少なくとも今年の上半期に国内で正式発表された機種をみても前モデル対比で値上がり傾向が強いです。Xiaomi 17 UltraやGalaxy S26 Ultraなど各社最上位モデルは約2万円の値上げとなっていますが、そもそも価格が高かったこともあり正直そこまで一気に高くなった印象は受けないです。
一方でPOCOなどコスパがいいと呼ばれていた機種は前モデルが7万円ちょっとだったのが10万円弱になるとかなり高くなった印象を受けます。当たり前ですが安かった機種ほど後継機種で値上げされるとインパクトが大きいです。
そして今後登場する機種に関しても今後値上げされる可能性があります。その中でAndroid AuthorityによるとGoogle Pixel 11が成功するか失敗するかのキーは価格になると指摘しています。
値上げ傾向がかなり強い。

国内でみるとGalaxy S26 Plusは久しぶりの「Plus」モデルとなっていますが、良くも悪くも前モデルの取り扱いがなかったことから、表面的に見れば高いことに違いはありませんが、高くなったという印象はありません。
その典型例が2月に登場したGalaxy S26シリーズです。どのモデルも前世代から大きな進化がないにもかかわらず、価格は上昇しました。ベースモデルは800ドルから900ドルに値上がりし、Plusモデルの512GB版はなんと180ドルも上がっています。
また直近の情報からも、Samsungは韓国においてGalaxy Z Fold7やGalaxy S25 Edgeの一部容量構成を値上げしており、さらにvivoやOppoに関しては中国で既存モデルの一部で値上げしています。
つまり新製品が高くなるのはもちろん、既存モデルですら販売を継続している以上はコスト増加に直面して値上げ回避が難しい状況となっています。ちなみに同サイトによれば2024年に発売されたPlayStation 5 Proは$700から$900に値上げ予定と、ガジェット全体で厳しい状況になっています。
$799を超える可能性。
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SamsungはiPhone 17で値上げされなかったことからも、その当時開発していたGalaxy S26のプロトタイプをやめ、よりコストカットを優先したプロトタイプを製品化したとまで言われています。
ベースモデルが256GBになったということもありますが、結局そこまでしても価格が$899からとなっており、前モデル対比かつ最低価格でみれば$100の値上がりになっています。一方でSamsungほど規模の経済を活かすことが出来ないGoogleに関しても値上げ回避は厳しい可能性があります。
新しいTensor G6チップが搭載されるのもほぼ確実です。このG6はTSMCの高性能(かつ高コストな)2nmプロセスで製造されると見られています。これだけでも、カメラやディスプレイ、RAM、ストレージのアップグレードを考慮しなくても、価格上昇の十分な理由になります。現時点ではどの程度上がるか分かりませんが、899ドルになっても全く驚きではありません。
Pixel 10aで価格を据え置きに出来たのは、Google Tensor G4を継続採用するなど、進化を最低限にしたからの結果であり、最新世代のSoCを採用するPixel 11はPixel 10aのように値上げ回避は難しい可能性があると指摘しています。
値上げがもたらす厳しい立場。
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仮にGoogle Pixel 11が$899に値上げされるとした場合、主な進化がGoogle Tensor G6だった場合に、Pixel 10aとの価格差$400を正当化することは非常に難しいと指摘しています。
さらに、Pixel 11シリーズ内での立ち位置も重要です。もしPixel 11 Proも値上げされるなら、まだ納得しやすいかもしれません。しかし、Pixel 11だけが値上げされ、Proモデルが999ドルのままだとしたらどうでしょう?この場合、わずか100ドルの差でProを選べるため、ベースモデルの存在意義が薄れてしまいます。
結局のところ重要のなのは「価格」で、Pixel 11自体の価格も重要ですが、ラインナップにおける価格のバランスも重要になります。ただPixel 11が値上げされるのであればラインナップ全体で値上げされる可能性が高いかなと思っており、値上げ回避が難しいからこそPixel 10aの価格が際立つようにしてくるのかなと思います。