先日より国内でも発売された「Galaxy S26」シリーズですがハードにおける進化はかなり乏しいのかなと思います。Samsungのプレゼンをみる限りGalaxy S26とGalaxy S26 Plusはおまけという感じで、あくまでもGalaxy S26 Ultraにニーズが集中するようにしています。
また韓国からの情報としてSamsungは当面「Ultra」モデルに需要が集中するようなマーケティング及び製品開発を行うで、売上と利益を最大化していく可能性があるとしています。
だいぶ前にリーカーが指摘していた通りGalaxy Sシリーズにおける「無印」と「Plus」はGalaxy Aシリーズに近い立ち位置になるのかもしれません。
200MPセンサーの誤った使い方。

SamsungはGalaxy S23 Ultraから「200MP」となるHP2を採用していますが、今回Android Authorityによると200MPセンサーの使い方が誤っていると指摘しています。
200MPのセンサーを搭載することフル解像度による高精細な撮影はクロップズームなど汎用性が高くなりますが、Samsungはディテールの改善を主軸にしているせいか、上手く活かしきれていない可能性があります。
200MPメインカメラの利点としては、1倍で撮影した写真からでも2倍〜3倍にクロップして高精細な画像を得られる点や、2倍〜4倍のロスレスズームが可能な点があります。これは特に望遠カメラを持たない中価格帯スマホでは大きなメリットです。しかしUltraシリーズにはすでに3倍の望遠カメラが搭載されているため、メインで無理にクロップする必要はありません
ただGalaxy S26 Ultraでは光学3倍の望遠センサーは前モデル対比で小型化しており、下手をしたら光学3倍で撮影するよりも広角に4倍のロスレスズームをさせた方が画質がいい可能性もありますが、結局ロスレスズームも出来なく、光学3倍に頼るしかありません。
同サイトとしてはHP2を上手く活かせていないことにヤキモキしているのかもしれません。
望遠で使うべき。

一時期Samsungは300MPとか400MPに対応したセンサーを開発しているとの話がありましたが、今のところGalaxyが採用する気配はありません。また画素数がどんなに高くなったとしてもセンサーの使い方が変わらないのであれば恩恵を受けにくいことに違いはないのかなと思います。
そして同サイトは高画素を活かすためにも「望遠」で採用すべきだと指摘しています。
むしろ200MPは望遠カメラにこそ適しており、高画素を活かして高品質な長距離ズームが可能になります。例えば50MP望遠でも一定のロスレスズームは可能ですが、それ以上はAI補正頼みになります。一方、200MP望遠ならさらに先まで高画質を維持でき、vivo X300 ProやXiaomi 17 Ultraでは10倍前後でも良好な画質を実現しています。OPPOも200MP望遠で13倍ロスレスズームを謳っています。さらに最近の200MP機ではマルチフレーム処理によりフル解像度撮影の品質も向上しており、後からのクロップでもより自然で高精細な画像が得られます。
もし5倍の200MP望遠が実現すれば、10倍や20倍でもロスレスに近い画質が可能になるかもしれません。ただこれを実現するには技術的ハードルがあることに違いはありません。
もちろん他社と比較してつけた名称ではないと思いますが、中華系のUltraと比較するとGalaxy S26 Ultraのカメラは劣っている印象です。むしろUltraを冠していないPixelやiPhoneよりの印象を受けます。
搭載機種が限定的とはえいSonyですら200MPに対応したセンサーを発表していることからも、Samsungが200MPで差別化するのは難しいのかなと思います。むしろ中華系をみると200MPセンサーはコストをあまりかけずズーム画質を底上げできる手頃なセンサーという感じで、正直HP2も前ほどの付加価値はなくなったのかなと思います。