海外の調査会社のレポートをみると、AIによるとストレージやRAMのコスト増加の状況の中で好調をある程度維持できるのは「Apple」のみとも言われています。事前情報通りであればAppleはサプライヤーを効率化することで徹底的にコストカットを行なっていると言われています。
そのため今年の後半に正式発表が予測されているiPhone 18 Proシリーズでも価格が据え置きになると言われています。何より市場全体で見た時に、価格が据え置きになるだけでも御の字で、値上げされるのは当然となってきているからこそ、ユーザーも今まで以上に少し良いものを買って、より長く使うと消費行動に変化が出てきたとも言われています。
市場はかつてないほど不安定。

今回Android Authorityによると今のスマホ市場は過去にないレベルで不安定になっており、グローバル市場から撤退すると言われているOnePlusのように今後脱落するメーカーが出てきてもおかしくないと指摘しています。
しばらくの間は毎年進化を続け、競争も活発でした。しかし時間が経つにつれ、大手ブランドが次々と撤退していきます。HTCは早期に脱落し、かつてSamsungと並び称されたLGも市場から姿を消しました。MotorolaやNokiaはまだ存在していますが、かつての影響力はありません。
少なくとも同サイトによれば、スマホ市場において「買っていない限り、続ける理由が薄い」と指摘しており、今後出荷台数が減少した時にメーカーの動きも変わってくる可能性があるとしています。
選択肢は結局集約化。

日本に住んでいるとあまり実感しませんが、国内市場においてスマホの選択肢は「韓国」などと比較するとかなり豊富なのかなと思います。実際に買うかどうかは別としても選択肢があるだけでもユーザーにとっては嬉しいところ。
また選択肢があるからこそ、メーカー同士で切磋琢磨するので結果ユーザーからすればよりお得に買える環境が提供されます。
スマートフォンの新鮮さは徐々に薄れ、ユーザーの好みは固定化されました。その結果、市場は少数のブランドに集中していきます。通信キャリアの影響もあり、選択肢はさらに減少しました。そして2020年代に入り、部品不足という新たな問題が加わります。このままでは「スマホ緊縮時代」に突入し、次に買うスマホは前よりもコスパが悪くなる可能性があります。
ただ今後売り上げが厳しいメーカーが撤退にでもなれば、その選択肢は今まで以上に集約化される可能性があります。特に選択肢が多い市場ほど一気に減ったと感じてしまう可能性があります。
また生き残りをかけて目立とうとしてもAIによるRAMやストレージのコスト増加に伴い厳しい状況にあるとしています。少なくとも今までのような「フラッグシップキラー」と呼ばれる存在が今後登場することに期待しにくいとしています。
技術革新も厳しい。

また目立つには「技術革新」が必要になりますが、開発コストが嵩むことからも値上げに直結する可能性があり、何より体力のある大手企業ではないと厳しいと指摘しています。
例えば、Galaxy Z TriFoldのような製品や、Galaxy S26 Ultraのような新機能を無名メーカーが作ったとしても注目は集まるでしょう。しかしディスプレイ開発は高度に専門化された分野であり、新しい道を切り開くにはSamsungのような巨大企業である必要があります。
結局のところ選択肢が集約されていることに繋がる感じです。何より小規模のメーカーほど生き残りが厳しい状況にあります。
この状況で、シェアを維持すること自体に意味があるのか疑問が生じています。毎年の小幅アップデートを続けるだけでも莫大なコストがかかる中、これ以上の撤退が起きていないことの方が不思議なくらいです。
特に低価格帯の機種でシェアを維持してきたメーカーほど厳しくなる感じで、国内でみればSHARPあたりは厳しくなる可能性がある一方で、利益重視のXperiaは比較的安定する可能性もあります。
またここ数年怒涛の勢いがあったXiaomiは失速している印象で、あとはGoogleがどこまで踏ん張ることができるのか今後が非常に楽しみです。