Google Pixel。2026年唯一の勝ち組市場を独占へ

先日に国内でもGoogle Pixel 10aが正式発表され、価格に関してはアメリカと同様に前モデル対比で据え置きになっています。Google Tensor G4を継続採用していることからも値下げするべきだったとの声もありますが、今や販売を継続するだけでもリスクで一部メーカーは価格改定を行なっています。

分かりやすい進化がないとしても最新機種を価格据え置きで出すことが出来たのはすごいのかなと思います。一方でどのメーカーの機種も値上がり傾向が強く今年は前年対比で大幅に出荷台数が減少すると言われています。

値上げ回避は厳しい状況。

そもそもスマホの値上げに直結している理由としてはRAMやストレージの供給不足が原因となっています。AIの需要増加に伴い「データセンター」の建設ラッシュとなっていることからも、RAMやストレージの供給が追いついていないです。

そして今回Counter Point Researchによると2026年もコスト増加の状況は継続するとしています。

2025年末から2026年前半にかけて大幅な上昇が続いています。その結果、スマホの部品コスト(BoM)は大きく増加し、約800ドルの端末ではメモリだけでコストの40%を占めるようになりました。2026年Q2までにBoMは150ドル以上上昇し、最終価格も200ドル以上(25%以上)値上がりする可能性があります。

あくまでも今回予測は短期的ですが、2026年後半にはさらにコストが増加してもおかしくない状況になります。何より現状だとどんなに進化がないとしても最新機種を出すだけでも値上げに直面する感じで、さらに既存機種の販売を継続するにあたって追加生産するだけでもコスト増加に直面する感じです。

需要が高まっている価格帯。

一方で2025年においてもっとも成長した価格帯は$700~$999の機種で、ざっくりといえば「お手頃なフラッグシップ」になります。上記の画像からもグローバル全体で見れば25%も成長しており、市場別で見れば中東・アジアでは54%も成長していることを確認することが出来ます。

そしてこの価格帯の機種の人気が高まっている理由としては性能と価格のバランスが優れている点にあり、高機能を求めつつも超高価格帯の機種を避けたいユーザーに支持されているとしています。

しかし2026年は状況が変わり、価格上昇の中で「小さな進化」では通用しなくなります。例えば Galaxy S26 や Xiaomi 17 は性能向上はあるものの変化が限定的で、特にGalaxy S26は価格上昇もあり「マイナーアップデート」という印象を持たれる可能性があります。

なのでメーカーにとってはかなり端末設計が難しい時でもあります。

Google Pixelに兆し。

そして9To5Googleによると、このお手頃フラッグシップモデルの中で、もっとも注目を集める可能性があるのは「Google Pixel」だとしています。Pixel 10aは該当しませんが、$799で販売されているGoogle Pixel 10は丁度いい価格帯になります。

最大モデルを除けば、Pixel 10シリーズは Galaxy S26 series や iPhone lineup と比較しても非常に競争力があります。例えば799ドルでも、12GB RAM、Tensor G5プロセッサ、4,970mAhバッテリーが搭載されており、上位モデルにしても「手の届く価格帯」を大きく超えることはありません。

比較対象として分かりやすいのは Galaxy S26 ですが、こちらは基本ストレージの増加以外に大きな進化がなく、その分価格が上昇しています。Galaxy S26 Ultra は別格の存在ですが、価格はこの“手の届くライン”を大きく超えています。こうしたプレミアムモデルが販売数を維持するには、より明確な付加価値が求められるでしょう。

今後もGoogleが$800前後で明確な進化を提供できるのであれば、データが示す通り、世界的により人気のある選択肢になる可能性があるとしています。だからこそまずはGoogle Pixel 11シリーズの価格がどのようになるのか気になるところです。