折畳式機種から離れた理由。そしてそれは今のPixelに最も欠けていること

先日にOppoは4月14日に国内でも「Oppo Find N6」を正式発表することを明らかにしており、主要メーカーの中でみればようやくGalaxyとPixel以外の選択肢が出来ることになります。

また今年の後半にはAppleが「iPhone Fold」を正式発表すると言われており、おそらく国内でも正式発表される可能性があります。そうなれば選択肢はさらに充実することになり、今まで以上に折畳式機種は注目を集める可能性があります。

一方で折畳式機種は本体価格の高さもネックですが、それ以上に「ネック」になりやすいことがあります。

折畳式機種から離れた理由。

黎明期と比較すれば折畳式機種の耐久性は大幅に改善しています。ただ昨年でみればGoogle Pixel 10 Pro Foldが海外のYouTuberが公開した耐久テストにおいて「発火」することがありましたが、そもそも非日常的なことなので特段心配する必要はないのかなと思います。

一方で今回Android Authorityが折畳式機種から離れた理由について言及しており、その理由としては「サポート」だとしています。

折りたたみスマホは一般的なスマホより壊れやすいのは事実ですが、問題はハードの耐久性そのものではなく、Samsungの対応でした。Flip 5は購入からわずか6ヶ月で画面が致命的に故障しましたが、原因はヒンジ保護用のゴムガスケットが外れてホコリが侵入したためでした。当然保証対象と思われましたが、「その部品は壊れない設計」とされ保証外となり、保険がなければ約304ポンドの修理費がかかるところでした。

正直ゴムガスケットがはずれた事例は聞いたことがないですが、それでもユーザーの過失なしではずれたのであれば設計上に問題があった可能性もあります。一方で「その部分は壊れない設計」としていますが、現に壊れている以上ユーザーからすれば製品よりもサポートに不信感を抱くだけなのかなと思います。

次の故障。

また同サイトによると「Galaxy Z Flip6」に買い替えてからも問題が発生したとしています。

続くFlip 6では、18ヶ月の間にスクリーンプロテクターを2回交換する必要がありました。英国では保証期間中の交換は無制限ですが、2回目の交換時には別店舗で「ヒンジがずれている」と判断され修理拒否、保証切れもあり350ポンド以上の費用が提示されました。実際には本体は綺麗な状態で問題は見当たらず、この対応が決定打となってFlipを手放すことになりました。

折畳式機種がバータイプと比較すると耐久性が低く、折りたためるという構造からもメンテナンスが必要なのは仕方ないかもしれません。ただ「ヒンジがずれている」とかと素人に分かるような説明なしに、修理費用だけ請求されれば、今度こそ製品自体に不信感を持ってもしかたないです。

Googleに求めること。

海外の調査結果をみると、今年はAIによるストレージやRAMのコスト増加に伴い値上げ傾向が強くなると言われています。その中で多くのメーカーは転出超過の状態になる可能性があると言われており、逆にAppleとGoogleのみは新規ユーザーの純増に成功するとも言われています。

この状況でもGoogleを選んでくれるユーザーが増えるということは、今後ユーザーを囲い込むためにもGoogleは「サービス」の質の改善は重要になってくるのかなと思います。

ぶっちゃけアメリカにおいてGoogleのサポートのイメージは最悪で国内においても賛否両論がある感じです。何よりここ数年で一気に高価格化していることもあり、今まで以上に求められる質が高くなっています。

ただその中で「壊れない」ものを作るのは無理な話で、ユーザーが万が一に遭遇したとしても安心して相談できる環境を提供できるかが重要だと思っています。なので「サポート」の質を今後改善していけば、ユーザーの安心に繋がるのでブランドロイヤリティの改善に期待できるのかなと思います。

一方で製品の魅力も重要で「Google Pixel 11シリーズ」が非常に楽しみです。