すでにOppoは4月に「Oppo Find X9 Ultra」を正式発表することを明らかにしており、噂通りであれば「4月20日」頃に正式発表される可能性があります。またこの感じだと大陸版とグローバル版が同時に発表される可能性もあるのかなと思います。
一方で執筆時点では正式発表されていませんが、これでvivo X300 UltraとXiaomi 17 Ultraとそれぞろのメーカーの特徴と癖がより明確になった中で、Oppo Find X9 UltraはUltraモデルでありながらも「シンプルさ」を求められている印象を受けます。
10倍望遠のメリット。

直近の情報からもHuaweiは今年Ultraモデルを発表しないとも言われており、これで主要メーカーのUltraモデルの特徴が大体分かります。その中でも特に分かりやすい違いだと思うのが「望遠」でOppo Find X9 Ultraはデュアル望遠に対応しています。
そして今回Oppoの幹部が光学10倍に対応した望遠センサーを搭載したメリットについて言及しています。
「輪郭が見える」から「細部まで見える」へ。これまでの望遠動画は、「見える」ことはできても、拡大するとアルゴリズム処理による塗りつぶしやぼやけた画質が目立っていました。今回は、内蔵テレコン(増距鏡)とカスタム大型センサーという物理的な強みを活かし、10倍域での動画解像度を“真の4K 60fps”へと引き上げました。
なのでライブ会場におけるアーティストの髪の毛一本一本が推測ではなく、光学レンズに捉えられたリアルな質感として再現されるとしています。
より臨場感のある撮影。

そして従来の望遠で撮影が難しかった部分として距離ではなく「光」だとしています。ライブの強烈なスポットライトや夕陽の逆光などでは従来白飛びや黒潰れが発生していたので、その場の雰囲気が失われがちだったとしています。
Find X9 Ultraのネイティブ10倍望遠は、全工程にわたるHDR(高ダイナミックレンジ)処理によって、光と影の階調を忠実に再現します。ステージの華やかな照明の爆発も、逆光の繊細なグラデーションも、しっかりと残せます。より豊かな光表現によって、ただの映像ではなく、その瞬間の感動まで記録できるようになります。
ただどの程度撮れるのかは実際に試してみないとなんともです。何より詳細はわかっていませんが、vivo X300 UltraやXiaomi 17 Ultraと比較するとレンズ構成が最適化されているとはいえセンサーサイズが小さいことに違いはありません。
手ぶれ補正の改善。

そして3つ目としては「気軽に撮る」が映画レベルになったと、優れた手ぶれ補正に対応していることをアピールしています。
今回は、ジンバル級のセンサー手ブレ補正技術によって、その常識を覆しました。高精度な動的補正により、手持ちでも驚くほど安定した映像を実現しています。人混みの中でスマホを掲げたり、音楽に合わせて軽く体を揺らしながらでも、追加機材なしで映画のような滑らかな映像を撮影できます。気軽に撮れるからこそ、大切な瞬間を逃さず記録できるのです。
あくまでもスペックでみればvivo X300 Ultraの手ぶれ補正は驚異的で、さらに望遠画角における動体撮影も強化されています。なのでOppo Find X9 Ultraはどこまでの手ぶれ補正に対応しているのか気になるところです。
使い分けがしやすい望遠。

何より今回のポイントをまとめると以下のようになります。
このネイティブ10倍望遠は、単なるスペック競争のためのものではありません。
- より鮮明な視界
- よりリアルな光と影
- より自由な撮影体験
これらをすべての人に届けるためのものです。
どうしてもUltraモデルになると技術でアピールすることが増えますが、今回の説明でみると、いかにユーザーにシンプルに使ってもらえるかを重要視しているように見えます。
OPPO Find X9 Ultraの開発過程で、私たちは気づきました。望遠動画の本当の価値は「遠くを撮れること」ではなく、「美しく撮れること」、そして「簡単に撮れること」にあるのだと。
専用機を買えばいいという声をよく聞きますが、専用機を使うほどの知識がない人にとっても気軽に使えるのがカメラスマホのメリットなのかなと思います。Oppo Find X9 Ultraの光学10倍望遠は正直脇役に近く、本命の光学3倍望遠や広角が控えていることを考えると恐ろしいです。