースなので面白いです。

ただ本体の取り回しに出来るだけ影響を与えないようにするためかサイドはがっつりあいています。

さらにケース自体がかなり薄いこともありペナペナで負荷をかければ簡単に壊れそうです。なので背面を擦り傷などから守るための物と捉えておいた方がと分かりやすいかなと思います。

またスクリーンプロテクターを標準装着されているため別途購入する必要はないのが嬉しいです。付属品の差という部分もあると思いますがGalaxy S25 EdgeやiPhone Airに関しては化粧箱でも本体の薄さをアピールしていた印象ですがHONOR Magic 8 Pro Airは真逆です。

ユーザーからすれば化粧箱の薄さをアピールされるよりも付属品が充実している方が嬉しいです。

デザインを確認。

次に最大の特徴とも言えるデザインを確認していきたいと思いますが第一印象としては超軽いです。まず本体上部を確認するとアンテナスリットにスピーカーグリルにマイクを搭載しています。

次に本体左側面を確認すると特段何もなく本体右側面を確認すると音量ボタンに電源ボタンです。

最後に本体下部を確認するとUSB-CにマイクにスピーカーグリルにSIMトレイを搭載しています。

サイドフレームはアルミかつマット仕上げに加え端に向かって僅かに湾曲したデザインです。そもそも持ちやすいサイズ感ということもありますが手にさらにフィットしやすくなっている印象を受けます。

バックパネルを確認するとフラット形状かつマット仕上げということもあり質感はかなり高めです。一方で好みが出る部分としては並列型のカメラデザインでPixelよりもiPhone Airに似ています。

ちなみに大陸版は4色展開となっており今回自分が購入したのはライトオレンジとなっています。

iPhone Airと比較。

そしてここからは薄型特化機種であるGalaxy S25 EdgeやiPhone Airと比較したいと思います。おそらくカラバリ的にもHONOR Magic 8 Pro AirはiPhone Airを強く意識している印象です。

その上でiPhone Airと筐体サイズを比較してみるとHONOR Magic 8 Pro Airの方が小さいです。実際に比較してみるとiPhone Airの方がかなり薄く感じますが本体の薄さは取り回しを比較する上であまり関係なく単純にHONOR Magic 8 Pro Airの方が小さくて軽いです。

ずっしり感はちょっとHONOR Magic 8 Pro Airの方が強いと思いますが何より持ちやすいです。

あとは好みの部分でもありますがiPhone Airはサイドフレームが光沢仕上げなので指紋が目立ちます。

本体背面を確認すると両機種ともフラット形状かつマット仕上げなので質感はかなり高い印象です。そして何よりカメラデザインが並列型を採用していることもありかなり似ている印象です。

ちなみにカメラバンプ込みで本体の厚みを計測してみるとHONOR Magic 8 Pro Airは12.0mmでGalaxy S25 Edgeが10.4mmでiPhone Airが12.0mmとiPhone Airは一番薄いけどカメラバンプ込みだとHONOR Magic 8 Pro Airと一緒とはいえ一番バンプが目立つ印象です。

カメラ部分はガラスとなっているところも共通ですがiPhone Airはシングルレンズカメラ構成となっています。一方でHONOR Magic 8 Pro Airはトリプルレンズカメラ構成なので無駄がないように見えます。

Galaxy S25 Edgeと比較。

そしてGalaxy S25 Edgeと比較してみると筐体サイズにかなりの違いがあることを実感できます。Galaxy S25 Edgeの方が薄いとはいえ横幅に3mm以上の差があるので取り回しに大きな差があります。

ただGalaxy S25 Edgeの方が圧倒的に持ちにくいからこそスペック以上に軽く感じやすいです。

一方でバックパネルの質感は一緒ですがGalaxy S25 Edgeは垂直型のカメラデザインを採用しています。そのためHONOR Magic 8 Pro Airとデザインの印象は大きく異なり好みが分かれると思います。

何よりiPhone AirやGalaxy S25 Edgeは本体薄くしながらも内部スペースを確保するために筐体サイズがデカいですがHONOR Magic 8 Pro Airは両機種ほど薄くないけど小さくて軽いです。

サイズ的にみればiPhone 17やPixel 10が近くこの2機種を薄くして軽くした感じになります。あくまでもHONOR Magic 8 Proの薄型モデルなのでiPhone Airなどと比較すればそうでもないです。

ただこの6.3インチというサイズ感でありながらこの薄さに軽さはアドバンテージだと思います。

ディスプレイを確認。

次にディスプレイを確認していきたいと思いますがGalaxyやiPhoneでいう無印と同程度のサイズです。またフラットディスプレイを採用しておりさらにベゼル幅は1.08mmと市場でもトップクラスです。

とはいってもiPhone Airと比較してそこまでアドバンテージがあるかと言われれば微妙なところです。

HONORの公式サイトをみると目への優しさとして10個の機能に対応しているとアピールしています。正直なところ基礎的な部分でスペックの進化が頭打ちになっていることの裏付けなのかもです。

コンテンツの表示を確認。

一応YouTubeを再生してみるとHONOR Magic 8 Pro Airが最も暖色寄りの色味に見えます。

ディスプレイ輝度を確認。

そしてディスプレイの視認性に直結するディスプレイ輝度ですがピーク輝度は6000nitsです。ちなみにディスプレイの20%で計測した場合だと4000nitsとなっておりそれでも驚異的です。

ただHDR表示だと最大1600nitsまで下がる感じで海外サイトを参考にするとiPhone Airは自動調節で998nitsとしており実際に屋内で比較してみるとHONOR Magic 8 Pro Airの方が僅かに明るい印象で屋外で比較した時もHONOR Magic 8 Pro Airの方が僅かに明るい印象です。

ちなみに海外サイトによるとiPhone Airのディスプレイ輝度の持続時間が短すぎることを指摘しています。

そしてGalaxy S25 Edgeは自動調節だと1416nitsとなっており必要十分な輝度に対応しています。実際に比較してみるとHONOR Magic 8 Pro Airの方が確実に明るい印象を受け屋外でも明るく感じます。

なので今回試した感じだとHONOR Magic 8 Pro Airは3機種の中で最も明るくみえる感じです。ただHONOR Magic 8 Pro Airが実際にどの程度の明るさが出ているのかはテスト結果を待つ必要があります。

何より3機種ともほとんどのシーンで十分な明るさを確保しておりiPhone Airに関してはディスプレイの反射率カットを強化したことで輝度を抑制したのかアクセサリーによってはちょっと暗く感じる可能性もありますがテスト結果以上に明るく感じることに違いはないです。

ぶっちゃけ目の保護をアピールされてもよく分からずで他社の機種と比較しようもない感じです。何よりHONOR Magic 8 Pro Airは最新世代の機種だからこそ最新技術は惜しみなく対応している印象を受けます。

基礎スペックを確認。

次に基礎スペックを確認していきたいと思いますがAndroid16をベースにしたMagicOS10に対応しています。あくまでも主観ですiOS26のリキッドグラスを意識したUXという感じで逆に違和感がないのかもしれません。

SIMスロットあり。

一方でiPhone Airが中国でその流れを作ったとも言えますがHONOR Magic 8 Pro AirもeSIMに対応している一方で物理のSIMカードにも対応しているのはポイントなのかなと思います。

本体の厚みに違いがあるとはいえHONOR Magic 8 Pro Airの方が圧倒的にバッテリー容量が多い中でeSIM専用にしていないことを考えるとAppleの言い訳と指摘されても仕方ないと思います。

グローバル展開はあるのか。

あとはやはりグローバル展開されるかどうかでHONORは3月のMWCで新製品イベントを開催するといわれています。またこのイベントでHONOR Magic V6が正式発表されると言われておりHONOR Magic 8 Pro Airもグローバル展開があるのであればこのイベントまでには何かしらの動きがあるかもしれません。

AIキーを搭載。

そしてAIもかなりアピールしていますが基本中国語なので自分は評価することは出来ないです。また本体側面にAIキーを新たに搭載しているとはいえ中国語が使えないと正直意味がない感じです。

ただダブルタップでカメラを起動することができるのでまだ使い道があるかなという印象です、ちなみにカメラ起動時はズーム倍率の調節などカメラコントロールのように使うことが可能です。

そしてサポート期間は現時点で不明ですがグローバル展開されるのであれば短くはないと思います。HONORは中華系の中でも珍しく最大7年のアップデートに一足先に対応したので期待はできます。

容量構成を確認。

そして容量構成に関して1TBモデルはRAM16GBのみですがあとはユーザーの好みで選べます。一方でiPhone AirやGalaxy S25 EdgeはRAMが固定でストレージだけ選べる感じです。

ちなみに3機種ともSDカードスロットに非対応なのでストレージオプションは地味に重要です。そして発熱の程度を調べるためにベンチマークを3回連続で回して負荷をかけてみました。

発熱とパフォーマンスを確認。

開封初日に計測したということもありますがHONOR Magic 8 Pro Airは2回目の最後の最後で発熱が原因で強制終了になってしまい昨年からみればXiaomi 15 Ultra以来です。

なので今回の計測結果は1日おいてから再度計測したので完全に条件は揃っていないです。ちなみに計測終了ごとに外部温度を計測したところiPhone Airは37.2/37.8/36.8度です。

そしてGalaxy S25 Edgeは41.9/42.8/38.5度と計測時間はもっともかかった感じです。最後にHONOR Magic 8 Pro Airは41.0/42.0/41.5度で内部温度はかなり上がっています。

何よりHONOR Magic 8 Pro Airはこの筐体サイズでベンチマークスコアがちょっと高すぎです。正直発熱で強制終了するよりもチューニングでそもそもパフォーマンスを制御した方が良かったのかなと思っちゃいます。

次にパフォーマンスの持続性を調べるために3D mark wildLife Stress Testをしてみました。

安定率でみればHONOR Magic 8 Pro AirはGalaxy S25 Edgeより高いですがiPhone Airと比較すると雲泥の差でiPhone Airは計測終了後でもほとんど発熱していないです。ちなみにHONOR Magic 8 Pro Airも発熱が原因で強制終了になることはなかった感じです。

バッテリーを確認。

バッテリーに関してiPhone AirやGalaxy S25 Edgeは薄型化の犠牲になっている部分です。一方でHONOR Magic 8 Pro Airはシリコンカーボンバッテリーを採用することで大容量となっています。

ちなみに917Wh/Lなのでバッテリーのセル密度はかなり高いのかなと思います。そして電池持ちに関して開封したばかりということもあり今は評価することは出来ません。

一応海外サイトを参考にするとiPhone Airは12時間44分でGalaxy S25 Edgeは12時間6分なので決して電池持ちがいいと言える状態ではなくだからこそサブ機扱いされることが多いです。

充電速度に関してiPhone Airは充電開始30分で57%でフル充電に要した時間は1時間33分です。本体が割とデカいとはいえ排熱効率が不十分な影響なのか充電速度は地味に制限されています。

とはいえそもそもバッテリー容量が少ないというのが一番の要因なのかなと思っています。

その他を確認。

その他生体認証に関してHONOR Magic 8 Pro Airは超音波式画面内指紋センサーに対応しています。Galaxy S25 Edgeと一緒ですがiPhone Airのように3D顔認証には非対応となっています。

そして防水防塵に関してHONOR Magic 8 Pro AirはIP69対応なので頭一つ抜けている感じです。

次に音量を70%に設定した上でスピーカーテストをしてみました。HONOR Magic 8 Pro AirはGalaxy S25 Edgeよりは音質も音量も優れている印象を受けます。一方でiPhone Airの方が音質は安定している印象でこれでモノラルなのでおそろしいです。

カメラを確認。

そして最後にカメラを確認していきたいと思いますがAirとしてはかなり頑張っている印象です。広角はHONOR Magic 8 Proと同じく1/1.3インチのOV50Qで超広角は1/2.88インチのOV50Dを採用しています。

そして望遠はかなり懐かしい印象を受けますが1/2.0インチのOV64Bを採用しています。Galaxy S25 EdgeやiPhone Airと異なり望遠を搭載していることに加えフラッグシップの無印よりも優れたセンサーを搭載している感じでスペックでみれば妥協が一切ない感じです。

とりあえず写真のサンプルを撮影してきたのでご確認下さい。

超広角で撮影。

今回のサンプルはGalaxy S25 Edge/HONOR Magic 8 Pro Airの順番になっているので予めご了承下さい。

色味にしろ明るさにしろ全然違うことを確認することができ、何よりGalaxy S25 Edgeは暗い部分が黒潰れしています。

広角で撮影。

 

そしてここからはGalaxy S25 Edge/HONOR Magic 8 Pro Air/iPhone Airの順番になっているのでご了承下さい。

HONOR Magic 8 Pro Airは全体的に明るく補正されているのはプラスですが、全体的に赤みが強い印象を受けます。

ポートレートで撮影

ポートレートに関してHONOR Magic 8 Pro Airは1倍/1.5/2/3.2/6.4倍で撮影することが可能です。

少なくとも今回比較した3機種の中ではHONOR Magic 8 Pro Airが最も被写体に寄りやすく取り回しがいいです。

次に2倍で撮影してみました。

そしてGalaxy S25 Edgeを3倍でHONOR Magic 8 Pro Airは光学となる3.2倍で撮影してみました。ちなみにiPhone Airのポートレートモードは最大2倍です。

明らかにHONOR Magic 8 Pro Airの方が被写体に寄りやすいです。

ズームで接写。

次に2倍で接写してみました。

一応どの機種も2倍であれば光学相当になりますが、全体的にノイズが多めの印象です。またiPhone Airに関してはほとんどボケ感が出ていません。

次にGalaxy S25 Edgeはインナーズームとなる4倍でHONOR Magic 8 Pro Airは光学となる3.2倍でiPhone Airはデジタルズームとなる3.2倍で撮影してみました。

ボケ感はHONOR Magic 8 Pro Airの方が安定している印象ですが、画質自体でみるとGalaxy S25 Edgeがかなり頑張っている印象を受けます。

望遠で撮影。

最初に2倍で撮影してみました。

そしてGalaxy S25 Edgeはインナーズームとなる4倍でHONOR Magic 8 Pro Airは光学となる3.2倍でiPhone Airはデジタルズームとなる3.2倍で撮影してみました。

そして3機種とも10倍で撮影してみましたがHONOR Magic 8 Pro Airが最も安定しています。ただHONOR Magic 8 Pro Airは最大100倍に対応している機種であることを考えると10倍でもちょっと不安が残る感じです。

スーパーマクロモードで撮影。

ちなみにHONOR Magic 8 Pro Airは超広角を利用したマクロモードにも対応しています。

超広角(低照度)で撮影。

HONOR Magic 8 Pro Airは全体的にノイズがかなり多い印象を受けます。

またHONOR Magic 8 Pro Airは全体的に赤みが強い印象を受けます。

広角(低照度)で撮影。

HONOR Magic 8 Pro Airは全体的に明るく撮れている印象を受けます。

ただHONOR Magic 8 Pro Airは全体的に一貫性がなく同じ広角でもちょっと不安定です。

望遠(低照度)で撮影。

まず2倍で撮影してみましたがiPhone Airは全体的に白くなりがちです。

次にGalaxy S25 EdgeとiPhone Airはデジタルズームとなる3倍でHONOR Magic 8 Pro Airは光学となる3.2倍で撮影しましたが、流石に雲泥の差です。

最後にGalaxy S25 Edgeはインナーズームとなる4倍でHONOR Magic 8 Pro AirとiPhoneはデジタルとなる4倍で撮影してみましたがHONOR Magic 8 Pro Airの方が安定している印象を受け、高照度の環境の時と印象が大きく異なります。

まとめ。

今回はHONOR Magic 8 Pro Airの大陸版を購入したので開封レビューをしてみました。

今回もまめこさんのところで購入しており自分が購入した時は14万円とそこまで高くないです。ちなみに中国限定でみるとHONOR Magic 8 Pro Airは4999元ですがiPhone Airは7999元となっています。

またGalaxy S25 Edgeは5499元となっており価格の安さは目立つのかなと思います。何より多くのユーザーがAirに求めたのは薄くて軽くて小さいことなのかなと思います。

そのためHONOR Magic 8 Pro Airはそこまで薄くはないですがニーズに近い存在だと思います。