拘り?偏見?Xperia 1Ⅷが中国製造なら絶対買わないとの声

Sonyによると「モバイル部門」を継続している理由としては、通信技術の開発及び発展のためであることを明らかにしています。つまりXperiaを売ることが最優先ではなく、Xperiaの開発で培った通信関連の技術を他のSony製品に活かすことが最優先事項ということになります。

なので「売上規模」や「シェア」は重視しておらず、モバイル部門を継続するにあたって重視されているのは「利益」です。あくまでも主観ですが日本メーカーらしく丁寧に進化させている印象で、特にSonyが拘りを持っているオーディオ分野はかなり強いのかなと思います。

一方で先日の記事でもまとめさせて頂きましたが、Xperia 1Ⅶで話題になったのは「中国」での製造に切り替わったことです。

絶対に買わない。

Xperia 1Ⅶで製造場所が「中国」になってから以下のようなコメントをYouTubeで貰えることが増えました。

中国製造なら絶対買わない

少なくとも「文鎮化」の原因が製造プロセスにおける不備があったことからも、従来通りタイにある自社工場で製造していれば同じことは発生していなかったかもしれません。

すでにSonyは文鎮化の原因を特定した上で製造工程における管理プロセスを強化しているため、同じことが原因で文鎮化が発生することはないと思います。ただ特に該当個体にあたってしまった人にとっては「中国」で製造することになって不信感を持つようになったことに違いはないです。

一方で先ほどのコメントの多くは、「文鎮化の原因が中国のサプライヤー」だからではなく、単純に「中国」だから嫌との意味が非常に多いです。

製造場所を把握している?

ちなみに先ほどのコメントに対して、「どの機種をお使いですか?」と聞いたところ、中国で製造されている機種を使っている感じでした。なので、コメントの内容と自身がとっている行動が一致していないことになっちゃうんですよね。。

一般層がどのようなイメージなのか把握していないですが、メーカーの本社がある場所=製造している場所ではありません。

本社 製造場所(日本向けのモデル)
Samsung 韓国 ベトナム
Apple アメリカ 中国
Google アメリカ 中国
Nothing イギリス 中国
Sony 日本 中国
SHARP 日本 中国

機種によって製造場所が違ったり、同じ機種でも製造場所が混在している場合もあったりとか、このメーカーは一律でここで製造されているみたいな言い方は難しいですが、多くのメーカーは「中国」で製造しています。

政治的なリスクからも特にアメリカ企業は中国離れを加速させているので今後状況が変わってくると思いますが、現状でみれば中国で製造されている機種が圧倒的に多いことになります。

なので言ってしまえば「中国」を切り離すことは難しく、中国が嫌だと思っていても知らず知らずに中国で製造されたものを使っている場合があるのかなと思います。

中国で製造するメリット。

また多くのメーカーが中国で製造する理由として以下のように言われます。

項目 内容
圧倒的なサプライチェーン ディスプレイ・バッテリー・カメラ・基板など主要部品が国内で揃う。
調達・製造の一体化により納期短縮とコスト削減が可能。
製造スピードと柔軟性 短期間での大量生産や仕様変更、急な増産に対応可能。
スマホの高速な製品サイクルに適している。
コスト効率 物流・部品調達・規模の経済により総合コストが低い。
技術とノウハウ 精密組立や品質管理、歩留まり改善など長年の蓄積がある。
高品質な量産が可能。
インフラとエコシステム 物流網や港湾、関連企業の集積により製造環境が整備されている。
政策支援も充実。
ODM/EMSの存在 設計から製造まで一括対応できる企業が存在。
メーカーは開発やブランド戦略に集中可能。

例えばSonyでみると「カメラ」部門は政治的リスクを回避するために時間をかけて中国以外での製造に切り替えていますが、その中でXperiaは中国に戻った理由としては、どうしても製造効率が悪いんだと思います。

なので苦渋の決断だったのかなと思います。あくまでも主観ですがスマホの組み立てや採用されているコンポーネントにおいて「中国」を排除しようとなるとかなり厳しいのかなというか、ほぼ無理なのかなと思っています。

正直中国の好き/嫌いは自由ですが、機種選びをする時は、その機種のコンセプトやスペックやデザインなどから判断してほしいかなと思っちゃいます。